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私たちが教室で「ちゃんと座りなさい!」と子どもに言わない理由

うちの教室にお問い合わせをいただく際、

「うちの子、ちゃんと座れないかもしれないので一つ年齢の下のクラスに入れてほしい」

「50分もちゃんと座っていられるでしょうか?」

「家ではじっとしてないのですが、教室では迷惑ではないかと思って・・・」

という不安なご相談が多いです。じっと座れなかった時、わが子がほかの方にご迷惑をかけてしまうのでは?っていうやつですね。

教室では「こら!ちゃんとしなさい!! じっと座りなさい!!」と怒鳴ったり怒ったりしませんよ。「先生たちは甘やかしている!」「もっとちゃんと指導してほしい」または、「うちの子には注意しても無駄だ、と投げやりになっている」と思われているかもしれませんね。

でも、考えてみて。

「じっと座りなさい!」って怒って怒って怒って→仮に座ってたとして、それって正解ですか?母親と講師の自己満足でしかないですよね。子どもさんには「ストレス」を与えただけだと思うのです。

そう。本当は、じっと座れない原因を探らないといけないのですよ。根性論や感情論で子育てはできません。客観的に分析して対処法を見つけるのです。七田眞氏から学んだ子育ては論理的です。お母さま方は、その論理的な方法を毎週のレッスンを通して、実は知らず知らずのうちに身につけていかれているのです。そして、それをおうちでも実践しているうちにいつもそういう風に考える癖が付いていくのです。

だから、

「子どもがじっと座れない。」という姿を見せてくれているのは、お母さまにとって「学び」のチャンスなのですよ。体験レッスンなどでじっと座れなかったお子さんのお母さま、叱ったり、落ち込んだりするのではなく、与えられた学びのチャンスだと思ってご一緒に原因を探りましょうね。

と、いつもお伝えするようにしています。

ほら、「不安」が「楽しみ」に変わってきたでしょう?

なぜ、座れないか?

という原因はさまざまですが、経験上、「食生活」が原因であることがかなり多いですよ。

いただいたサポートは教室の絵本購入に使わせていただきます。