【依頼者向け】発注した動画制作のクオリティを上げる方法3選
「クオリティの高い動画を作りたい」
これは動画を制作する私たちも、依頼していただいたお客様も、誰もが願う共通の目標です。
もちろん私たち制作側は、少しでもお客様に満足していただける動画を制作するために全力で取り組みますが、それだけでは限界があります。
動画はあくまで私たちだけではなく、お客様と共に作り上げていくものです。
今回は、お客様の協力なしには成り立たない動画制作において、動画のクオリティを上げるために、依頼する側のお客様にできることを3つにまとめてご紹介します。
今後動画制作を依頼される際に、ぜひご参考にしていただければ幸いです。
クオリティーの高い動画とは
クオリティーの高い動画を目指す前に、まずは「クオリティが高い動画」とはどういったものを指すのかについて、弊社の考えを書かせていただきます。
弊社の思う「クオリティ」とは、依頼していただいたお客様、そして視聴者の方々の「満足度」を指します。
一般的に高画質であったり、豪華なBGMが使われてる動画をクオリティが高いと言いますが、そういった要素がお客様や視聴者にとっての「満足度」に繋がっていなければ、動画のクオリティには関係しないと考えています。
もちろんそういった基礎的な要素も必要ですが、それよりもお客様の目的の達成や、視聴者に感動を与えることを第一に考えて、弊社は動画を制作しております。
1.どんな動画を作りたいかイメージを固めておく
まずは動画を制作する前に、「どんな動画を作りたいのか」ということをなるべく具体的にイメージしておくことが重要です。
もちろん、これまで動画を作ったことがないお客様にとっては、そもそもどんな動画を作ればいいのか分からない場合もあると思いますので、「こんな動画が作りたい!」というイメージを固める方法をご紹介します。
動画を制作するということは、動画を使って成し遂げたい目的があるかと思います。
例えば、企業のプロモーション映像であれば
・○○な人たちにリーチさせて、商品に興味を持ってもらいたい
・動画を見た不特定多数の人に、まずはHPにアクセスしてもらいたい
・他社にはない○○な取り組みを知ってもらい、SNSでシェアしてもらいたい
また、イベント等の記録映像であったとしても
・その日のイベントで行なったことことを、後から動画で見れば分かるように記録しておきたい
・イベントがいかに素晴らしいものだったかを表現して、次回のイベント参加者を増やしたい
・イベントの裏側や、スタッフの頑張る姿を映して、イベントに関わった全ての人に感謝を伝えたい
など、動画を制作するにあたって、様々な目的が考えられます。
そして同じ動画を制作するにも、この「目的」に沿って動画の内容を組み立てていくため、イメージがどれだけ具体的に固まっているかによって、動画のクオリティは大きく変わってきます。
そのため、お客様に前もって動画制作の目的をイメージしていただくことが、よりクオリティの高い動画制作に繋がります。
もちろん「動画を使用したいが、明確な目的をイメージすることが難しい」ということであれば、弊社に気軽にお問い合せ下さい。
事前に目的をしっかりとすり合わせたうえで動画制作に入るために、全力でサポートさせていただきます。
2.なるべく多くの情報を制作会社に伝えておく
私たちが動画を制作するにあたって、知っておきたい情報は山のようにあります。
・撮影場所はどんなところなのか(屋外か屋内か、電源をとれるか)
・撮影時の状況(人数や物の配置、機材の搬入ルート)
・撮影にかけられる時間(移動時間や、場所の利用可能時間)
・動画に必要な要素(ここを強調したい、これは写さないでほしい)
・動画の尺
・動画の運用方法(DVDで上映するのか、SNSアカウントで投稿するのか)
などなど他にもたくさんありますが、基本的にそれらの情報すべてを把握したうえで動画を制作することは現実的に不可能です。そのため制作会社側で、これまでの経験からある程度予想を立てて制作していくことになります。
そして、この制作会社側で予想している部分が明確であればあるほど、動画のクオリティは上がるといっても過言ではありません。
お客様側で分かっていることを詳細に教えて頂くことによって、撮影であれば万全な機材や手順を準備してのぞむことが可能です。
編集においても、初めからお客様の要望に沿ったものに作り込むことによって、修正のやり取りが少なく済み、その分お客様に喜んでいただける動画を追求することができます。
そのため、動画制作に関わる情報であれば、教えて頂ける情報は多ければ多いほどありがたいです。
「いつも動画作ってるなら分かるだろう」と思うような情報でも、それは制作する動画によって変わる可能性もあります。
情報が多くて困ることはありませんので、どんな些細なことでもお伝えいただければ幸いです。
3.フィードバックは修正点だけでなく、良かった点も伝える
動画の制作が進んでいくと、ある程度できたものを「試写」としてお客様に確認していただきます。
お客様の方で内容に不備がないか、動画の内容が目的に沿ったものになっているかを確認していただき、基本的には試写動画の修正しなければいけない部分をお伝えいただき、その修正点がなくなれば完成ということになります。
しかし、フィードバックで修正点だけではなく、良かった点もお伝えいただくことで、動画のクオリティが更に上がる可能性があります。
動画を制作している者も同じ人間で、褒められて嬉しくないわけがありません。
良かった点も併せてお伝えいただくことで、修正点だけを直す作業的な思考ではなく、「じゃあこの部分をもっと○○することで、よりお客様に満足いただけるかもしれない!」という創造的な思考になります。
もちろん常に「動画のクオリティを上げたい」とは考えていますが、お客様がどの部分に「クオリティの高さ」を感じているのかが分かれば、さらに照準を絞って動画を作り込むことが可能です。
まとめ
以上3点を、動画制作を依頼されるお客様ができる、クオリティを上げる方法として紹介しました。
この記事を読むことで、「動画は制作会社だけではなくて、お客様と一緒に作り上げていくもの」ということが、分かっていただけましたでしょうか。
私たちが動画制作に全力で取り組むのはもちろん、お客様側のサポートがあれば、より一層動画のクオリティを上げることが可能です。
今後、動画制作をご依頼される際は、少しでもこのことを頭の片隅に置いておいていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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