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ライフワーク始めました

この度、わたくし保坂嶺太はライフワークとして「スクーターズピットイン」を始めることにいたしました。

いやはや、センスあふれるネーミングですね。違和感のある単語の組み合わせに語感もGooood。ちょっぴりアメリカンな感じも魅力的ですね。ワイルドさもありつつ、スクーターという謙虚さも備えていて。名付け親には感謝しかございません。
※(仮)については後ほどご説明をさせて頂きます。

遠回り、遠回り。

僕が初めて大けがをしたのは幼稚園の年中の頃。自転車に乗っていた時でした。
お読みの皆さまにもご納得いただけると思いますが、子供は危険予知能力が高くありません。危ないセンサーは付いているのですが、楽しい事や面白い事を見つけるとつい熱中してしまい、それ以外のことが見えなくなります。知っていたはずの危険は視界の外。衝動的に身体が動いてしまう。ボールが道路に転がった時なんかがそうですよね。
「危ない」と親が言うのも納得です。
僕もそんなどこにでもいる子どもの一人でした。

その日は近所の友達と自転車に乗って、団地の周りで冒険ごっこをしていました。駐車場の車を戦車に例えたり、駐輪場に転がっている空き缶を爆弾に例えたり。あっちを見たり、こっちを見たり、仲間の様子を確認するために脇見をしたりして運転をしていたわけです。
あ、と気づいた時には、でこから大量の血が流れていました。
よそ見をしていた僕は正面にそびえたつコンクリートの壁に気づかず突撃。
僕の自転車は先端にドリルのついた戦車ではございません。丸出しの頭で壁にぶつかり、流血の騒ぎです。子供ながらにこんなに血が出るんだな、と思ったのを覚えています。

次にけがをしたのはバスケットボールの上でした。
その日は友達が自宅に遊びに来ていて、家で宝探しをしたり、かくれんぼをしたりして遊んでいました。子供って本当に遊びを見つけるのが上手ですよね。この頃僕が住んでいたのは2LDKの団地、大人の感覚より物事が大きく広く見えがちな子どもの感覚からしても、広い家、とは言い難い家でした。
そんな狭い家でもソファーの裏に隠れたり、椅子の上に隠れたり、カーテンに丸まってみたりして、何度も何度も遊ぶ。ビニール袋を被って「私は透明人間なので見つかりません」とか訳の分からない事を言いますからね。
ゲームとかYoutubeなんているんですかね、しかし。
とまぁ、そんな話は置いておいて。

僕は「大丈夫、大丈夫!」と言ってバスケットボールで玉乗りを始めるわけです。乗る瞬間はソファーに手をかけているので安全です。でも少し手を離せばふらふらら。友達も「無理無理」と言っているのに、僕はGo‼しました。
次の日、僕の腕にはロックマンみたいなギブスががっちりと巻き付いていました(ロックマンと例えるくらいですから、懲りていませんでした。何発ミサイルを打った事か)

人間失敗して学ぶ、とは言いますが、僕はどうもその力が弱いようで。
皆さんは同じ失敗を繰り返す事ってないですか?
つい夜更かしをしてしまう、とか
3杯予定のビールが何倍飲んだか覚えていない、とか
掃除をする予定が何故かカフェでコーヒーを飲んでいる、とか。
大小は全然かまいません。是非皆様の「つい」という失敗談をお聞かせください。ご連絡お待ちしております。

余談はさておき、僕は本当に失敗の多い人生で。どうしたものか。身体的なけがも何度も繰り返しております。

ブランコに二人乗りをして落下。
スケボーに初めて乗って落下。
工場見学で柱に激突。

工場見学は小学3年生ですからね。思い返すと「なんだかな」と阿藤快さんばりのツッコミ入れたくなりますよ。トホホ。

年齢こそ重ねましたが精神的にはまだまだ子どもなのか、目に見えない傷もたくさん負ったように思います。
一つ一つ説明しようかな。
時間としてはだいたい30時間くらいかかりますが、聞いていただけますか?
そこを、なんとか。
かんとか。
すんとか。

まだまだ遠回りをしますが、夢には良い面が確かにあります。
生きるモチベーションにもなりますし、毎日にハリも出ることでしょう。
ただ悪い面もあります。今ここにある物を大切にする気持ちを忘れがちになること。
もっとお金持ちになりたい、と思って仕事ばかりしていれば、家族や友人との時間を犠牲にすることになるでしょう。
お笑い芸人になりたい!と思ってボケ続ければ、みんなとまったりぼーっとする時間を失うことになるでしょう。

また、夢には失敗も多く伴います。なんとなく暮らしているだけでも失敗はありますが、何かを欲して行動をすれば、目標に届いたのか、届いていないのかの尺度が生まれ、失敗というレッテルが生まれます。もちろん成功の経験もありますが、夢が大きければ大きいほど途中で挫折することも多いでしょう。

かくいう私もケガを怖れぬ性格ゆえ、無謀な夢を語ることが多々ありました。それは山の向こうに自分の理想を映し出し、何とか着こうとトライすること。

初めはビジネスマン教育のプロとして、人々の個性を最大限活かせる人間として活躍しようとしました。そのきっかけとなったのは、キラキラと自信満々に活躍する大人たちが集まる企業説明会。今まで見てきた大人の中でも最高峰にかっこよく、クライミングをやったりトライアスロンをやったり、世界一周をしたりとプライベートも一級品に見える方々でした。
ですが僕は学校でいうとあまり目立たない方、1年間かけていけてる準備をしましたが、ご縁が無いと言われ就職することが出来ず、別の道を歩むこととなりました。

その後の話はほんっとうに30時間かかるので割愛させて頂きますが、コミュニケーションワークを活用し自分らしく生きれる人を増やす夢、自分の書いた文章で世の中の人を幸せにする夢、魅力を広げる代理店スタッフとして活躍する夢、本当に色々な自分になろうとしてきました。

楽しい人生でしたが、この年になってようやく気付いた事があります。
「これはもう、元来積んでいるエンジンの馬力が違いすぎる」

簡単に言うと、挫折と失敗を繰り返し
あー、これは僕には無理だわw
と思ったわけです。

自信満々な大企業の社長にはなれません!
舞台上で堂々とふるまう芸人にはなれません!
大企業のPR戦略の最適解を見せる営業マンにはなれません!
ミュージシャンにも作家にも画家にもなれません!
才能壊滅的ですからね!
あーもう無理無理無理!

32歳。絶望です。

でも意外や意外。そうか、エンジンの馬力が違うのか、と思うと肩の荷が下りたようで気が楽になりました。あ、山の向こうを目指さなくていいのか、と。

自分の暮らしている街のみんなと協力して暮らす。
自分の庭にある植物を大切に育てる。
美味しい料理を作る。
しょうもない冗談を言って家族で笑う。

身の丈にあう暮らしをすればよいのか、と。

そう思った僕はこれからどう生きていくと思いますか?
A サラリーマンとして定年まで立派に勤め上げ世の中、家庭に貢献する
B 専業主夫として家庭を支える
C 旅に出る
D また失敗を忘れて無謀な夢を持ち、心が折れる

正解は




僕にも分かりません。まだ決まっていないので。
ただライフワークとしての「スクーターズピットイン」をやることだけは決めています。
それにしてもDだったら、もう本当に保坂という人間はどうしようもないですよね。でもどうしようもない部分は克服できなさそうな気もするので、もしかしたら折れた心をお見せする時がくるかもしれません。折れた心にギブスをはめて、ロックマンみたいに手からバズーカを打ちましょう。


さて。

ようやく「スクーターズピットイン」の話が出ましたので、少しお話をさせて頂きます。

なんか色々な人を見てきて思うわけです。

馬力が強い人はいいなー、と。
仕事終わりにお酒を飲んで、カラオケ行って、朝まで飲んで、それでも仕事に行ける。

無理ですからね、絶対。
僕は寝たいですし、寝ないでやれる体力なんて持ち合わせていません。
それにどちらかというと繊細なので、大人数が苦手で少人数を好みます。

でもやっぱり馬力が強い方の力は絶大で、世の中をぐるぐると回してもいる。しかも世の中の変化スピードは加速度を増す一方。新しい情報がどんどん出てくるし、仕事もあるし、家庭もあるし。

あー、もう無理!

そういう方の為のライフワークです。
近所のおばさんが洗濯物を干している縁側で、お茶でも飲みながらゆっくり話しましょう。という取り組みです。

具体的には出張対話サービス、と銘打っています。
カウンセリング治療はできません。目標達成の支援もできません。
あ、なんか誰かに話したいな。
そんな時にぷらっと立ち寄ってください。

名前は「スクーターズピットイン」
馬力控えめなスクーターな皆さまの立ち寄るところです。きっと社会の中でエンジンをふかして頑張っていらっしゃると思います。目の前の事にいっぱいいっぱいになっていることもあるでしょう。なんとかやれているだけで本当にすごいと思います。
だから、なんかメンテナンスが必要だな、給油が必要だな、と思った時に来てください。
急須に油を入れて待っていますので。

あ、ピットインってのはF1とかのレースで車が本線から離れてメンテナンスをする所ですよ。知らない人はささっと調べる。

金額はお気持ち金額で大丈夫です。余裕のある方ない方いらっしゃると思うので、その辺は皆様のご判断にお任せします。お話を終えてから決めて頂いても構いません。ただ封筒とかポチ袋には入れてくださいね。なんとなく、マナーとして。
(学生諸君はビビるなよ。若い時はお金がなくて当たり前だから。)

なんか、ここまで長々と書いてきましたが、何が得られて、何が解消されるか、よくわかりませんね。その辺は皆さんご自身で作っていってください。皆様の人生がより良いものになればいい、そういう想いだけでやっていますので。

あ、ただ、思考の整理、みたいなものはお手伝いできると思います。昔から自分と向き合い続けて、自分も健康でいられて周りの人にも貢献できる、持続可能な生き方については自己対話を10年近くやっていますので。
話す事を通して、
気付く、見つかる、ゆるむ、太くなる、しっかりする
色んな事が起こります。
別にいいんです。大それた名目なんかなくて。
友達と話すのに名目なんかいりません。

お話を楽しみましょう。
人柄とか経歴はどっかに書いてあります。
対話する人保坂嶺太。
以後、よろしくお願いいたします。

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