【#1自然と肌の色が明るい方が良しとされる傾向があるのは何故だろうか?】

持って生まれてきたものなのに
なぜそれだけで、差別を受けて
苦しまなきゃいけないのだろうか?

ヨシダ、裸でアフリカをゆく / ヨシダナギ / 扶桑社

2019年にヨシダナギさんというPhotographerを
知ることができたのは、
私にとって、大きな出来事。
首都圏とはいえ、魅力度ランキング堂々の最下位である
某県の県庁で、彼女の写真展をやっていた。

出かけたついでに、そこに行こうと誘われ、
写真展に足を踏み入れて、
私はその美しさに圧倒されることになる。

圧倒的な色彩美
美しい構図
...

とまあ、そもそものボキャブラリー貧弱に磨きを...
いや、言葉を失うほどの美しさ。訴える力。
一緒に来た相手をどこかへおいて
( 彼も夢中で見てたから同罪 )
夢中で見た。吸い込まれた。圧倒された。

写真展を出たあとも言葉を失っていた。

そんな衝撃的な彼女との出会い(笑)から、
私は彼女のファンになり、
こうして本読んでいるわけなのです。

今回、ヨシダナギさんが、 
アフリカ16カ国を回る際、
Blogに残したものを書籍化した本を読了。
読んでる途中、声を出して笑えてくる内容から
壮絶すぎて、想像するのも嫌な体験まで。
アフリカらしさ( とは? )がふんだんに詰まっていた。

そんな中で、私は冒頭に書いた文が心に残った。

アフリカ = 貧困
肌が黒い = 怖い
...?

文化も、言語も、民族も、何もかもまるで違う
体も大きくて、ちょっと怖そう。
ニュースで紛争のtopicを見た。
から?

ヨシダナギさんに、冒頭のことを問いかけてきた
現地のガイドは、最後に

「そういう差別にあったことのない白人のナギには
分からない苦しみなのに、困らせてごめんね。」

と、呟いた。

ナギさんは、帰国する前、
アフリカの方たちから、日本の人たちに伝えてほしいと
頼まれたことがあったそう。

「私達は、お金はあまり持ってません。
だけど私達は毎日幸せです。」

この本の読者である私達は、ナギさんが伝えてくれる
アフリカの魅力、そしてメッセージを、
更に自分の周りに伝えていくことがMission
なんじゃないかな。
知らないから、偏見を持つのではなく、
知らないなら、知る努力をすること。敬意を払うこと。

私も今日から実践する。

初めてのnote、うまく書けないし
何度も直したり、文も浮かんでこなかったり。(笑)
でも今年は、「書く」を頑張る年にすると決めたから、
とりあえず1年間、
instagramの読書アカウントと合わせて、
更新を頑張ります🌼

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