春の味「そら豆」の味噌づくり
春になって八百屋さんの店頭に並ぶもの。
タケノコ、春キャベツ、新じゃがいも、菜の花、フキノトウ、まだまだあるでしょうが、今回のテーマは
そら豆
いつもは塩でささーっと茹でて食べてきましたが(お店で食べた「焼きそら豆」もたいそう美味しかったものの、いまだチャレンジできていません)、今回はそら豆のお味噌に挑戦。
そら豆について深く考えことなどなかったのですが、お味噌になってくれるそら豆に敬意を表して少々リサーチしてみました。
そら豆についてのウンチク少々
私が購入したそら豆の産地は鹿児島県と書かれていたのですが、生産量を見てみると
やはり、鹿児島県が1位で全体の1/5ほどを占めているようです。
原産は北アフリカ、南西アジア。中国を通って日本へ伝わったようです。
私は子供の頃にそら豆を食べた記憶がないので、最近になって生産が増えたのだと思っていたのですが、この同じサイトによると、「最近は激減」とのこと。ちょっとびっくりしました。
そら豆味噌づくり
塩ゆでにしたそら豆はサイコーですが、今回はグッとガマンして、お味噌づくりに挑戦。
そら豆+塩+麹+唐辛子=豆板醤
そう! そら豆のお味噌と言えば豆板醤です。
出来上がった豆板醤で、マーボー豆腐づくりを夢見る私。
これまで豆板醤と言えば、ユウキ食品さんの豆板醤にさんざんお世話になってきました。念のためこちらの豆板醤も常備はしておきますが、「手作りの豆板醤」ちょっとマニアックな感じで友だちに「作ったよ」と威張れそう、という下心も。
と言うことで、まずは作り方。こちらの2つのレシピ⬇️を参考にしました。
①サンダー・キャッツさんの本を日本で出版した「Ferment books」の編集者、「ワダヨシ」さんが書かれた記事。乾燥唐辛子と生唐辛子でつくり比べてみたというのが面白い。
そして、もう一つのサイトは発酵の大御所、小泉先生のサイトのレシピ。こちらは生豆と完熟豆とでつくり比べています。
豆板醤づくりはこんな感じで
材料はこちらです。
そら豆を茹でて(やっぱ、塩茹でで食べたい!けれど、今回はガマンガマン)
配合具合を計算するために茹でたそら豆の重量を量ります。いつもは豆の薄皮も食べちゃうのですが、今回は剝きました。
材料はそら豆200g、塩50g、韓国唐辛子40g、米麹60g
ジプロックに入れて、豆を押しつぶして、混ぜます。
いい具合に混ざったと思ったら、容器に入れて表面にラップをかけて仕込み完了。
あとは寝かせるだけ。腐敗が怖かったので、今から考えると塩を多く入れすぎたような気がしますが、細かいことは気にしない・・・ようにします。
早ければ一カ月ぐらいで調味料として使えるようになるらしいのですが、きっと半年ぐらいは寝かせておくと思います。
もう一つ。緑色のお味噌
せっかくなので、大豆の代わりにそら豆を使ったお味噌もつくってみました。大豆にくらべてそら豆はお値段も高いですし、出来上がりの味が想像できないので、おそるおそるビン一つ分。
そら豆4:米麹4:塩1の割合。
きれいな緑色になりました。これがどんな色に変化するのか、どんな味になるのか、楽しみです。美味しかったらいいな~。
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