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オンラインサロンとは No21メモ

オンラインサロン とは!

オンラインサロンとは、「学べる・楽しめる」会員制コミュニティサービスです。
憧れの著名人や共感しあえる仲間のいるサロンで、日常にない居場所を見つけましょう!

仕組みと特徴
①オンラインサロンの仕組みと特徴
オンラインサロンは、月額会員制のオンラインコミュニティのこと。
参加者以外にしか見ることのできないチャットグループのようなもの……と考えるとわかりやすいかもしれません。
実際、オンラインサロンの活動の場として、Facebookの非公開グループといったSNSが用意されることもあります。
サロン内では、主催者が投稿する限定コンテンツを閲覧できるほか、参加者どうしで感想や意見交換を行ったり、サロンによっては会員限定の「オフ会(参加者が実際に会うこと)」を開催する場合もあります。

②どんなことができるの?
オンラインサロンで提供されるサービスの内容は主に、
「主催者の投稿」と「会員どうしの交流」の2つ。
この2つにどんな価値を設定するかによって、オンラインサロンはさまざまなタイプに分かれます。
ひとつめは「ノウハウを提供する」タイプ。
投資、ビジネス、料理、ヨガなどの健康法……といった、実際に役立つ知識を定期的にコンテンツとして提供していくパターンがこれにあたります。
メルマガなどにも似ていますが、動画の投稿があったり、主催者がオンライン上でフィードバックをしてくれるといった違いがあります。
いわゆる有名人でなくても、何かを極めた人が独自にコンテンツを発信していることが多い分野と言えるでしょう。
ふたつめは「ファンの交流所」タイプ。 芸能人などがファンクラブ的に開設するようなパターンで、ほかでは見れない芸能人の限定コンテンツやファン同士の交流といったものが提供されます。
主催する芸能人本人がメッセージを投稿することで、「距離の近さ」が感じられる点が主な魅力。会費を払った人どうしで集まるため、オープンなSNSと違っていわゆる「荒らし」が出づらいところもメリットとなっているようです。
最後は「人脈づくり」タイプ。 参加者同士の交流や情報交換を軸にしており、サロン内で立ち上がったプロジェクトを会員同士で実行するようなケースもあります。
ここでの関わりが他の仕事につながるといったチャンスがメリットとなっており、主にビジネスマン向けのサロンと言えるでしょう。
もちろん、すべてのサロンがこの3週類にきっちり分類されるわけではありません。たとえば有名な起業家や投資家が主催するサロンは①と②を兼ねている場合もあるでしょう。

③他のサービスとの違いはなに?
メルマガやブログと違い、オンラインサロンは多方向型のコミュニティである点が特徴。
参加者と主催者、参加者と参加者でリアルタイムにやりとりができるため、教材だけを提供されるよりもきめ細かいケアをしてもらえたり、ファン同士の連帯感が強くなったりするといった魅力があります。
実際にイベントに参加するよりは簡単で、メルマガなどを登録するよりは充実している…という、両者の中間のような位置づけにあるサービスと言えるでしょう。

メリットデメリット
①仕事や人脈につながることも?オンラインサロンのメリット
* 参加者同士の交流
* 同じ目的のもと集まる仲間ができるため、切磋琢磨できる状況に身を置けるのは、オンラインサロンのメリットであると言えるでしょう。その場限りになることが多いセミナーとは違い、サロンに所属する限り常に意見交換ができることも魅力です。
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* 質の高いコンテンツ
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* 一般には有料で公開されているコンテンツが無料で読めたり、セミナーへの参加費が無料だったりするサロンも。参加者同士でノウハウや成功談が共有されることも多く、専門性が高く良質なコンテンツが集まりやすいのがオンラインサロンです。
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* また、オーナーやオーナーが提供するコンテンツに価値を感じている人だけが集まるクローズドな場であるだけに、不特定多数に向けては語られにくい本音を聞くことができるのも特徴。
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②「会員制」だからこその弊害…オンラインサロンのデメリット
クローズドなコミュニティであるため、外からは実態を掴みにくいオンラインサロン。入会してから「思っていたのと違った」というトラブルもでています。

* 期待していただけの活動がない
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* 頻繁にコンテンツが提供されるような説明があったのに、実際には何ヶ月も投稿されなかったり、新規入会者へのフォローがなく傍観者にならざるをえなかったりと、安くはない月額料金を払ったにも関わらず、十分なサービスを受けられていないと感じるケースです。
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* セクハラなどが顕在化しにくい
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* 女性会員に対して、男性会員からしつこくデートの誘いがあるなどのトラブルも一部のサロンでは起きています。クローズドな場であるため、被害者には受け入れるか泣き寝入りするかの選択肢しか与えられず、顕在化しにくいという問題があります。
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* タダ働きをさせられる
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* サロンの運営の一部を参加者に任せているサロンもあります。そのようなサロンでは、会費を払って参加しているにもかかわらず、オーナーから指示を受けて働くような状況になることも。
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* オーナーが強いカリスマ性を持っている場合に多く、サロン内でそれが「常識」になっているとおかしいと言い出せないケースも多いようです。
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③利用すべき?しないべき?利用する際に気を付けたいこと
オンラインサロンの中には、素晴らしいコミュニティがあることも確かですが、中には情報リテラシーが高くない層を狙って洗脳に近いことをするサロンがあることも事実です。
オンラインサロンの難しいところは、クローズドであることが前提なために、入会前にサロンの実態を掴みにくいこと。良心的なサロンでは、体験入会期間を設けていることが多いので、体験入会は積極的に利用したいものです。また、すでに入会している友人がいる場合は、入会前に話を聞くなど、事前のリサーチは入念に行いましょう。
入会後に、サロン内で投資を勧められたり、タダ働きあるいは極端に安い単価での労働を提示された時は、サロン外の人に相談するのも手です。クローズドな場にいると、どうしてもそれが当たり前のような感覚になってしまうため、少しでも違和感を覚えた時は外の人の意見を聞くのがベター。
そして、怪しいと思ったら、退会という決断をすることが重要です。「せっかくお金を払って参加しているのだから」とずるずると居つづけてしまうのが最もよくないパターンです。長くいればいるほど、おかしいものをおかしいと思える判断力が鈍ってしまうので気をつけましょう。

作家、実業家、アスリート、ブロガー等、専門的な知識を持っていたり、ある分野で優れたスキルや経験を持つ個人、又は複数のメンバーが主宰者となり運営している。
オンラインサロンは、月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティ(クローズド)の総称である。
また、アーティスト・アイドル、モデル、テレビタレント・アスリートのファンクラブとして活用される例もある。
2012年に「シナプス|Synapse」(シナプス)がオンラインサロンプラットフォーム事業を開始して以来、2015年に「Salonde」(サロンド)、2016年には「レジまぐ」「DMM オンラインサロン」「COMMY」(コミー)、2019年には「A-port オンラインサロン」がオンラインサロンプラットフォーム事業に相次いで参入した。
2017年にはDMM.comがSynapseを子会社化。 2019年にSynapseがサービス終了し、幾つかのサロンはDMM オンラインサロンに移転された。
特徴

* クローズドなコミュニティであり、基本的にオンラインサロン内の内容に関して外部への情報流出は禁じられている為、意見が異なる人やアンチユーザーによる炎上リスクが小さく安心してやりとりが楽しめる。
* 専門的な知識を持っていたり特定の分野で普段接する機会が少ないカリスマ的な存在の主宰者と気軽に双方向にコミュニケーションができる。また、WEB上という事もあり、居住地に関係なく参加する事が出来る。オンラインサロンによっては、一方的に主宰者が情報を発信するタイプもある。
* ビジネス系のオンラインサロンが多いが、ファンクラブのようなコミュニティも多々ある。
* オンラインサロンによっては会員限定でのオフラインイベントの開催もあり、WEB上だけの活動にとどまらない
* 堀江貴文イノベーション大学校[の様にユーザーが主体的にイベントを実施したり運営するなどイベントやビジネスが生まれる事がある。
利点

オンラインサロン主宰者
* 主宰者自身、また主宰者のコンテンツの価値についてよく理解しているユーザー向けに情報を提供できる。
* 炎上リスクやアンチユーザーを恐れることなく安心して活動ができる。
* コアな支持層やファンから会費を徴収することで、自身のコンテンツによるマネタイズが可能になる。
オンラインサロン入会者
* オープンな場ではオープンにしていない主宰者の本音や、クローズドの空間だからこそ話せる情報や裏話などを知ることができる。
* オンラインサロン主宰者の投稿に意見を述べたり、質問や相談を投げかけたりと主宰者と気軽に交流ができる。
* 趣味嗜好が近しい他のオンラインサロンメンバーとも気軽に交流することができる。特にオフ会ではメンバー同士の交流が盛んになる。
悪徳サロン

2018年現在、500以上のサロンに延べ30,000人、流通総額も年間10億円規模になっているが、クローズドのサロンの故、法外な価格やありもしない陰謀論を述べるなど、悪質なサロンも存在する。悪徳オンラインサロンの見分け方としては、「稼げます」と断言していたり、会員数が急速に減っている、あるいは割引キャンペーンをしているなどがあげられる。
利用状況

2014年に始まった堀江貴文サロン以降、急速に利用者が増えている。
2015年にネット上で炎上をした直後の岡田斗司夫がオンラインサロンを開設したことでも話題となった。
2016年に小室哲哉がオンラインサロンを開設し、ビジネス系以外のジャンルのサロンも増えてきている。
2018年7月、西野亮廣(キングコング)のオンラインサロンが会員数8,000人を突破する(2018年7月21日時点で国内最大)
2019年4月、朝日新聞社A-portが「A-port オンラインサロン」を開始、佐藤優もサロンを開設したことで話題となった。

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