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旅と出会いと絵と漫画

はじめまして、漫画描きの高城玲と申します。


少し長めですが、経歴的なものを。


漫画歴は10年。中学の頃から本格的に描き始め、商業誌にて小さな賞ですが受賞歴あります。


昨年卒業した大学では文学部ヨーロッパ史学専攻に所属していました。


が、しかし気が付くとルネサンスから仏教美術、果ては日本の漫画やアニメまで非常に幅広い分野を食い散らかしている始末。

ヨーロッパ史専攻なのに卒論は「インド織物のデザインについて」というカオスっぷりでした。


「歴史学」というよりかは、そこから派生した「土着の文化や伝統」みたいなものに興味があったんです。


それと関連して、国内・海外な問わず色んな場所を旅することが大好きです。


今まで訪れた場所は、中国(新疆ウイグル自治区・チベット自治区)、ウズベキスタン、フランス(アルザス・ロレーヌ地方)、ドイツ、スイス、ルクセンブルク…とこちらも中々のカオスっぷり。


正直大学時代は授業そっちのけでアルバイトと旅しかしていませんでした。


といっても、バックパッカーのような「ガチ旅」ではありません。海外は一人で行ったことないですし、大抵格安ツアーかNPO法人などが主催する旅の企画に参加しての訪問でした。


いわば、それなりに安全が保障された中で現地を自由に巡る「ゆる旅」です。


国内旅行においては「とりあえず行ってから考えよう」を合言葉に、ホテルと飛行機だけとってあとはノープラン、というテキトー極まりないまわり方をしてました。

こちらは「ゆる旅」というよりは「行き当たりばったり旅」です。


旅の良い所は「知らなかった世界が知れること」と「出会いがある」ことだと思います。


例えば、中国に行った時のこと。

それまで私は、中国人に対して「マナーを守らない」や「大声でさわぐ」

といったニュースなどで見るマイナスイメージを勝手に抱いていました。


しかし、実際に現地に行くと中国の方はとても親切で、何度も現地の人に助けられました。


当たり前ですが、中国にもマナーを守る人、守らない人、気が強い人、弱い人…色んな人がいます。


そういう当たり前のことに気付かされたり、発見があることがすごく面白いのです。


そして「出会いがある」。


これは何も人に限った話ではありません。


前述の通り、私はテキトー極まりない「行き当たりばったり星人」なので、国内を巡る時はいつも現地に着いてからその場で行き先を決めます。


すると、偶然訪れた先ですごく素敵なカフェを見つけたり、ガイドブックに載ってないような思いがけない景色に出会ったりすることがあります。


この「偶然の出会い」を求めて、私は旅をしているといってもいいかもしれません。


そしてそれは創作活動においても同じです。


プロ、アマチュア問わず、たくさんの人が自分の「好き!」を発表している場所というのは、まさに作品と人との偶然の出会いで溢れています。


そこで自分の作品も誰かのお気に入りになってくれれば…そんなことを目標にしながら絵や漫画を描いていこうと思っています。


「決して目立つわけじゃないけど、なんだか気になる。」

をコンセプトに、ゆるゆるっと創作していきたいです。



ここまで読んで下さって本当にありがとうございました。


それでは、この辺りで失礼します!

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