MOでカードレンタルをする方法

読む前に注)英語が読める人はこの記事を読まなくても普通にManaTradersのサイトに行って登録すればいいと思います。ちょっとレンタルのルールが複雑なので、英語がちょっと不安な方向けの記事です。

こんにちは、どろんこかばと言います。
僕はマジック:ザ・ギャザリングの競技志向のプレイヤーで、普段は家でMagic Online(以下、MO)で練習しています(最近はリミテッドやスタンダードはArenaが主流になってきましたが)。

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MOでは現実世界と同じようにカードを買って(厳密にはゲーム内通貨のようなものを介して)コレクションしてデッキを組まなければいけません。
ゲーム内でのカードの価格は、現実よりも少し安い程度です。
つまり、同じデッキをリアルとMO両方で組もうと思うと倍近い金額がかかるということです。
最近ではスタンダードのカードの値段の相場も上がり、Tier1デッキを1つ組もうとすると5万くらいかかることはざらです。

※Tier...デッキのランキングのようなもの。数字が小さいほど格が上。Tier1は1軍に属する強いデッキ。


モダンやレガシーであれば1つのデッキを組んで長く遊ぶこともできますがスタンダードのようにデッキの寿命が短いフォーマットでどんどんデッキを組み替えるのは現実的ではありません。カードの売り買いも結構手間がかかりますしね。
その悩みを解決してくれる、MO内のカードのレンタルを提供している業者がいますので僕が使っているサイトでのレンタルの仕組みとやり方をご紹介します。カードレンタルなら月額定額で、ちょっと試してみたいデッキをその場でレンタルして使用することができます。

実は2年前にManatradersレンタルを始めたときにすこし導入ブログを書いたのですが、最近になってその記事を読んで始めてみたという方が何人もいらっしゃったことを知って、続きを書くことにしました。

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↑なんと検索結果のトップに。
※追記2021/01/11
おかげさまで現在ではこのページが一位になっています。

ManaTraders

MO内の売買bot(ショップのようなもの)を運営しているManatradersではカードのレンタルサービスを行っています。

こちらのURL(https://www.manatraders.com/?medium=dorokaba)からサブスクリプション登録すると僕に数チケットはいるらしいので良ければこちらからお願いします!

さっそくアクセスしてみましょう。イカしたトップ画面ですね。

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レンタルの種類

さてさっそく登録しようと思って下にスクロールしてみるとなにやらいろいろ書いてあります。

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RENT MTGO RENT PAPER TIXS MARKET...???
・・・なるほど、わからん。

どういうことか説明しますと、ManaTradersではリアルのカードのレンタルもやっているみたいですが現在は準備中になっているようです。
[View Subscriptions]を押してもいいんですが、プランのより詳細を確認するために下にスクロールしてみましょう。

サブスクリプションプランの選択

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ちなみにさらにスクロールすると

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FREEプランの登録ができます。
とりあえずはじめてみたい人はFREEプランでやってみるのも手かもしれません。
ですが今回は有料プランで説明しようと思います。たぶん無料プランでも流れは一緒だと思います。

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有料プランに話を戻します。
安いほうからBASE, PREMIUM, GOLD, ULTIMATEです。違いはなんでしょうか。
各項目は以下の通りです。

Rental Capacity: 一度に借りられるカードの総額です。1tixは1ドル=100円ちょっとだと思ってもらって大丈夫です。BASEプランだと10000円ちょっとまでのカードを一度に借りられるってことですね。
How many months?: 最初に6ヶ月で契約すると15%、12ヶ月で契約すると25%割引になるようです。6ヶ月/12ヶ月を過ぎるとそこからは月々の自動更新になるようです。(そこから先の月額が割引き価格になるのかはちょっとわかりません。わかる方いたら教えて下さい。)

レンタルだけでデッキを組もうとするとBASEプランでは足りないかもしれませんね。僕が登録しているのはPremiunプランです。
それでもモダンの高額デッキは組めないこともあるので、よく使うカード(土地など)は買っておくなどして工夫しています。

その他Manatraders用語

MANAHOURS: 1か月にカードを借りていられる時間です。1ManaHourは1tixのカードを1時間借りていると消費します。5tixのカードを4枚、10時間借りていると5*4*10で200ManaHoursを消費します。
CARDS: 一度に借りられるカードの枚数です。
SELLING & BUYING TICKETS: Manatradersでチケットを売り買いするときに、割引&割増されます。


注)数年前、僕が登録したときはプランのRENTAL CAPACITYが最初から満額借りられるわけではなく、最初は半分くらい?で毎月の更新で徐々に上の一覧の表示額まで上がる仕様だったのですが、最近登録した人に話を聞いたところ現在は最初から満額まで借りられるようです。
僕の前のブログの情報は古いのでご注意ください。

登録

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プランを選択するとMOのユーザー名を入れるダイアログが開きます。
カードの貸し借りはMOのトレード機能を介して行われるため、正しいMOアカウントを入力してください。
クーポンコードをお持ちの方はこちらで入力。
長期契約をして割引を受けたい方は月数を選択して[Subscribe <プラン名>]を押してください!

ここで利用できるクーポンコードを配れるように現在申請中です!

ユーザー登録

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するとログインもしくはユーザー登録を求められます。
以前はManatraders独自のアカウント作成ができたのですが、現在は各種サービスとの連携でしかユーザー作成ができなくなっているようなので、Gmail, facebook, twitter, Paypalのいずれかで認証を行ってください。

支払い方法の選択

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ユーザー作成が終わると支払い方法の選択を求められます。

クレジットカード登録画面

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PayPalアカウント連携

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クレジットカード情報を入力するか、PayPalアカウントでログインして支払い設定をしてください。PayPalアカウントでManatraders認証を行った場合はこちらの画面は飛ばされるかもしれません。

身分証明

※この記事のキャプチャは撮影用に普段使っているManatradersアカウントとは別のアカウントで作業しています。この先は進むと新たに課金されてしまうので最新のキャプチャが取れていません。もしかしたら手順など違うことがあるかもしれませんがご了承ください。

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ID(身分)証明のために免許証のアップロードを求められます。
免許証に記載されている名前と支払い設定したクレジットカードもしくはPayPalアカウントの名前が一致している必要があります。
※免許証がない方は政府が発行する証明書(パスポートや国民身分証のようなもの)が必要と書いてあります。たぶん健康保険証などでも大丈夫じゃないかと思います。

カードのレンタル予約

さて、登録はできましたね?できない?わからないことがあったらtwitter:@dorokaba までリプライください。

それではカードをレンタルしてみましょう。
カードをレンタルするには、Deck Builderで必要なカードを登録します。
このDeck Builderはほかのサイトのデッキビルダーのようにデッキを保存したりMO形式でインポート・エクスポートすることができます。

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検索ボックスからカードを検索して追加していきますが、もちろん英語名だけだしめんどくさいです。
そこで、トーナメントデッキのリストをコピーして変えたいカードだけ変更する方法があります。

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ページ上部の[TOURNAMENT DECKS]をクリックして、フォーマットを選びアーキタイプの[Buy or Rent]を選択すると大会結果のデッキが出てくるので、選んでクリックするとデッキビルダーが開いてデッキが表示されます。
あとは入れ替えたいカードを入れ替えるだけ。一部のカードを借りたい場合は、借りたいカードだけ登録すればいいです。

カードの絵柄やエキスパンションが選べますが、借りるカードの絵柄やエキスパンションは指定できません。空いているものから順に割り当てられます。

準備ができたら右の[RENT DECK]をクリック。(ここでRENT DECKが押せない場合は、DECK内のカードが上限を超えている可能性が高いです。エラーメッセージがでるはずなので確認してください。)

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ユーザー名を入れるダイアログが開きます。たぶん、友人とかのアカウントに借りさせることもできます。
2.は「ついでにチケット買いまへんか?」ってことです。レンタルの際のトレードで一緒にチケットを渡してくれるので楽です。

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[Rent]を押すとbotがカードを準備してくれます。
カードの準備が終わり100%になると、自動的にbotからトレードが申し込まれます。
ここでトレードに応じなかった場合、30分でキャンセルされるので安心してください。トレードしなかった場合はManaHoursの消費はありません。

注)欲しいカードが現在レンタルで出払っていると時間がかかることがあります。特にMOPTQやChallengeの前などは特にレンタルが集中するようです。大会に出るなどで絶対にカードが必要な場合は早めに借りておいて保持しておいたほうがいいです。

MO内でカードを受け取る

今日MOがメンテなのでここの画像がとれませんでした。

カードの準備ができると、botからトレードのオファーがあります。Acceptしてトレードでカードを受け取ってください。
botはレンタルするカードしか持っていないので、Ctrl + Aで全選択してトレードリストに入れて大丈夫です。
これでレンタルは完了です。
ここで重要なことをひとつ。借りたカードでリーグにジョインしている場合、リーグを終えるかドロップするまでカードを返すことができません。
リーグにジョイン中はデッキに入れているカードをトレードすることができないというMOの仕様があるからです。
ただしManatradersのリーグポーズという機能を使用してリーグの途中でManaHoursの消費を一時停止することができます。

リーグポーズ

Manatradersにはリーグポーズという機能があります。
どういう機能かというと、「僕は今リーグ中なのでカードを返せませんよ」という時はリーグポーズボタンを押しておけば最大48時間、月8回まで(ここらへんかプランや継続月数によって変わるかもしれません。僕の場合です)ManaHoursを消費しないようにできるよという機能みたいです。

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サイドバーのManaHoursから[League Pause]ボタンを押すとManaHoursの消費がストップします。上記の通り月当たりの上限があるのでリーグが終わったらさっさと返却しましょう。

カードの返却

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カードの返却は上メニューのMY ACCOUNT→サイドメニューの[MTGO Rents]をクリック。
[Request Return cards]的なボタンをクリックするとbotからトレードのオファーが来て、勝手にコレクションから持って行ってくれます。
このときトレードに使用するバインダーを全カードにしておかないとbotがレンタルしたカードを選択できないので注意してください。

バケーションモード

Manatradersには、しばらく使わないなというときに一時的に課金を止める「バケーションモード」があります。アメリカらしいですね。
バケーションモードには「ショートバケーション」「ロングバケーション」があります。

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Short Vacation Mode: 最近の90日間のうち15日間使用できます。4か月のうち2回使用できます。
Long Vacation Mode: 制限がないかわりに、1/5の料金が継続して課金されます。

サイドメニューのVacation Modeから選択できます。

ManaHoursを使い果たすとどうなるの?

ManaHoursは1か月に一度割り当てられます。
その月の間にManaHoursを使い果たしてしまっているのに、カードを借りたままの状態でいると、そこから自動で10000ManaHours($5)の課金が発生します。それを使い果たすとまた$5...と永遠に課金され続けます。注意してください。
ちなみに残りManaHoursはサイドバーのDashboardもしくはManaHoursからチェックできます。

ロールオーバー

余ったManaHoursは、次月に繰り越すことができます。これをロールオーバーといいます(というかRoll overを訳すと繰り越し)。
ロールオーバーできるManaHoursには上限があり、Dashboardで確認することができます。

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ロールオーバーされている時間はマイナスで表示されます。

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諸注意

・カードを借りっぱなしにしているとすぐにManaHoursが尽きます。基本は使う時だけレンタル、終わったら返すという使い方をしてください。
・課金は自動更新です。

まとめ

いかがだったでしょうか。いかんせん文章を書きなれていないので、言葉足らずや説明不足があるかもしれません。
質問や追記してほしいことがありましたらツイッターにてご連絡ください。
気が向いたら更新するかもしれません。

ほなまた・・・







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