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未経験からフリーランスエンジニアになるまで

はじめに・・・

多くのNoteの中から訪問いただきありがとうございます!
私自身、業界未経験からエンジニアになるのにかなり苦労しました。
WEB業界に知り合いが1人もいない状態でのスタートだったので、振り返ればもっと効率が良く出来たな〜と思うことなど・・・
私の経験してきたことが同じように未経験からWEB業界への転身を考えている方の参考になるのではないかと思い、このnoteを書いています。

  • エンジニアを目指したい

  • 現在WEB制作・開発の勉強をしている

  • 案件を獲得したい(就職したい)等

ひとつでも当てはまるものがあれば、読んでいただけたら嬉しいです。


自己紹介とこれまでの経歴

名前:リサ
在宅:フリーランスエンジニア2年目
言語:PHP/Laravel/SQLがメインのバックエンドエンジニア
今までの実務実績
・コーポレートサイト制作
・オンラインレッスン予約サイト
・宿泊施設予約サイト
・金融機関のアプリ開発
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転職をしようと思ったキッカケ
元々は接客業で販売や営業を12年程していました。
収入UPは特になく、毎月目標だけが決められ淡々と同じ業務を繰り返す日々。
良くも悪くもその目標を達成しようがしまいが毎月の収入は変わらず・・・
あまり良い表現ではないですが、仕事が出来る人も出来ない人も給料は同じでした。
この12年、給料が変わらずとも会社から頼られていることでモチベーションを保ち仕事を続けてきましたが、親の病気と新型コロナウイルスの流行がきっかけとなり、リモートワーク可能な仕事をしたいと考え始めたのです。
そこで何かないかと探したところ、WEBエンジニアが候補に上がりました。

しかも今までの接客業とは違い頑張ったら頑張った分報酬も向上していく為、私にとって努力と実力で給料が上がるのは凄く魅力的でした。

ここから未経験でエンジニアを目指す道のりが始まります。
このNoteではこの道のりについてをお話しできたらと思います。

なぜフリーランスを選んだのか

「選んだ」というよりも、
「フリーランスしかなかった」というのが正しいかもしれません。

当時(令和3年)はコロナウィルスの影響で同じようにWEB業界へ転職を考える方が多くいた為か
#駆け出しエンジニア #プログラミング初学者
などが溢れかえっていて倍率が高かったように感じます。
未経験可」と記載の一般企業への応募は一通りしましたが、書類選考で落とされるか、面接しても全て不採用でした。
あとは、実務経験2年以上or3年以上を設定している会社が殆どでしたね。

上記のことから、とにかく実務経験を増やしたいと思い企業への入社ではなくフリーランスとして経験を積む道を選びました。


勉強方法と言語の絞り込み

独学で学ぶにあたって

まずWEBエンジニアってなんぞや。というところから始まり色々検索。
WEB業界の中でも色々なジャンルがあるんですね・・・。
当時の無知な私は何から手をつけていいか分からず
初心者はHTML・CSSからやるべし!
という文字を見て、ひたすらに勉強をしました・・・。

まずはざっくりでいいので
何を作りたいか」「何をやりたいか」を調べましょう。
それが「どの言語を勉強すれば良いか」に繋がります。
ある程度絞った方がその道のプロフェッショナルになれますし幅広く手をつけるよりも、1つのことに集中した方が就活や案件獲得の近道にもなるという事です。
調べればたくさん出てきますが、まずは下記を参考にしてみて下さい。

①WebサイトとWebアプリの違いを知ろう

Webサイト制作

・静的なサイト(管理者が更新しない限りは、いつ誰がアクセスしても情報が変わらないサイト)
・企業のコーポレートサイトなどが代表的。いわゆるホームページ。
・Webサーバーに公開する
・WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を利用して制作することができる

Webアプリ開発

・動的なサイト(アクセスする人や時間が違うと表示される情報が変わるサイト)
・X(旧Twitter)やAmazonやGoogleなどの「検索エンジン」など。
・会員登録が必要なサービスの殆どはWebアプリ。

②役割分担を理解しよう

フロントエンドエンジニア
コーダー・コーディング・マークアップエンジニアとも言われます。

・目に見える部分(UI=User Interface)を実装
・バックエンドの処理で呼ばれた値を受け取って、見た目に反映させる役割
・Webデザイナーがデザインしたものを実現する役割
・ユーザーの目に触れる部分を実装するのが好きな人におすすめ
・成果が目に見えてわかるので制作していて楽しく感じる人におすすめ
・SEO対策の知見も求められることもある
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使用される言語
・HTML
・CSS(フレームワーク:Bootstrap)
・JavaScript(フレームワーク:Vue.js)(ライブラリ:jQuery・React)

バックエンドエンジニア(サーバーサイドエンジニア)

・動的な処理を実装(ログインする人に応じて表示される内容が異なる等)
・ユーザーの操作に応じて、必要な情報をDBから取得したり、情報をDBに登録するなどの処理を作る役割
・Webアプリの設計を行う上で、バックエンドの知識は必須
・フロントの対比で、Webアプリ(サービス)の目に見えない部分を実装する
・「○○したい!」という要望を実現するためにロジックを考えたい人におすすめ
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使用される言語
・Ruby(フレームワーク:Ruby on Rails)
・PHP(フレームワーク:Laravel)
・Python
・Go言語
・Webアプリ(サービス)とDBは切り離せないので、DBの知識は必須
・アプリとOSを繋ぐミドルウェア(NginxやMySQLなど)の知識も必要

フレームワークとは「全体の処理の流れがある程度決められている便利な枠組み」です。


インフラエンジニア
サーバーを監視することなるので、コードを書くことやシステムを設計することはほぼない。

・作成したWebアプリをサーバーに配置して公開する人
・サーバーやネットワークの構築など「アプリの安定稼働」を支える役割
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AWS(Amazon Web Service)
GCP(Google Cloud Platform)
Microsoft Azure
・実務で多く使われるのはAWS

インフラについては一切勉強していないのでわかりません・・・

③言語に触れてみよう

プロゲートやドットインストールでは幅広く様々な言語を取り扱っているのでまずは無料プランで触れてみることをおすすめします。

もっと詳しく1つのサイトを1から完成まで作ってみたいと思うようになったらUdemyがおすすめです。
Udemyは私のメンターもやってくれている人が講師をされており、凄くわかりやすく学べるのでリンクを置いておきますね!

あとは、初心者向けおすすめ本でレビューが高いものを購入して勉強したりもしました(懐かしい・・・)
当時の私はフリーランスで実務経験を積む=デザイン・フロント・バックなど、全て出来るエンジニアにならないといけないと思っていた為画像のように幅広く勉強していますね😅


オンラインスクールに通う

必ず通わないといけない(就職できない)というわけではありません!

オンラインスクールに通うメリットとして以下のような人におすすめします
・1人で勉強してる為、わからないことを解決できない
・どういうルートで勉強するのが正しいのかわからない
・定期的にモチベーションが下がってしまい、維持が難しい

とはいえ、いきなりオンラインスクールよりも自主学習という部分ではUdemyやドットインストールも同じなので、そこから始めて上記のような悩みにぶつかった時にスクールを検討するでもいいと思います。

検索すると色々なプログラミングスクールが出てきます。
年齢制限のついたスクールもあるので、やりたい事が明確な人であればすぐ自分に合ったスクールが見つかるかと思います。

プログラミングスクールではマンツーマン指導を採用しているところが多数ありますが、私個人の絶対条件は「講師を複数人から選べること」です。
下記の理由から複数名の講師と話す機会をもてることにメリットを感じました。

A:講師歴の長い方は細かな指摘や昔の記述方法についての知識がある
B:年齢の若い講師だと最新の記法を常にインプットされている

※私の通ったスクール名は非公開とさせて頂きます※
私の通ったスクールでは、自習ベースで受講を進めた上で、その日空いている複数名の講師の中から一人を指名しわからない点を質問するという流れでした。(勉強以外の事でもOK)
そのため様々な経験を持った講師とお話しさせていただく機会に恵まれ、バランスよく知識を吸収することができたと感じています。

これがA、Bどちらか一択だったらその人の正解しか学べなかったと思うので複数人指名制は絶対条件に入れて良いと思います!


案件探し

WEB業界の知り合いが1人もいない為ツテもなく、本当に大変でした。

個人での営業活動と平行して、ココナラランサーズに登録しました。
どちらも単価が安くて全部ではありませんが、私が登録していた時はおおよそ5万〜10万でした。安いものだと1万円程度の出品もありました。
同じ金額でやろうとしても、実績数の違いによりオファーはまったく来ず苦戦する日々…(結局ほとんど活用することなく今はどちらも退会しています)

個人での営業活動の準備について

①ポートフォリオを作成する

ポートフォリオの目的は、クライアントに対して自分のアピールポイントをみせることです。
具体的に実績を提示できれば、クライアントも安心して依頼できます。
ポートフォリオの作り方やコツは検索すると出てくるのでここでは割愛させていただきます。
制作物だけでなく自分のスキルレベルもしっかり記載しましょう。

②交流会などの参加

WEB業界に知り合いがいないため、納品までの期間や相場、納品後のサポートなどもさっぱりわかりませんでした。
そこで、まずは人脈を増やし、周りに教えてもらおうと思い行動を開始。

・ラインのグループに入る
・もくもく会に参加してみる
・X(旧Twitter)を作りタグ検索から交流してみる(怪しいものは除く)

同業者との繋がりを得たことで相場や期間の平均もつかむことができ、ポートフォリオに記載することができました。
クライアントにサポート内容の詳細や納品後どれくらいの期間で価格はいくらでサポートを提供するのかについて説明するにあたり、契約書が必要となります。
トラブルを防ぐためにも契約締結時に必要となる書面について説明がされている法律関連の本を読んだり、コミュニティグループの実務経験者からの話を聞くことができ、とても勉強になりました。

この内容はココナラなど完全個人でやる場合のみ必要なので、就職やエージェント経由でフリーランスをする場合は、後回しでも問題ないかと思います。

最後に・・・

こうして現在、実務案件をこなして2年目となりました。
最初はわからないことばかりでしたが25万程の給料が今では60万程、稼げるようになりました。

まとめると、私はメンターを出来るほどの実力はまだありませんが、就活や案件獲得のお手伝いは出来ます!
当時はX(旧Twitter)で情報収集しても正直何が正しい情報なのかわからずに初学者同士のコミュニケーションは取れましたが、ベテランの人達とはコミュニケーションを取りづらく感じました・・・
私と同じようにこれからIT業界へ進みたいと思っている方達の役に少しでも立ちたいと思いこのnoteを書いています。

・働きながら低コストのスクールで学ぶ方法が知りたい
・スキルシートのテンプレートが欲しい(書き方を教えて欲しい)
・トラブル防止の契約書について知りたい
・自分のスキルで、いくら位の単価の案件につけるか
などなど気軽に相談して下さい🎵

長文、乱文にお付き合いいただきありがとうございました。
これから人生の一歩を踏み出す人の少しでも力になりたい!
という気持ちがこのnoteで伝われば嬉しいです。

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