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振り子の原理


自然死できなかった意識がかかえる闇は深くなる

自分で自分の肉体に傷をつけるとき

社会の枠におさまりたくてもおさまれない苦痛も。
社会の枠からはじき出されるであろう恐怖も。
理想と現実の乖離かいりも。
根底には他人の目がある。
『他人の目』を気にしているということは
それだけで分離体験の中にいることの証明だ。

自分が他人の肉体に傷をつけるとき

人間が、自分が持っている残酷さをどんどんフォーカスすれば。
残酷さは育っていく。
自分から興味を抱いて育てる場合もあれば
親から学ぶ場合もあるだろう。
他人に指示して傷つける残酷さも
分離体験の中にいることの証明だ。

分離意識でいる間は育てた固定観念がすべてになる。
自分が創った固定観念の檻の中はガチガチに分離していた。

産まれた瞬間から分離しているようにしかみえなかった。


3週間断食したことで、すべては1つにつながっていることをあたりまえに理解するまで分離していると思い込んでいた。

『すべてが1つにつながっていること』

自分で気がつくことが何より大切なこと。
今は世の中便利になって調べればヒントは転がっている。
人生の途中からでもハイヤーセルフの導きがおりてくる状態にアップデートできれば進化のスピードは加速できる。


この世のすべては幻想なのに幻想とは気がつかず、幻想内で肉体を傷つけるために意識を強固に働かせるとそれが『瞬間接着剤』になる。

瞬間接着剤の役割は
●入り組むことで本当の意味で目が覚めにくくなる幻想を構築する。
●加害することでどんどん分離意識を強固にする。

断食以前はいつも、世の中をみて。
加害側がやったことを忘れて生きていたり。
どうしたって忖度してしまう社会内の人間が構築した法律など。
不公平だと嘆いていた。

けれど、断食以後すべてがひとつであると理解したら。
今は被害者の自分が。
もしも。
すでに本当の意味で目が覚めにくくなる幻想の内側に囚われたいつかの加害者だったとしたら?
と仮定してしまった。

分離が終わった段階で不公平ではなくなるようにできている可能性を捨てきれなくなった。

そう考えると(もしかしたら、先に押したのは自分かもしれない…。)と産まれる前に消えた前世の記憶の出来事が怖くなった。

振り子の原理が働くと

誰かが誰かを押し出せば。
押し出された誰かがはじけ飛ぶ。
もしも本当に分離しているのであれば。
はじけ飛んだまま戻ってくることはないだろう。

けれど、分離しておらず。
すべてはひとつにつながっていたら?
忘れたころ(産まれ変わって記憶が消されたあと)に戻ってきて。
今度は自分がはじけ飛ぶ。

★自殺してもその分離意識状態は分離意識状態のまま流転する。
★他殺するとその分離意識状態は複雑に分離しながら流転する。
呪い(悪口・陰口・噂話も)
人を呪わば穴二つ
もともと一つであるものを呪うことで分離させて。
分かれた二つの暗い穴(本当の意味で目が覚めにくくなる幻想)に落ちる
ということだったとしたら。
自分が落としているのは他人にみえる自分ということになる。


不快感をともなったネガティブな出来事が目の前に現れたときには。
『自分の意識の汚れ』の発露を掃除するチャンスなだけだ。
不快感の方ではなくてネガティブな現象をもたらしたように見える創造物の方をフォーカスして加害してしまうと、律儀な宇宙は自分が執着して加害したエネルギーの大きさの分だけ、同じようにみえる違う出来事や違うようにみえる同じ出来事としてしつこく現象化が繰り返されることになっていた。

神様というものが存在しているのかどうかはいまだに確信できていない。
まだ、そのレベルを探求できるベースが育っていないので物語ることはできないけれど。

振り子の原理は神的な法則ではないだろうか?

世の中の様々な事柄がどんなに不条理に見えたところで。
人知を超えた流れの中で人間は妥当に解脱にむかってぐるぐるぐるぐる回っているのだとしたら。

人間が判断をする必要すらなくなる。
力を抜いて流れに身をまかせればいい。

判断のレベルで固定観念を維持するためののりになるのだから『決めつけないこと』も大切なツールになる。


魂の目的が解脱することであったり、誰かを解脱に導くことにあるのであればネガティブな固定観念の昇華のしかたをマスターすることが必須となる。

判断したり、ラベリングせずにネガティブの処理ができれば周りで悪口を言っている人に対する見方が変化することで、自分に対する愛情表現にもつながっていることが理解できるようになるだろう。(すべてはひとつなので)

『自分と、この人は住む世界が違う』と決めつけることは分離を強めるだけなので辞めた。
『類は友を呼ぶ』も『引き寄せの法則』も分離を強めるだけなので使わない。

これからの時代は『統合』が大切。
残りの時間を大切にせいいっぱい明るく照らしていけるように…。





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