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【年をとると時間が早く感じてしまう】


 
 
クオーレを開業してから13年です。
  
 

よくこう言いませんか?
 
 
 
「年をとると時間が過ぎるのが早い」
 
 
でも、僕は今ままで生きてきて
この約13年間が一番長く感じています。
 
 
 
それは、なんでなのか?
 
 
と考えてみたんですが、
人はずっと同じ景色をみていたら
時間が過ぎるのが早いんだと思いました。

例えば、旅行に行った時。

行きの道中は長く感じるのに
帰りは早く感じませんか?
 
 
それは、一度見た景色は
脳が認識していないからだと
僕は思っていて、
 
 
この原理で、クオーレを始めてからの
時間を僕は長く感じていると思うんです。
 
 
というのも、
開業するときは
お金がなかったので、
 
 
なるべく自分たちで塗装したり、
もともとあった椅子やテーブルを使ったり、
 
 
とにかくなるべくお金を使わずに
手作り感満載のお店でスタートしました。
 
 

それから、徐々にお客さんが
来てくれるようになり
 
 
少し、お金が貯まったら、
 
 
店を改装することに全額使いました。
   
   
  
  
そしたら、またお客さんが
もっときてくれるようになり、
 
そしてまたお金ができてきたら
やっぱりお店を改装するのに全額使う。
 
 
これをずっと繰り返しています。
 
 
この前の夏にも、
ウェイティングとレジ周りを
アップデートしました。
 
  
 

こうやって、少しづつですけど
違う景色がみれているから、  

 
 
このクオーレを始めてからの
約13年間は、  

 
 
すごい長く感じているんだと思います。
 

 
いっぱい失敗しましたけど
2号店も出して閉店しましたけど、
 

 
この道をきたおかげで
濃い時間が過ごせたな、と
思います。
 
 

これからも
常に、違う景色が見れるように。
 
 
ここにはこだわっていきたいと
思っています。


近いうちにまた新たな
改造を計画しています。
詳細はまたお伝えします。

かなりワクワクしています。


日進市の昆布出汁で茹でるスパゲティー Pastaクオーレchef 岡田 健吾です。日本人にしかできない、日本ならではのスパゲッティーを日々追求しています。食材、生産者さんのストーリーを一皿で表現します