見出し画像

2024年4月の日記

2024.4.1
ちょうど2年程前から、あたためていた2人展の告知がスタートする。2人展というのは、ただなんとなく組み合わせるんじゃなくて、やっぱりこの人とこの人のものって合うよね。と自分が思えるようなのじゃないと楽しくない。なんとなく頭の中で、いいかもと思っていたものが2年前たまたまお店にニアミスで届き、いつか一緒に並んだところを見てみたいと思った。とはいえ、それぞれに忙しくされているのでお互いのスケジュール+お店の予定を考えてでは2年後の桜の季節に。ということに。2年前の気持ちは以下に,

ミントグリーンと赤は好きな色合わせ。池谷さんのガラスとCANASAの器で完璧自己満なのだけどやってみたかったコーディネートして写真が撮れたのが楽しかった。ニアミスでお店に一緒に並ぶことは叶わなかったけどもいつかこの組み合わせをもう一度眺めてみたい。この二人のものはうまく言えないのだけど近い世界観がある。色合わせのセンスとか形のユーモアがあるところとか。自分より若いひとで素敵なものをつくる方がたくさん増えていてなんとも楽しく幸せ。

2024.4.2
朝目が覚めるとカーテンの外がやけに明るい。窓をあけたらずいぶんあたたかくて、そのまま窓辺で珈琲を飲む。朝のこの時間がまた戻ってきてくれて嬉しい。午前中は主人が起きてくるまで事務作業をして、朝ごはん。午後は新学期から必要なものをリストアップして買い物へ。帰ってきて変な時間に焼きそばを食べたので、夜は軽めに豚肉とエビの春巻きとヤムウンセン。

2024.4.3
娘の長い春休みもそろそろひと月くらい。毎日お昼を考えるのが大変で、お弁当の方が気楽だわと思う。外食嫌いの娘にお昼ごはんを食べさせたあと、久しぶりに隣町のカレー屋さんに行く。着いたらごはんが炊けるのに30分くらいかかるけど大丈夫ですか?と聞かれるも、すでにカレー気分なので待つことにする。このお店は、音響のことは詳しくわからないけど、とても心地よく音が響く。しかもいつも、その日の天気とか空気にぴったりの曲をレコードでかけてくれて30分の待ち時間は、あっという間であった。カレーもいつも美味しくて、夢中で食べる。五感を沢山使うような場所で、お店の方が音楽とカレーを細部まで大切にしていることが伝わるよいお店。

2024.4.4
晴れの日が続く。朝目覚めたらカーテンをあけ、窓をあけて空を見る、朝の匂いをかぐのが日課になりつつある。黄砂のせいか、ちょっと空気が土っぽくて鼻がむずむずする。お店で開店前の撮影をし、家に戻って昼ごはんを食べ、その後写真編集の作業。夕方、タイヤ交換した車が戻ってくるのでお店に戻ったら、ちょっとバタバタしている様子だったのでお手伝い。代車からいつもの車に戻って、やっぱりこの子は乗りやすいわあと一安心。夜ごはんは、肉豆腐、ホタルイカのから揚げとマッシュルーム入りサラダ、お惣菜のアジフライ、白ワインを少し。夜、娘の前髪を切る。口うるさいから、ちゃんと美容師さんの前髪カットの動画で事前に切り方を調べておいたら、ひどいことにはならなかった。

2024.4.5
今日は久しぶりのひとり黙々デー。普段は一日中お店にいることが殆どないから、いられると嬉しい。気になっていたあれやこれや、お掃除なども、思いのままに。閉店の時間になり外に出たら少し寒い。夕方の匂いがして、まだ薄っすら明るい中を歩いて帰る。人の話し声や自転車の音、車の音、いろんな音が響きわたって春だなあと思う。歩ける場所に引っ越してよかったなとふと思えた3回目の春。家に帰ったら主人がカレー風味のピーマンの肉詰めみたいなのを作っていたので、合わせてカレーチャーハンをつくる。数日前にカレーを食べたのに、まだまだカレー気分だったから満たされた。家事のことを気にせず、日々のルーティンからちょっとはみ出るくらいの日がたまに必要である。

2024.4.6
明るい日差しが降り注ぐ春の陽気。娘は中学のお友達と映画の約束をしていて久しぶりのお出掛け。普段黒い決まった服しか着ないのに、何着たらいいかな?と悩んでみたり、新しいメガネをかけてみたり精一杯のおしゃれをしていてなんとも微笑ましい。映画館まで送り届けた後、高校の制服を取りに行く。家に戻って制服を整えて眺めていたら、いよいよなんだなと、少し実感がわいてくる。手つかずだったたくさんの提出資料のチェックする。長かった春休みも明日で最後。

2024.4.7
ベランダのある家に憧れていた。いまの住まいはマンションの2階なので眺めは別によくないけどベランダがある。朝は窓を開けてコーヒーを飲む。昨日は夕方の空気が心地よくて、家に帰ったらシャワーを浴びてさっぱりしてから窓を開けてお酒を飲んだ。その季節の空気の匂いや、音、鳥の声、道を歩く人、散歩する犬を眺める。ベランダはうちと外の間にある場所。その曖昧な境目にいるのが好きなのです。

2024.4.8
気温がぐんとあがり晴天の日。娘の高校入試式。制服を着て、髪を整えたらちゃんと高校生になった。前髪命の娘のためにヘアアイロンの使い方を覚え、前髪ケープという言葉を知る。高校生の女の子はその時々の流行りがあるんだな。入学式で学校側が話していて印象に残ったのは、高校生活のうちに、皆大きく成長して自立していくということ。あと3年したら多くの子供は親元を離れるということ。一緒に顔を合わせて過ごせるのはあと少しだから大切にしてくださいと言われた。小さな時は早く大きくならないものかと思っていたけど、あっという間に手を離れていってしまうんだなと思ったらちょっとさみしくなった。学校の体育館から見えた岩木山がとてもきれいで、こんな環境で過ごせる3年間はなんとも魅力的でいいなあと思った。高校はあくまで通過点かもしれないけれど、楽しんで過ごせますように。

2024.4.9
冷たい雨の降る寒い朝。いよいよ新学期がはじまり、わたしにも日常が戻ってくる。午前中はひたすら家の掃除、午後は細かな事務作業。たまったものをいっぺんに片付けてさっぱりする。学校から帰った娘は、緊張した疲れた学校嫌だと言いながら機嫌よく、るんるんしているのでそれなりに新鮮で楽しんでいるのだと思う。高校生になっただけなのに、なんとなく雰囲気ややることが変わって成長した気がする。夜は寒かったので、せんべい汁、ハンバーグ、マカロニサラダ、お祝いにケーキでもと思ったけど娘は生クリーム嫌いなので、デザートにいちご。

2024.4.10
青森県立美術館「フランク・ロイド・ライト
世界を結ぶ建築」入ったとたん古い紙のにおいがする。建築は興味が無いわけではないけど、詳しくもないから楽しめるかなと思ったんだけど、鉛筆やインク、色鉛筆、水彩で描いた建物の完成予想図、イメージ案がひとつの絵のようで、とても好みだった。定規を使って規則的に書かれていて、そえられた文字も、色調のバランスも。丸や三角、四角、長角を組み合わせて作られた壁の装飾や、家具のデザインも。一部を除いては撮影禁止ということもあり、館内は静かで集中し熱心に見ている人ばかりでその空気もとても心地よかった。最近は、どの展示会に行ってもただ写真を撮って流れるように歩いていたり、おしゃべりばかりしていたり、会場の雰囲気はそんな感じだったけど、何かを見るのであれば、それに集中できる環境がわたしはすきです。このところ、色んなことにあまり興味が持てず、心も動かないから絵も描けない。困ったなと思っていたけど、ちゃんと心が動くことに安心した。

2024.4.11
新学期が始まって3日。わたしも娘も新しいペースにまだ慣れず、何かと小さなトラブルがおきて、ひやひやとする。通学路はお店の前を通るので、今日は一緒に歩いて帰って学校での話を聞いた。奥手な娘は、学校でなかなか話せる人がいなく、お昼の時間が憂鬱なようだったけど、今日はクラスメイトが声をかけてくれて一緒にお昼を食べたそう。よかったよかった。子供の不安は親にうつるし、親の不安も子供にうつるし、もっとどっしりとしていたいものです。

2024.4.12
新学期最初の1週間が終わる。今日も娘がお店の前を通り、ひょこっと除いているので中に招き入れる。小さな頃はよくお店にいたから、また時々やってくるのだと思うとなんとも嬉しい。いくつになっても子はかわいいのです。今日は部活体験があったのに、疲れて帰ってきちゃったらしい。まあお家大好き、ひとり大好きっ子が1週間頑張ったのだから仕方ないと思う。テストも終わったし課題もないから、今日は好きなことしていいよね…と嬉しそうにしているので、お疲れ様と思う。わたしも集団生活が大の苦手だし、学校はそれなりに通ってはいたけど学生が終わって社会に出たときにやっと解放されたと思ったくらい。周りのことが気になって、人の気持ちとか色々拾っちゃうから、ひとりで好きなことに没頭できる時間が必要なのです。わたしたち。だからこうした方がいいって思っても、娘には無理強いしないし、彼女のタイミングを待つ。それが同じ気持ちを持つ、わたしにしかしてあげられないことだと思うから。

2024.4.14
娘の矯正歯科通いの日。ちょうど器具をつけて一年位経つので検査をした結果、早くも遅くもなく、おおむね予定通りに動いているとのこと。はじめた頃は、不安もあったけど本人の気持ちもだいぶ変わったし、やってよかった。毎回、歯医者の日は機嫌が悪くなるので、事前にあたってきたら、もうついていかないからと言ったら、いつもよりソフトな感じですみました。ほっ。

2024.4.14
暑いくらいのよいお天気。娘は、健康診断のため休日出校?だったので、めずらしく週末のお店に長くいた。色々作業を終えて、おなかが空いたけど、ものすごく食べたいという気分でもなく、ご近所のSMITHまで歩いてケーキを買い、コンビニでカフェラテを買ってお店の裏で食べる。いちごとホワイトチョコのタルト、美味しかった。もちろん、いちご好きの娘にも買ってある。夕方学校を終えた娘が真っ赤な顔をして帰ってくる。もう制服の衣替えとか無くして、その日の気温に合わせて自由に出来たらいいのに。検診があるから、昼少なめでと言われたお弁当の中で、あれ美味しかったというのが普段はあまり好まないピーマンときのこを炒めただけのものだった。子供の好きって、やっぱり不思議。

2024.4.15
娘が振替休日でのんびりした朝。コーヒーのお供にバナナスコーンを作る。きび砂糖を切らしていて、黒糖があったのを砕いて使ったらいつもよりコクがあっておいしくできた。ひとり店番黙々デー。お店を開けていると、外を外国人観光客の方が歩いているのを多く見る。人の不機嫌をもらうみたいな日だったけど、帰り道で近所の神社の桜が満開になっていたのをみて、しばらく足を止め少し穏やかな気持ちになる。

2024.4.16
休日。隣町の取引先のところへ車でむかう。途中、あちこちの木々に桜や白木蓮、新緑の淡い緑、水仙の群れ、一気に春が押し寄せてくる。取引先の方と、普段メールでやりとりはしていたものの、お会いするのは数年ぶりであった。次の冬のサンプルを見せていただく。作っている人とお話すると、その人の今がわかる。メールのやりとりだけではわからない背景や気持ちが見えてお会いしに行ってよかったと思う。帰り道、主人の提案で久しぶりに産直に寄ったら山菜が並んでいるではないか。タラの芽、こごみを買って夜は天ぷらにしようと話す。というわけで夜はタラの芽、舞茸、なす、えび、とりの天ぷら、こごみのマヨネーズあえ、なめこと豆腐のお味噌汁、白米。お口の中も春の味を堪能しました。

2024.4.17
金曜からの展示の荷物が届く。展示の荷解きは注文したものと違って何が出てくるかわからないから、とってもわくわくする。器とガラスの組み合わせがいくつも頭に浮かんで、ちゃんと記録に残しておきたい…とうずうずする。そういえば、昨日久しぶりに取引先の人と話していて、わたしは、あまりにも作っている人と会っていない、ということに気がついた。ここ数年はいろんなことが重なって外に出ていく気分になれなかったけど、もっと外に出て人に会わないといけないなと、やや落ち込む。自分の内側は心地いいけど、そこだけにいてはいけないのでした。

2024.4.18
今日は搬入日。普段は主人がディスプレイしてるのだけど、企画したんだし自分でやってみたらと言われて久しぶりにやってみる。いろんな色があるので、うるさくならないように色のトーン別にわけてから、好きな色の組み合わせで並べていく。最初は頭を使って考えていたけれど途中から何も考えずに感覚で並べていた。二人の作品の相性はよいと思っていたけれど、どっちがどっちの作品か、陶器かかも、わからないくらい溶け込んでいて嬉しくなる。二人のものをひとつの世界としてみて欲しかったので見やすさ、選びやすさじゃなく、目に飛び込んできた景色からお客様が選びとることを想像する。誰の何が欲しいという人は沢山いる。でも自分達でしか出来ない見せ方で、お客様に体験も含めて、自分の目で選ぶことを大切にして欲しいし、作っている人にも自分の作品を普段とは違う目線で見せてあげたい。一人の人が何かを生み出すのは、身を削るようなその人の時間がものに流れているのに、消費するようにものを買って、簡単に手放して。そういう負の連鎖が少しでも無くなって欲しい。

2024.4.19
展示初日は毎回どんな風になるのだろうかと不安になる。ふたを開けてみないと、どうなることかわからない。開店の時間になり、お客様の表情を見たりお話したりしていて、楽しそうにしてくれているのがわかってほっとする。それぞれに二人の作品を組み合わせてみたりしてくれていた。予約の合間の静かな時間、スタッフのSさんが会場をじっくりぐるりと見た後、女の子のノスタルジーって感じですねっ。と笑顔で話したのを聞いて、感性豊かな良い子だなぁとほのぼのする。

2024.4.20
展示2日目も、よい場面をたくさん見られました。ありがたや。桜が満開だというのに、この時期はいつも忙しなくて花見に行く体力も気力もない。人混みも、寒い中歩くのも好きじゃないから、落ち着いたら静かな公園にふらりと行こうかなあ。祭りの非日常感やザワザワした感じが苦手な天邪鬼なひと。

2024.4.21
ここ最近にしてはやっと少しあたたかな日。午前中の仕事を終えて、娘と絵の教室の見学に行く。絵の教室とはいっても、いわば美大受験の予備校で、気合いがないとなかなか大変そう。でも娘は直ぐにでも、やりたいと話している。夜になって、主人に相談し二人で話していて、なぜ娘が教室に通いたいのかとか、大学はどうしたいのかとかを娘に聞くことにした。久しぶりに居間に呼んで、聞いてみたら自分の将来したいことをするには美大に行く必要があって、試験でデッサンが必ずあるのを調べた。それは学校の授業や部活では、ちゃんとした技術が身につかないから、行きたいと思ったと話す。大学はやりたいことに近道なら、遠くの大学でもいいとも。そこで、本人は本気なんだなというのと、もう自分の道を歩み始めてるんだなってのがわかる。彼女は、やりたいことには真剣だから、近い将来家をはなれるところまで見えてしまった。娘が部屋に戻ったあと、私達は今自分がどうのより、子供の未来のためにもっと頑張って働かないとね。と話す。最近ぼんやりしていたけど娘に目を覚まさせてもらったような気持ちでいる。

2024.4.22
展示最初の週末が終わって、ほっとひと息。数が減ってきたので模様替えするけど、まだまだ楽しい組み合わせが見える。ショーケースの中のイメージは、私的にエリックロメールの海辺の家の中みたいな感じです。canasaのピンクもアイスブルーとボーダーの花器。池谷さんの濃いエメラルドグリーンのお皿など。

2024.4.23
晴れたあたたかな休日。主人は所用があって青森へ行ったので久しぶりのひとり休み。弘前公園近くの美容室の予約を入れていたので、髪を切った後そのまま弘前公園へ向かう。ソメイヨシノは散り始めていたけれど花筏が美しく、しだれ桜は満開でした。弘前公園は中に入ると何かに守られているみたいな神聖な空気がいつもそこにある。そこにいる人達は皆ゆったりと歩き笑顔で幸せそうだった。観光地は外国人が多いと聞くけど公園の中にもたくさんいた。桜の下でカップ酒と焼き鳥を食べてお花見していたり、異国でこんな時間を過ごすのは楽しいだろうな。スケッチを少しして、娘にいちご飴のお土産、自分にシナモンドーナツを買って帰ってから珈琲と一緒に食べた。たくさん歩いて日の光を浴びて、よい休日でした。

2024.4.24
最近のお昼は虹マのお惣菜屋さんで、おにぎりをよく買う。コンビニのおにぎりよりも大きくて、たまに出来たてで少しあたたかかったり、その時によって具が違うので飽きない。ここ最近はたけのこごはんのおにぎりがあって今日のは地元の根曲りのだった。味が少し甘めで、昔食べた弘前の祖母の味だ。となつかしく思う。お腹を空かせて帰ってくる娘にも、おにぎりひとつと、イカメンチも買っておいたらイカメンチがお気に召したようで、ほぼ食べられた。津軽そばも、イカメンチも、筋子納豆も大好きで着々と津軽の舌になっているよう。

2024.4.26
桜祭りの期間は、この時期にみる顔の方がいらっしゃる。ピークは過ぎたものの、それでもやっぱり弘前の桜は日本一だねとお話されていた。桜が有名だしもちろんきれいだけど、やっぱりあの場所が持ってる空気がよいのだと思います。娘が今日は楽しかったと言うので、何かイベントでもあったのかと思いきや、数学の難しい問題を理解出来たから。でした。勉強嫌いましてや数学なんて大嫌いなわたしからしたら、ほーとしか言葉が出なかった。とはいえ学ぶことを楽しいと思えるようになったことは、とても嬉しいことです。親の心配をこえてぐんぐん伸びていく。

2024.4.27
高校生になって三週間かぁ。と娘が呟いた。たったそれだけの期間で、環境だけでなく本人も大きく変わったなぁと思う。最初は馴染めずにぐずぐずしていたけれど、気がついたら学校での不安や不満はあまり口にしなくなって、絵の教室や勉強のこと、自分の未来への学びに対してものすごく前向きになった気がする。長い人生の中で皆それぞれのステージがあって、何かのタイミングで変わらなきゃいけない場面がある。大切なのは誰かのために生きるんじゃなくて、楽しんで自分のために生きることなんじゃないかなって最近思っている。

2024.4.27
連休一日目。どんな感じになるか予想出来ないので朝のうちに夜の一品を作っておく。豚バラ肉を玉葱の水分で煮る洋風の煮込み。以前作って美味しかったので。夜スパゲティを茹でてバターで和えたのと煮込みをまぜまぜしながら食べる。

2024.4.28
連休二日目。桜の散った弘前は平日よりも車通りが少なく静かで穏やかだけど、街をゆったりと歩く人達を見かける。いつものスーパーも平和な穏やかさで、なんでだろう?と考えたら長いお休みで人がせかせかしていないからなのかもしれないと思う。なんでもない晴れた休日が一番平和だよね。さて娘の将来への気持ちを聞いてからわたしも自分のことを見直そうと、お酒をやめて夜の時間を有効に使うことにした。夜、日常の残務をして、朝起きて絵を描けるように。自分の人生を生きるのだ。

2024.4.29
連休と展示の最終日。思いのほか足を運んでくださる方が多く嬉しいかぎり。こちらのお客さまは自分のペースでゆっくり見たい方も多く、人出の少ない最終日に来てくれたりする。最後までじっくりと見てもらえてよい期間でした。仕事と買い物を終えて家に帰ると娘は部屋で電話しているようす。終わって部屋から出てきたら中学のお友達と話していたそうな。お互いの報告などして楽しかった様子。休み中外に出ることはないものの絵を描いたり好きなことをしていた娘。明日の朝、学校行きたくないって絶対言うんだろうなと頭にチラつくも少しは新学期の疲れも解消されたかしら。

2024.4.30
朝、やっぱり学校行きたくないと言うけれど3日だけだから頑張れと送り出す。学校から戻ったら連休出掛けてもいい?と聞かれて、てっきり中学のお友達かと思ったら高校のクラスメイトと出掛けることになったそうな。おーいいね、もちろん。というかお洋服買わないとねと言う話になる。ほとんど外出しないし服も欲しがらないから困っていたのだけど、これはよいチャンス。高校卒業後、外に出るのであれば、お友達と出掛けるようになって少しでも社会性を身につけて欲しいところ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?