見出し画像

ずっと気づかなかったインナーチャイルドと「お母さん」への思い

両親のどちらが好き?と聞かれたら、迷いなく「お母さん」と答えます。
お母さんは、いつも見方でいてくれたから。

だから、そんなお母さんに対して、蓋をしてたような「ずっと言えなかった感情」なんて、全くないと思ってました。
でも、昨日、ふと気づきました。

私は、お母さんに「守ってもらいたかった」んだと。

過去を遡ると、物心つく頃から「お父さん」が大嫌いでした。

長女で生まれた私は、父親の「理想の子育て方針」のようなものを一手にぶつけられたんだと思います。

小学高学年から中学3年の期間は特に、父親の「監視と支配」が私に集中してました。
(父親のトラウマについては、これからゆっくりまとめていこうと思います)

父が私に説教をするのは、必ずお母さんがいないとき。または、お母さんが家事や仕事で、こちらの様子が全く分からない時でした。

説教は毎回1時間を軽く超え、私は正座で父は椅子に座り見下ろされる。
鬼のような形相、目つきで延々睨まれ「怒り」だか何だかわからないモノをぶつけられました。

父に関するエピソードはたくさんありますが、今回はそれを割愛して…

私は父の何かしらを、1人でまともに受け続けていました。
当然、トラウマになり父のことは大嫌い。嫌悪感しかない、そんな感じです。

逆にお母さんは?と考えると…
お母さんも感情表現が激しい人なので、ふつうにど叱られることもありましたが「嫌い」ではない。むしろ、グチを言えば見方になってくれる、良いイメージです。
(今思えば、いつも見方してくれたのは、私が片目失明したことへの罪悪感や後悔があるからでは?とも思います)

そんなだから、お母さんには何も不満とかなく【どこかに蓋して置いてきた感情】なんて、ないものだとずーっと思っていました。

でも、昨日ふと気づいたのは
「私は、お母さんに守ってもらいたかったんだ」ということ。

トラウマになるほどの監視と支配を…
1人で耐え続けた
誰も助けてくれなかった
守ってもらえなかった
お母さんに、守ってもらえなかった

そんな感情をもつ、子どもの私の声が
はっきり浮かびました。

だから、私の口ぐせは
「家族を守りたい」なんだ。

「守る」という気持ちが強いのは
「守ってもらえなかった」からなんだ。

今日まで気づかないほど
ガチガチに蓋してたんだなぁ。

トラウマというほど強いモノでもない。
でも私の潜在意識は、覚えていた。
このインナーチャイルドを見つけたからと言って、母に対する感情は何も変わらない。
父のトラウマに比べると、ひどくアッサリしたものだけど、見つけてあげられて良かった。

今回、このインナーチャイルドに辿りついたことで、新たな疑問が芽生えました。

★なんで私は、お母さんのサポートがしたいんだろう?
★私に「話を聴いて」と言ってくれるご縁ある人は、なんで皆「母親のトラウマ」が強いんだろう?
★「お母さん」て、なんなんだろう?

きっとこのテーマが、本当の使命に繋がるんだと、なぜか確信しています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?