【俵山昌之の遺産③】石井 彰

3本目の番組の出演はピアニストで作曲家の石井 彰。俵山昌之(b)江藤良人(ds)というトリオで、2001年からアルバムリリースやライブを多数行った経験を持つ。

初めて会った時の俵山の印象を「美しく堅牢な建築物を見た」と語った石井。彼にとっても俵山のベースは「道しるべ」だった。
今回はソロピアノでの演奏と、俵山が遺したトラックとのセッションもお願いした。「久しぶりに楽しかった」と締めくくられたインタビューは、心から語られたものだろう。

大阪から東京に活動の場を移し、大隅寿男(ds)トリオを経て日野皓正(tp)クインテットに参加し、自己のトリオを結成するまでの話は是非若手音楽家にも是非聞いていただきたい。

石井 彰よりコメント
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10年間トリオで一緒に演奏してきた3枚のアルバム。数え切れないライブ。いつも彼は寡黙ながらも強い主張と、それを押し付けてくるのでは無い、なんと言うか温かい説得力があった。

10年のブランクを経て、このセッションをして、同じ感覚が蘇った。とても哀しく嬉しかった。

俵山昌之との10年間は僕にとって、大切な宝物として心の中に生き続けている。
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本番組を含めて今回の一連の活動の経緯などはこちらから。

https://note.com/rip_tawarayama/n/n7bad10fd79dd

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番組クレジット

追悼企画番組:俵山昌之に捧ぐその3 
出演_石井彰(ピアニスト・作曲家)
http://www.akiraishii.net/index.html

中目黒「楽屋」にて2021/06/27収録。
撮影協力:中目黒「楽屋」
https://www.rakuya.asia/

掲載元:五十嵐一生 Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC89lPUmY9fRvTrvpCT56wVA
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