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プロジェクト紹介Vol.116:QR決済の動向とメガバンクへの示唆導出支援

ライズ・コンサルティング・グループが現在進行形で手掛けさせて頂いているプロジェクトをご紹介致します。
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<QR決済の動向とメガバンクへの示唆導出支援>
■QR決済を取り巻く環境
国によるキャッシュレス・ポイント還元事業の推進等をきっかけに、2019年からQR決済は急成長しています。PayPay等の一部のQR決済アプリの利用率は、プリペイドカード同等の水準になりつつあります。そして、決済領域にとどまらず、スーパーアプリ化を目指す動きも始まり、今後、中国のAlipayやWechatのような新たなモバイルプラットフォームの形成も想定されます。

■ご支援の背景
クライアントは金融機関です。QR決済・経済圏伸長・スーパーアプリ化等が、どのようにメガバンクに影響を与えるのか、メガバンクとしてどう対応すべきかを検討するプロジェクトでした。

■ご支援内容
国内QR決済事業者の動向、主要QR決済事業者の戦略、メガバンクへの影響(脅威と機会)、および対策案、の4点の分析・検討を主にご支援させていただきました。

(1) 国内QR決済事業者動向と消費者意識の調査
各種調査とレポートに基づき、国内QR決済市場の現状と今後の成長可能性を分析し、主要QR決済サービスの浸透状況も把握しました。また、欧米主要国でのQR決済の普及状況も参考にし、日本でのQR決済普及の可能性を検討しました。

(2) 主要QR決済事業者の戦略の分析
決済サービスに絞らず、QR決済事業者の所属する経済圏に立ち戻って、経済圏の戦略仮説を分析・構築しました。決済のみならず、金融商品のチャネルや、リアル店舗でのマーケティング等まで広く影響を及ぼしうることを確認しました。

(3) クライアントへの影響(脅威と機会)
上記のQR事業者の戦略を踏まえて脅威と機会を特定しました。ただし、ここまで整理した脅威と機会は、あくまでも理論上でのものであり、クライアントの事業内容や今後の戦略方向性によって濃淡があると認識しており、そこについてクライアントとの討議を通じて、より実態にあった結論を得られました。

(4) 上記の脅威と機会への対策案
海外の先進事例を踏まえながら、対策オプションを整理したうえ、それぞれのオプションについて、クライアントが活用できる強み、事業の持続的成長性及びリスクを細かく考察しました。それらのオプションをベースでクライアントと討議し、実現性の高いオプションを検討しました。

当社では、最新の技術や事業に関するご支援を多数行っております。事業に何かしらの悩みをお持ちの方は、是非当社にお声掛けください。

※この記事は2020/5/22にFacebookに投稿されたものです。

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