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ロゴス・レフュージ・ラム・マトン

英語の「Refuge」スペイン語の「Refugio」イタリア語の「Rifugio」
まあ、ざっくりラテン語系列だと「レフ・・・ーンフン」と発音されそうなこの言葉について語りたい。

と、その前に、前説ですよ。

日本語の 羊 を表す言葉が、英語だと シープ、ラム、マトンと色々あって、モンゴル語ではさらに多くて10数種あるんだとか。つまり生活様式に応じてフレーズの数や守備範囲は変わるってことです。

これは極端な例ではあるけどひとつの事実を示している。ある言語と他の言語の翻訳は、1対1対応などではなくて雰囲気が似ているだけで、取り落としてる情報いいいいっぱいある。

ふまえてですね。外国語かじってると母国語の守備外の隙間に落っこちてるものを拾うときがときどきあって、それは母国語では説明し得ないものなんだけど(母国語に直した瞬間また隙間に落ちちゃうから)自分の考えているものを理解するのにとても役にたつことがあるんです。

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レフュージ

で、Refugeの話なんですが、これ日本語に訳すと 防空壕とか避難所 なんですが翻訳をやると取り落とすんです。雰囲気的には、宗教的なスピリチュアルなニュアンスが感じられて、実際に教会の名前についたりもする。our lady of refuge とかね。(our lady はマリア様を指す表現ですね)

この場合のレフュージは加護とか訳すと雰囲気伝わるんかなと。


で、急にここから「歪み始めたマイレボリューション」

になっちゃうんですが、san値が下がってる時の精神的な拠り所というか居場所というか隠れ家というか、なんかそういうものが自分にとってなんなのかって考えることが最近多くて・・・ちょうどぴったりなんです。 この言葉が。ああこの中心概念がきっと Refuge なんだなって。

僕はこういうのが好きなのよ。
書物だけ探しても見つからないし、経験だけから得ることもできず、心の泉の中に沈んでいるわけでもないが、それらが生きてく中でフラグが立つんでしょうね。全部のフラグがたったときだけ得られる自分だけの『理解』。

ぜひ大切になさってください(中島誠之助風) 


いつでもサポートお待ちしております。凍える荒野を行く旅人の足を前へ進めるのは、いつだって心地の良い熱を持った風だから・・・