アメリカに住むなら、もっとお金の勉強が必要なワケ
皆さん、こんにちは! ロサンゼルス 在住のポジティブ・ウーマンです:)
実は私、現在サンタモニカのコミュニティー・カレッジで会計とファイナンスの授業をパートタイムで受講しながら、6ヶ月の赤ちゃんの子育て中です。
理由は、アメリカで『経済的にも精神的にも自立した、お母ちゃんになるため』です!
では、お金の勉強しようと思った大きな3つの理由をシェアします。
1ーみんな平等こそ不平等という考え方
ニューヨークのマンハッタンに4年間住んでいた時、近所の学校の壁に「Knowledge is power. (知識は力なり)」ということわざを目にしました。
そして今でも本当にそうだと、実感する毎日だからです。
当時私は、日系の銀行でアメリカ人のエグゼクティブアシスタント(役員秘書)としてフルタイムで働いていました。
会社の同じ部署で、自家用ヘリコプターを所有する同僚や、同じ世代でも給料が私の4倍もらっている人もいました。
アメリカでは上司と部下の給料が、10倍以上違うことも珍しくありません。
そんな裕福な人が身近にいると驚いていると同時に、同じ街にはたくさんのホームレスもいます。
「なんでこんなに全てが不平等(極端)なんだろう」と不思議に思うことで、お金の勉強の大切さに気付きました。
アメリカでは多くの人が仕事を頑張った人と、怠けている人が同じ給料なら、それこそ不平等だという考えているようです。
実力主義、確かにそれも一理ありますよね。
しかし同じ人間でこんなにも格差があるの?…と7年経っていまだに腑に落ちないままアメリカ生活を送っています。
2ー知っているか知らないかが大きな問題
アメリカで初めて就職した時、健康保険から年金のプラン、会社によっては、ボーナスが株で支給され、それをどのように受け取るかなど、本当に書類を事細かく読む必要があるのです。
例えば個人年金制度の一つである401Kを給料の何%に設定するか。
これは、あなたが今いくらキャッシュが必要か、他の投資と比べてどのアカウントにいくら入れるかなので、同僚に聞いても答えが出ないのです。
他にも、同じ会社の社員で同じ保険会社に加入していてもプランが違えば、全く請求額は違うし、歯医者だって持っている保険によって行ける歯医者が異なります。
その上、間違えが多い国だとも思います。
私が務めていた銀行では、残業代や源泉徴収票W2にも間違えがあったのです。
だからこそ情報や知識が無い事で、確認作業ができず損している事がよくあります。
今からでも遅くありません。
もしも知識を増やしたいのであれば、移民でもお金がなくても、オンラインや無料のクラスなど数え切れないほどのチャンスがそこら辺に散らばっていることを忘れないでください。
3ーいつ解雇されるか分からない
アメリカでは会社の業績悪化だけでなく、ボスが変わったため部署ごとレイオフ(解雇)されることもよくあります。
実際私の旦那も一度解雇された経験があり、私が働いていた会社でも業績悪化で解雇された社員を何人も見てきました。
そのため常に非常用のお金をキャッシュで持っておくことが必要です。
だからこそ私は今は専業主婦ですが、常に職場復帰ができるように履歴書や勉強をしています。
アメリカでは共働きが多いため、相手に毎日夜ご飯を作ることは期待しませんが、お互い自立した関係を求める人が多いように感じます。
どうでしょうか?
皆さん色々な意見があると思いますが、確かに経済面、精神面の自立ができれば、自分の好きな時に好きな決断ができるのです。
今後は、私が勉強しているアメリカのお金事情に関しても記事を書きたいと思います。
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