今すぐみんなで考えたいこと・・大阪府吉村知事の提案「出前に500ポイント」は、民間でも考えるべき経済圏モデル

緊急事態宣言が4月7日に発令されてから、本当に街から人が消えましたね…。

そんな中、早くも私のまわりで「生活費がヤバい!!」という声が2件聞こえてきました。

国や自治体が「自粛要請」を強めるほどに、人は行動しなくなり、「生活のために」開けていたお店も結局売り上げが立たずに閉める方向へ・・・

というのが、「働く人の声」の側から現れています。経営者側の経費削減のために、労働時間をどんどん短縮せざるを得ない方向ですね。

国の補償対策の是非をめぐって、ネット上などでも「今すぐ収入減少者と休業補償しないと潰れる事業者への対応」に批判の声が渦巻いていますが・・・

その答えは「当事者である生活者、労働者の声」にあるのだと思います。本当に国のためになる「精度の高い答え」を求めるには、情報開示を透明にしたうえで、「台湾の政治」を学ぶべきでしょう。

その手掛かりとなるのが、以下のブログです。



情報を幅広く共有したうえで、国民から幅広く意見や判断を仰ぎ、生の声を届けてもらうことを通じて、全ての意見を集約して「最適解」を導き出すというものです。

日本の現状と比較することで、本当の問題点が見えてくるかと・・・。

とはいえ、日本はそういう仕組みではないので、現状の仕組みで対応しないといけませんね。その現状の仕組みの中での「政治判断」だということです。

このあたりの背景の根っこには、国側の事情として、「金利上昇」「インフレ」への警戒や、大企業側の都合による、事業所の淘汰による「労働者需給の改善」➡人手不足の解消などの思惑があるのでは・・・と、個人的には考えています。興味が湧いたら、調べてみてください。

今回は、そんな全国的に沸き起こる議論とは別の視点から・・・

補償の議論と併せて、それ以上の熱意と考えを絞り出して私たちが取り組むべきだと思うこと、について語ってみます。

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行政から出てきた「ビジネスセンスを感じる」素晴らしいアイデア

大阪府の吉村知事が提案した、「1000円以上の出前で、府から500ポイント還元」という施策です。

この施策が本当に素晴らしいと思うのは・・・

生きながら死にかけていた、「来店客」が消えた飲食店に「デリバリー」という形で「お客様」を復活させることで、再び生命が吹き込まれること。

特にお子様がいる家庭を中心に、「感染が怖くて家に籠っている」ために、外食したいのにできない家庭(お客様)に、「デリバリー」という形での外食をインセンティブで促すこと。

そして、飲食店と出前部門で、「3密」を避ける形での雇用を生むことで、生活を守り、「経済」を復活させること。

まさかの「行政」から民間も真っ青の発想が出てくることに、正直ビックリしました!!(インセンティブで行動を促す、というのは即効性、速効性が高いです)

こういう発想は、日本中で、日本人全員で真剣に考えて生み出していかないといけないです!!

コロナに適応した社会へと、「社会の形を変えてしまう」ということです。私たちの力で。


特に若くて情熱があり、何かを成し遂げたい気持ちのある方には、災い転じて福となす、自分を飛躍させる大きなチャンスだと思います。

私のようにおっさんになって発想も熱量も貧弱になると、なかなか頭ではわかっていても行動には・・・(苦笑)

だから、多くの方たちの行動するきっかけとなる役割として、このことを発信していきます。

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この考えに至った背景と、私なりの(貧弱な)アイデア

実際に、私は2名の方に「今後の収入確保」についての相談を受けました。20代女子と60代女性からです。

どちらも、働く場所さえあればバリバリ頑張るところを、いざ職場で「シフトカット」されてしまうと、手も足も出ないことに気づいてしまったという感じです。

ということは、この2人に限らず、今の日本には「生きたまま眠れる労働力」が、きっかけをひたすら待って自宅で息をひそめている方がたくさん存在する、ということです。

ひとまずこの2人には、根本的な解決策ではないものの、私なりの生活費を回すためのヒントや考え方などを伝えました。(現実的なヒントなのですが、本人の考えとの相性の悪さからスイッチが入らない策も多いのです・・むずかしいですね)

日本全国で、さまざまな個性を持つ方が思いもしないアイデアで、「生きたまま眠れる労働力」を、3密を防ぎながら活用できる仕組みや経済圏をたくさん作りだすことができたら、きっと・・・

眠れる労働力の方たちの琴線に触れる「スイッチが入る仕事」がたくさんの方たちに行きわたるのだと思います。

自分たちの経済圏を考える、本当の「自給自足」を、自分たちで創りあげる。


そのための行動を起こしてくれる方がたくさん現れてくれることを切望します!!

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貧弱な発想で思いついた内容を列記しておきます。

①「コロナ陽性者(疑い者)」向け買い物代行サービス・・・14日間の自宅待機なので。

②規格外野菜の直売(集荷と配達)

③食品ロスと食べられない人の問題を解消する仕組み

④もっとも大変になると思われる、「医療の現場」を、何らかの形で私たちがサポートやお手伝いできる仕組み

⑤この件についてアイデアや意見を集めるプラットフォームを作り、アイデア提供者に適切な(やる気の出る)報酬を出し、採用されたアイデアや特に優れたプランなどには別途ボーナス報酬を出す・・・民間が実行し、報酬部分は全額、「行政が補償金代わりに補助金を出す」➡こうすることで、批判している方たちの思考を「建設的に」向けることが可能に

など、

「余っている人」と「足りない人」をマッチさせる仕組みや取り組み

「貸したい人」と「借りたい人」をマッチさせる仕組みや取り組み

「困っている人」と「余裕のある人」をマッチさせる仕組みや取り組み

みたいな視点で新しい事業をどんどん生み出すことで、経済を回していくことが可能なのではないか?と思っています。

特に⑤は、現実にやってほしいですね。3兆円ぐらい報酬に充てたら、マジで日本を変えられるかもです(笑)

暗い話が多いですが、ここは前向きに行きたいですね!

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今回の新型コロナは、「一度収束してもまた来年再発する可能性がある」とも言われています。

あくまで可能性、仮定の話ですが・・・

もしそうなった場合、「非接触」でも回る経済圏の考え方は絶対に必要になります。生きていくために。

大量生産、大量消費、大量処分の考え方は通用しなくなるでしょう。

このあたりも先読みしながら、ひとりひとりが生きることに必死になりつつも、理解を深めていく必要があるのでは・・・と考えています。

今も生き残っている仮想通貨民の一部では、実はこのことをとても深く理解されている方たちがいます。(私が日本で一番深く理解されている方だと思う方を紹介しておきます。twitterで「仲津正朗」さんで検索してみてください。一連のブログが理解できると意味が分かると思います。)

「トークンエコノミー」というのは、こういった考え方がベースになっていたりします。

下にブログをつけておきますので、興味のある方はぜひ。(私は専門家ではないので、「知るきっかけ」にしていただければ・・・)


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「コロナウイルス後の世界」に私たちが持つべきと思ういくつかのこと③につづく



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