白い糸
絹のようになめらかで
透き通っていながら
弱さを見せない君
みずうみはどこまでも深く青い
流れる糸を 辿る
さらさらと 白くこぼれて
涙が落ちたら かき乱れて
芯があるのに滑らかで
すべてを拒むことはない
しなかやな強さのあなた
海は空をうつしこむ鏡
流れる糸を 辿る
さらさらと 白くこぼれて
涙が落ちたら ひとつになれる
約束しよう
源は同じ 水は沢をひたすらに進む
細く太くうねりながら
数多の熱と冷たさをくぐり抜けて
いつかまたきっと
固く結び合えると。
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