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プロジェクト紹介Vol.117:大手製造業グループにおけるシェアード・サービス・センター設立支援

ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<大手製造業グループにおけるシェアード・サービス・センター設立支援>
■シェアード・サービス・センター(SSC)とは
シェアード・サービスとは、主に間接部門のサービスを複数企業でシェアすることで、経営のスリム化やコア事業へリソース集中を目的とした経営手法の1つです。2000年以降、主に大規模企業グループにおいて採用されており、そのサービス領域は、財務、経理、総務、人事、情報システムなど多岐にわたります(※集約したサービスを、外部事業者にて運営する場合は、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)として表現することが多くなっていますが、運営主体が、自グループ内か、外部事業者かの違いとなります。)
なお現在のクライアントは、100を超えるグループ企業、および国内数十拠点で構成されており、グループ全体としてより高い競争力・コスト削減・品質向上を目指し、SSCの設立を目指しています。まずは、システム運用業務におけるセンターの設立を目指し対応しています。

■ご支援内容
当社は、以下のようなご支援をさせて頂いています。

(1) センター設立の全体計画策定・計画推進
どの拠点の、どの業務(まずはシステム関連業務)を、どのような方法で、どのような順序で集約していくのか。それらのタスク定義、全体スケジュール作成、リソース調整、コスト等の試算&シミュレーション、実施時の修正やコントロールなど。多くの関係者との調整を行い、全体運営支援を行っています。また、センター設立&業務集約することで影響を受ける各種業務プロセスの洗い出しと、対策検討も行っています。
実際には、机上のサービス集約計画と実際の現場での集約作業は、生きている“組織と人”が相手であるため“チェンジマネジメント”的な要素も大きく関わってきており、“業務”と“組織と人”にバランスよく対応していく事が求められています。

(2) シェアード・サービス・センター拡張戦略策定
企業規模が大きいだけに、現在のサービス集約対応のその先、今後どのような形でSSCを拡張し、その価値を高めていくのか、対象となる組織(企業)の拡大展開戦略、対象サービス(業務)の拡大展開戦略などの検討を行っています。

今回ご紹介させて頂いた案件は、SSCの全体計画策定・計画推進・および展開戦略策定となりますが、弊社では、実際の業務調査から業務集約等の支援も行っております。また、近年では、AIやRPA等も活用し、より効率的なSSC/BPOの実現も可能となっています。現状よりも効率的に間接業務運営を実施したい、SSC/BPOを検討したいがどのように進めたらよいか分からない、といったお悩みをお持ちの方は、是非当社にお声掛けください。

※この記事は2020/6/5にFacebookに投稿されたものです。

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