笑わない数学 第6回(虚数)イラスト制作過程(ガールズバンドから魔法少女へ)

画像1 今回の虚数のイラストは、仕上がりを見るために途中で何度も出力して見ていたのですが、その画像が残っていたので記事としてまとめてみます。ご興味のある方(いらっしゃるのか...?)はご覧ください。最初は、実数と虚数でガールズバンドを組んだら...というイラストを描くつもりだったんです。予告を見た時のイラストで虚数をロックファッションにしちゃったので、その流れでバンドを組ませることを考えました。
画像2 ざっと描いてみたところ。色は適当につけたので垢抜けない感じです。
画像3 同じ人物をコピーして、髪型と服を変えてペアに。色を付け直しました。笑わない数学のシリーズは同じ配色を使うことにしています。
画像4 文字を消してみました。
画像5 プラス記号を入れると数学っぽい雰囲気に。
画像6 複素平面の上に立たせてみました。
画像7 軸を入れて...
画像8 プラス記号と軸が中央に来るように微調整。手元と指、ギターの弦などはまだ描いていません。この後、虚数について予習をした影響で、違うイラストを描いてみることにしました。
画像9 今では小学生でも使っている「数直線」は、遠い過去に発案した人がいて、そのおかげで、0や負の数について理解しやすくなったのですね。それと同じように複素平面を考え出したおかげで虚数がわかりやすくなり、広く受け入れられるようになった..というエピソードにとても惹かれました。ステッキを振って、実軸と虚軸を出現させ、複素平面という新たな地平を開く魔法少女を描くことにしました。
画像10 世界を変えるのではなく、虚数が見えるようになる、ということを中心に押し出してみました。
画像11 色をつけてみました。台詞もちょっと変更。
画像12 スーツの丈など、細部を調整しました。虚数のチョーカーを描くのを忘れてますね。
画像13 ここで完成です。ここまで見て下さった方、ありがとうございました!

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