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子どもの「幸せをつかむ力」を育てるには?

ファーストクラスの子育て®

心の子育て右脳教育

岩永リタです。


ご覧いただきありがとうございます。



『自己肯定感』

という言葉があります。


読んで字のごとく。


自分は価値のある存在だ。

自分はここに存在してよい。

自分は誰かを幸せにしている。

自分は何かを求めてよい。

自分の考えを持ってよい。

自分は家庭や社会で必要とされている大事な存在だ。

と感じること。


簡単に言うとこんな感じでしょうか。


かつては

教室の子どもたちの中に、

「自己肯定感」の低い子どもが

割といました。


私なんていなくても誰も困らへん。

お母さんは、「あんたがいなかったら」‥‥って口癖。

お父さんはいつも家にいない。

私の意見なんかどうせ誰も聞いてくれへん。

僕なんてどうせお荷物やねん。

僕はどうでもいいねん。

私なんて頑張っても意味がない。

どうせ何をしたってほめてもらえない。


こんな言葉を6,7歳の子どもの口から聞くと

辛かったです。


子どもたちは

狭い価値観の中に生きています。

「つ」離れ前の子どもたちは

物事を推し量るモノサシは

たったの一本。親の言葉が100%。


そして

親の言葉が本心からのものなのかそうでないのか、など

分かるはずもありません。


また、本音と建前を見極める力なんてものはありません。


親にしてみたら、

何気なく言い放った言葉でも

子ども自身はものすごく重く受け止めて、

潜在意識の中にまで入り込んでいるケースが

ほとんどです。


潜在意識に入った「セルフイメージ」は

成長の節目で

グイグイっと

様々な支障となって顔を出してきます。



小さな子どもたちには、

親の本意を汲めるような年齢になるまでは、

子どもの人格を否定したり、

まして子どもの存在を否定したり非難したり

けなしたり、

力ずくで言うことをきかせたり、

なじったり、

ののしったり、

バカにしたり

なんていうことは


冗談でも絶対に避けて下さい。



我が子が

将来もずっと幸せに生きていってほしいと願うなら、


「生まれてきてくれてありがとう。

本当にありがとう。

お母さんお父さんはあなたのことが大事。

どんなあなたであっても

いつもいつも味方だよ。」


これをずっと伝え続けることです。


「うちの子は自己肯定感が低くて・・・」

と、何やらあたかも生まれつきかのようにおっしゃる方や

子ども自身の問題のようにおっしゃる方がいますが、

違いますよ。


親の言葉や態度を含めた環境が一因ですよ。


自己肯定感の高低が

「幸せ」につながる力と相関があるのだとしたら

「幸せをつかむ力」は、

お母さんお父さん次第と言えるでしょう。


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