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高知執筆日記1

高知で1ヶ月くらい執筆を進めることにした。わたしの実家は、グーグルマップのストリートビューでも出てこないくらい、ド田舎にある。ありとあらゆる生き物が常に鳴いている。過疎地域だ。「まりも」という名前のトイプードル犬が家にいて、大体一緒に過ごす。まりもは寝ている。ランニングを一時間くらいしてごはんを食べて一日4時間くらいパソコンを叩く。たまに寝る。

久々に実家に帰ったので、何がどこにあるか、がわからず2倍くらい時間がかかる。こういうのもなんだか演劇っぽいというか、人間らしい感じがする。あと母の声がとにかくデカい。「ねー、まりも」と犬に喋るかける風にして言いたいことを言っている感じとかが面白い。

祖父が一番最悪なのはドラマだと、まりもに言っていた。西部劇やフィルノワールが好きな人というのもあると思うが、日本のドラマで銃が出てくる不自然が受け入れられないらしい。

地方の言葉を用いた演劇を見た時の、もっといきいきしてるだろうよ!と過去に思ったことなどを思い返した。人は言葉を何度も繰り返すし、犬を媒介者にして喋る。

演劇作品をつくっています。ここでは思考を硬い言葉で書いたり、日記を書いたりしています。サポートをいただけますと、日頃の活動の励みになります。宮崎が楽しく生きられます。