アナスタシア

Shiro

コロナウイルスの影響で公演中止を2度挟み、再開に至ったアナスタシアを観劇してきました。

公演期間：2020/3/1(日)～3/28(土)
会場：東急シアターオーブ
上演時間：160分（1幕70分、休憩25分、2幕65分）

オリジナルクリエイティブスタッフ
脚本：テレンス・マクナリー
音楽：ステファン・フラハティ
作詞：リン・アレンス
振付：ペギー・ヒッキー
演出：ダルコ・トレスニャク

観劇日：2020/3/21(土)　12:30-

キャスト
アーニャ：葵わかな
ディミトリ：内海啓貴
グレブ：山本耕史
ヴラド：石川 禅
リリー：マルシア
マリア皇太后：麻実れい
リトルアナスタシア：山田樺音
アンサンブル：遠山裕介、大柴拓磨、篠田裕介、竹内將人、西岡憲吾、三井 聡、村井成仁、山科諒馬、井上花菜、工藤 彩、小島亜莉沙、後藤いずみ、高橋莉瑚、渡久地真理子、山中美奈

チケット
S席：¥13,500
A席：¥9,500
B席：¥5,500
R席 *：¥15,000
*ロイヤルシート（R席）：オリジナルグッズ(非売品)付


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本当は公演の最初のほうの木下晴香アーニャ、相葉裕樹ディミトリ、遠山裕介グレブの回のチケットも持っていたのですが、ちょうど公演中止期間になってしまい、観られず。

この日はオーブの入り口（エスカレーター下）で、サーモグラフィーによる体温チェックをしてからの入場。会場内は9割以上の人がマスクしてたのではないでしょうか。

葵わかなちゃんはロミジュリ以来、内海啓貴さんは黒執事以来、山本耕史さんは舞台では初めて拝見しました。

葵わかなちゃんはこの日はちょっと高音が怪しいところありましたが、さすがの演技力で山本耕史グレブとのシーンできちんと説得力がありました。

グレブとのシーンは予定調和というか、まあそうなりますよね、という感じのストーリーなので、演技力がある人じゃないとなかなか難しいんじゃないかな？という印象。

山本さん、以前はRENTなど出ておられたんですよね？ミュージカルにもこれからまたどんどん出てくれたらいいのになと思う素晴らしいものを見せていただきましたよ。

また、内海啓貴さんはグランドミュージカル初出演だったんですね！？
残念ながら黒執事の時の印象が全くないので(古川さんの写真集を買った人という印象)、ほぼ初見のような感じで先入観なく見ましたが、堂々と演じられていて是非他の作品でも見てみたいなと思いました。


舞台全体としては、音楽が繊細で記憶に残るメロディーばかりで、衣装も華やかで可愛らしいドレスが多く、素敵でした。

ブロードウェイキャストでCDがありますが、日本語版でCD出してほしいなと思います。

今回は中止が度重なり、海宝さんが3公演で千秋楽を迎えてしまったり、内海さんも相葉さんもなかなか初日を迎えられなかったり大変でしたが、また是非再演していただいて、その時はいろんなキャストで見比べてみたいです！

ミュージカルを観劇できるのってつくづくありがたいことなんだな～、私にとって生命力の源だったんだな～と改めて感じた観劇でした。

心が痛むニュースばかりが続きますが、早い終息を願うばかりです。

＊以下は関連したTwitterまとめ。


＊3/25追記
脚本をされていたテレンス・マクナリーさんがコロナウイルスによる合併症でご逝去されたというニュースが飛び込んできました。
昨日もYOUTUBEでアナスタシアについてお話しされている動画を拝見したばかりでした。
数々の素敵な作品を生み出してくださってありがとうございました。
安らかな眠りにつかれますよう、お祈りいたします。

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