松田聖子の7インチ・アラカルト
裸足の季節
決して順風満帆ではなかった松田聖子のデビューは、1本のカセットテープを聴いたCBSソニーのディレクター若松宗雄の聴力と情熱のみで、親父さんの反対を押し切って此処まで漕ぎつけたといっても過言ではない、崖っぷちからの、まさに靴も履かせてもらえない裸足からのスタートであった、因みに「裸足の季節」の歌詞に「裸足」という言葉は使われていない、歌詞からベタにタイトルをつけてしまうとCMソングゆえ「エクボの秘密」になってしまう可能性もあったと思うが、そこから「裸足の季節」とい