見出し画像

DroidKaigi2024に参加したら、2年間の成長を実感し激エモになった話

こんにちは!英語アプリmikanを作っている株式会社mikanでAndroidエンジニアとしてインターンしている @risako070310 です。mikanではりちゃこと呼ばれています🍊

先日9/11-13にかけて開催されたAndroid開発者のカンファレンスDroidKaigi2024に参加してきました!本記事は、Androidエンジニアとしてインターン中の専門学生目線の参加レポートです。

個人的には2年ぶりの現地参加で、この2年の間に実務インターンや就活を経たのでその経験から感じる新たな学びについても触れていきます!

Day1: Workshop Day

実は当時高校生だった2019年のDroidKaigiからin-personで参加したりスカラーシップで参加させていただいたりしたことがあったのですが、Workshopに参加したのは今年が初めてでした。

今年はJetBrainsの方が講師として来日され、英語で進行されるWorkshopでした。内容は、Compose MultiplatformとKotlin Multiplatformについてとのことで、当日をとても楽しみにしていました。

まずはKMPについての講義パートでした。
KMPの概要から、ネイティブのロジック共有からJVMまで実装できるようになった現在までのフェーズの進化について触れられていました。その中で、Google WorkspaceのアプリがKMPに移行されていたり、既に世の中の数多くのアプリでKMPが使用されていたりすることが1番の驚きでした。

そしてJetBrains FleetというCode Editorを使って、用意してくださったプロジェクトを手元でビルドし、いざハンズオン。
Fleetがとても使いやすく、IntelliJベースのIDEなのでAndroid Studioなどのように直感的に触ることができ、KMPに最適化されているのでプロジェクトの構造や実行方法を迷いなく把握することができました。また、Composeでの実装にも慣れていたため楽しみながら挑戦することができました!


Day2-3: Conference Day

Conference Dayはコンテンツが多いため、パートを分けてレポートしていきます✨セッションでは、特に新しい発見や学びの多かった3つのセッションをご紹介します。

【Session1: Android ViewからJetpack Composeへ 〜Jetpack Compose移行のすゝめ〜 | syarihu 】

我らがmikanの@syarihu さんのセッションです。
Androidで副業として携わっている中で、Android ViewからJetpack Composeへ移行した時の事例を交えながらHow toと考慮ポイントを分かりやすく解説してくださっていました!

普段その恩恵を受けているプロジェクトを触っている身からすると、改めてmikan-androidのモジュール構成やComponentの組み方などを振り返りながら、新規でJetpack Compose移行する時のポイントを抑えることができました。
そして、自分が関わっているプロダクトがDroidKaigiのセッションの場で事例として紹介している様子を見る経験など中々できないので、syarihuさんの姿を追って自分もいつかSpeakerとして参加出来たらな…💭などと感じていました。

mikanはかなりの画面がComposeで実装されているので、そのありがたみも含め環境の良さを感じます(т-т)

こちらはmikanのgumioさんのツイート、うなずき*100です

すでに資料とアーカイブ動画が上がっているようなのでCompose移行をご検討の皆様はこちらから⬇️

DroidKaigi 2024 - [JA] Android ViewからJetpack Composeへ 〜Jetpack Compose移行のすゝめ〜 | syarihu


【Session2: 分析に裏打ちされたアプリウィジェット開発 - Jetpack Glanceとともに | Miyabi Gouji, Yuri Ogura】

NIKKEIのAndroidエンジニアのお二人のセッションです。
こちらはJetpack GlanceでWidgetを実装し、分析に基づいて効果的なWidgetへと改善し施策を打った事例を交えて解説していました。
個人的には、Widgetの実装に元から興味があった、そしてmikanではiOSでは既に実装されていますが、Androidにはまだ展開されておらず今後実装に挑戦していきたい領域だったためとても興味を持ちました。

やはりホーム画面にアプリへの導線を設置できるというのはアプリを開くきっかけとしても、アクティブユーザーに対してよりアプリへの認知を促進することができるため取り組みたい要因だと思います。また、iOSよりもAndroidでWidgetを設置しているユーザーの方がアプリの利用率が8倍という数字にとても驚きました。

セッションの最中、Jetpack GlanceのCodelabがおすすめされていたので、まずはここから入門すると良さそうです!Ask the SpeakerではGlanceで使えるColorについてを質問させていただきました。一切触れたことがなかったためざっくりとした質問をしてしまいましたがスライドを参照しながら丁寧に説明してくださりました。
うれしかったT_T ありがとうございました!

こちらもアーカイブ動画がありますのでぜひ⬇️

DroidKaigi 2024 - [JA] 分析に裏打ちされたアプリウィジェット開発 - Jetpack Glanceとともに | Miyabi Gouji, Yuri Ogura


【Session3: GraphQLの魅力を引き出すAndroidクライアント実装 | Kurumi Morimoto】

スタディサプリのAndroid開発の事例を元にGraphQLのクライアント実装についてのセッションです。
こちらは、mikanと同じく教育ドメインのサービスで、複数端末からのアクセスを想定したり、多数の教材などのデータを扱う領域だったこともあり興味を持っていました。

自分自身は技術選定からプロダクトへ携わったことがなく、個人開発の目線でしか考えたことがなかったので、ロジックをどこに持たせるか、データをどのように扱うかを知ることができました。また、GraphQL以外から取得してくるデータが存在していてViewModelで複数のFlowを束ねて管理するという考え方も初めて知りました。

資料では実際のセッションで話していない+αセクションもあるようなので興味ある方はぜひ⬇️
GraphQLの魅力を引き出すAndroidクライアント実装

アーカイブ動画はこちら⬇️
DroidKaigi 2024 - [JA] GraphQLの魅力を引き出すAndroidクライアント実装 | Kurumi Morimoto


【協賛ブース/After Party】

協賛ブースでは、今までインターンでお世話になったエンジニアの方にお会いしたり、気になっていた会社/プロダクトのお話を聞きに回りながらスタンプラリーにも挑戦しました🎉

タンブラーとマスキングテープ、かわいい><

クイズやコードレビューなどむずかしかったものもありましたが楽しむことができました!また来年もいろんなブースで交流と知識の幅を広げたいです!!

会場ではプリクラもありました🥰かわいいフィルター🥰🥰(なおぼっちです)

AfterPartyではずっと話してみたかった方と仲良くなれたり、美味しいクラフトビールを飲んだり、以前のDroidKaigiで知り合った方々と「お久しぶりです!」なんて会話ができて、有意義な時間でした…!


おわりに

2年振りにDroidKaigiの現地参加をして、前はただの個人開発ひよっこエンジニア(とも名乗れないぐらい)だったが、学生という立場ながらここ2年で実務経験を多少なりとも増やして業務の知識もついて就活も経ました。

その目線でDroidKaigiに参加するとセッションの内容で共感するところもあれば、これどこかでやったな、などと思うタイミングもあり、聞いた話の中で分からないことの調べ方もわかるし、知ったことの応用まで考えれるようになったと実感する機会となりました。ここに気づくことができたのは、自分のエンジニアキャリアの中の最低限の一歩を踏み出せたのことの1つかなと思います。

そしてなにより、"ただ歴だけが長い見習いエンジニア"の自己認識から少し脱却できて、Ask the speakerに足を運んだり、ブースでエンジニアの方に声を掛けたり、meet upやお昼で席が近かった人に話しかけて仲良くなるハードルが下がりました。関わってくださったみなさま、そしてDroidKaigiのスタッフのみなさま、素敵な会をありがとうございました!
来年はSpeaker挑戦したいです!!!!!!(大きな小声)


最後まで読んでいただきありがとうございました!私がインターンでお世話になっているmikanですが、絶賛Androidエンジニアを募集しています!!

mikanの良さや雰囲気がわかるCultude Deck⬇️

Androidエンジニアポジションについてはこちらから⬇️


いいなと思ったら応援しよう!