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消費



前編に4時間必要で、それが物語であることの必要性なんてのは当然わかってやっている訳で、わかった上で準備してるのに、4時間の演劇という話題が早歩きしてて、簡単に消費されるんだなと思う訳ですが、全部手作りでやっていて、軽々しい消費をされたくないし、そのためにも言葉に複数の置き場所を設けたのもあるし、表面的な消費をしてくることに対してのマジョリティ思想を感じなくもなくて、直接わたしに4時間の演劇なんて聞いたことない、4時間ww、それは物語なのか、って言ってくるような人たちがいて、演劇をつくってるわたしたちは、想像力ということを延々とやってる訳だけど、作品見ないで言えちゃうのだから、意味わかんないなぁと思いながら今日も手を動かし続けている、あなたがセルライトを溜めこんで椅子の上で座っている間も、動かし続ける。もっと言葉にしなきゃいけないのかなぁとも思うが、よくわかってない自分もいる。ポリティカルで創造的であることは可能で、それは主張になることではないし、そのための前編4時間でもあるし、人物たちがフィクションの中で生きていくために必要な蓄積。ポリティカルであることを批判してくる人へ、劇場で上演することを選んでる時点で、私の態度は作品主義に決まってるじゃん。

演劇作品をつくっています。ここでは思考を硬い言葉で書いたり、日記を書いたりしています。サポートをいただけますと、日頃の活動の励みになります。宮崎が楽しく生きられます。