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犬や猫と暮らすために必要なこと

皆さんは日本にペットとして暮らす犬や猫がどれくらいいると思いますか?

最新の調査では、犬と猫を合わせて2000万匹弱とされています。15歳未満の子どもの数は約1500万人ですから、子どもよりペットの数のほうが多いんですね。

実際にペットと暮らした経験がある方はわかると思いますが、犬や猫と暮らすというのはとても素晴らしいことです。子どもの情操教育はよく言われることですが、大人だって動物から教えられることがたくさんあります。

そういった素晴らしい経験をより多くの人にと思うのですが、まずペットと暮らせる家を探すのが簡単ではありません。

賃貸であれば「ペット可」にした時点で家賃が上がり、数もグンと減ってしまいます。オーナーさんが気にされることとして「傷」と「臭い」があるようです。

傷については犬も猫も同様で、フローリングに細かい爪痕が付いてしまいます。本当に細かい傷ですが、気にされる方はいるかもしれません。

ただ、滑る床というのは犬も猫も腰や関節に良くありませんので、そもそもそういった環境は望ましくありません。もともとがフローリングの場合は、カーペットやジョイントマットを敷くのがいいでしょう。

猫に限って言えば壁紙で爪とぎをされる可能性もありますが、保護するシートを貼ったり使い捨ての爪とぎを増やしたり、対策次第で解決できます。

臭いについては飼い主さんの飼い方次第といったところで、ブラッシングやトリミング、シャンプー、トイレの掃除が適切にされていれば問題にならないはずです。

オススメしたいのは次亜塩素酸水を使った空気清浄機で、安全に高い消臭効果を期待することができますよ。

ペットの問題についてペット可物件をお持ちのオーナーさんに取材したことがありますが、「特に問題だと思ったことはない」と仰っていました。それより、「タバコの臭いを付けたり壁を殴って穴を開けたりする人のほうがよっぽど困る」とのこと。

もちろん集合住宅であれば犬嫌いな人がいたり鳴き声が問題になったりするかもしれませんから、ルールを作って環境に合った飼い方を広めていく必要がありますね。

ペットと暮らす上で最も注意してほしいのは、「脱走」です。犬が玄関から飛び出して、そのまま車にひかれてしまったという話は珍しくありません。猫の場合も二度と帰ってこないかもしれません。

そのため理想的なのは、玄関の前に内扉があって勝手に出られないこと、マンションの場合は内廊下があれば間違って玄関を出てしまってもすぐ捕まえられます。それらが無い場合は、脱走防止柵を活用するといいでしょう。ベランダも同様に注意が必要です。

最後に、初めて犬や猫を迎えるという方がいれば、ぜひ大人の保護犬・保護猫からご検討ください。

子犬や子猫がかわいいのはよくわかりますが、その時期はあっという間に過ぎてしまいます。特に犬は子犬のときに適切な飼育ができないと問題行動につながる可能性があります。

成犬・成猫であれば性格や行動がはっきりしていますから、住環境や家族との相性を確かめて迎えることができます。

そして愛犬・愛猫と暮らす中で迷うこと、困ったことがあれば、手前味噌ですが「ペトこと」をご覧ください。皆さんのペットライフをより豊かにするヒントが見つかれば幸いです。

※本稿はコミュニティペーパー「ZEN CLUB」2020年4月号への寄稿を再編集したものです。

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ペットライフメディア「ペトこと」編集長。一級愛玩動物飼養管理士。アイティメディア「ねとらぼ」編集記者、グリー広報を経て2016年より現職。「人が動物と共に生きる社会」を実現するため取材活動を続け、野良猫の保護・譲渡活動も行っている。愛猫は元野良猫のリズモ。

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