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これまで経験したヘアカットの営業スタイルまとめ

髪を切ってきました。最近改めてnoteに記事を書く習慣がついてきたので、シャンプー中もカット中も、ヘアカットにまつわる内容をどうまとめようかなーなんて考えてました。

これを読んでいる皆さんは、普段どこで髪を切っていますか?お気に入りの美容室がある方もいれば、自分で切る!なんて強者もいるかもしれませんね。

振り返ってみると私は私でいろんなヘアカットの経験をしてきました。料金が安い順にまとめていこうと思います。良ければ皆さんも今後のヘアカットの参考にしてみてください。

1.ママカット(0円)

・・・その名の通り、母親による散髪です。小さい頃はお母さんに切られていた、という方も多いのではないでしょうか?私の場合は、ママカットが中学2年生の冬まで続きました。

(といっても毎回そうだったわけではなく、美容室も行きつつ、母の気まぐれで「節約のために今回はお母さんが切る!」と言い出した時だけだったのですが。)

メリットはもちろん、お金がかからないこと。身内だから遠慮なく仕上がりに対して好き放題言えること、です。

が、デメリットは、

たまに絶望的に失敗すること、です。

忘れもしない中学2年生の冬でした。散髪を母に任せてスッキリした翌日、いつもどおり学校に行くと、クラスのみんながざわつき始めました。

不思議に思った私が友だちに「どうしたの?なんかあった?」と聞くと、その子は私にこう言いました。

りお、後頭部に10円ハゲが出来てるよ!?

なんと年頃の娘の散髪に、母は大失敗していたのです。しかも何食わぬ顔でその失敗を隠蔽し、誤魔化したまま私を学校へと送り出したのです。

自分では後頭部の上の方までは見えないので気付かなかったのですが、椅子に座った私の後頭部に見える10円ハゲは、クラスメートの大きな注目を浴びました。

私は慌てて「昨日お母さんに散髪されて・・・」としどろもどろになりながらみんなに説明しました。

付き合い始めたばかりだった同じクラスの当時の彼氏にも見られてしまい、「俺と付き合ったせいでストレスが溜まったのかと思った・・・」と心配されてしまうほどでした。

私の10円ハゲ事件は担任の先生にも伝わり、可哀想に思われたのか、別室へ連れて行かれ、「今回は特別に」ということで校則違反だったヘアワックスでハゲを隠してもらいました。

それ以来、2度と母には髪を触らせないと誓い、今に至ります。

というわけで、このnoteを読んでる皆さんもママカットにはくれぐれもお気をつけくださいね。もちろんご自分がママの立場である方も、お子さんの気持ちを傷付けないように、充分に配慮して散髪してあげてください。下手したら親子の絆に亀裂が生じます。もちろんパパカットもです。

2.カットモデル(0円)

・・・こちらは素人のママカットとは違い、美容師見習いの方に切ってもらうスタイルです。主に学生時代によくお世話になりました。今でもきっと道端でモデルハンティングが行われているとは思いますが、怪しまずに勇気を出してついて行ってみると、お得なヘアカットライフが始まります。

メリットはやっぱり、無料であること、素人よりは断然上手いことです。カラーも材料費だけでやってくれたりします。あとはたまにカットモデルと付き合っちゃう美容師さんもいるので、おしゃれな彼氏を作りたい方は積極的にモデルハンティングされてみるのもいいかもしれません。

デメリットは、基本的にお店の営業時間外にカットしてもらうので、施術が朝早いか夜遅い時間であることです。お店が暇な時や、その美容師さんの立場次第で営業時間内にしてもらえることもありますが、私の経験ではごく稀でした。

あと個人的に面白いなと感じたのは、カットモデルを募集している美容師さんは上昇志向が強いことが多いので、一緒に過ごしていて刺激になります。どんどん技術を向上させて一人前になっていく姿を見守るのも、人間観察の一環として楽しめますよ。今思うと、遊ぶような友だちでもない、金銭を介したお客さんでもないという、何とも言えない不思議な関係だと思います。

3.お手軽お手頃美容室(1000円~1500円)

・・・どう表現していいか迷いましたが、ファミリー向けのお安い美容室のことです。チェーン展開していたり、女性向けというよりは高齢者やお父さん、小さい子供たちがよく行くようなお店です。物は試しに、と出来心で入ってみたら思ったよりは悪くなかったので何度か利用したことがあります。

メリットは、安くて早いことです。シャンプーをせず、すぐにカットから始まるので、特にこだわりなくさっと切ってほしい時には便利です。

デメリットは、女性はなんとなく入りづらいこと、カット後の美的満足感はあまりないこと、です。そこまで酷くはないけれど良くもない、といった無難な仕上がりになります。カットだけで今より何倍も素敵な外見にしてほしい、というリクエストは残念ながら叶わないことが多いと思います。

4.出張美容師(3000円)

・・・これは珍しいスタイルなのではないかと思います。自分の部屋や外出先に来てもらって切ってもらうスタイルです。美容師さんたちが屋外のマルシェなどで開く青空美容室という企画とも少し違います。完全に個人営業です。

メリットは、自分が出向くのではなく来てもらえる、ということです。ちなみに私は自分の部屋や、友だちと遊びに行っていた山の上のゲストハウスの中などで切ってもらいました。友だちにからかわれながらパシャパシャ写真を取られながら散髪される、という面白い経験でした。

デメリットは、美容師さんとプライベートな空間を共有するので少し気恥ずかしい、ということです。自分の部屋に友人や家族以外の人を招き入れることに抵抗がある方には向いていません。あと、異性の美容師さんだと、付き合ってるのかと噂されてしまうこともありました。恋人にも誤解されかねないので、このスタイルのヘアカットを利用する際には注意が必要だと思います。

ちなみに出張美容師という働き方はグレーゾーンみたいで、普通の美容室でこの話をしたら「その人のやり方ちょっとヤバいかも」と言われてしまいました。(ご自身のSNSアカウントでも堂々と宣伝しているので、本当にグレーなのかはよく分かりませんが。)

5.普通の美容室(4000円~)

・・・最後にようやく普通の美容室について書きます。外観もおしゃれで、カット前には丁寧なカウンセリングがあったり飲み物が出てきたり、マッサージのようなシャンプーが付いている、皆さんが一番多くイメージするような美容室です。

メリットは、サービスが充実していること、カットだけでなく入店から退店まで、その時間自体を気持ちよく過ごさせてくれること、です。1~4を経験した私としては、やっぱり値段とサービスは比例しているなと感じます。リラックスできる空間で、きちんとお客様として扱われるのは気持ちがいいですよね。もちろんカット技術が上手いことは前提です。

デメリットは、通う頻度によってはお財布に優しくないこと、です。4000円~と書きましたが、有名サロンともなると更に高額になると思います。たかが2ヶ月ほどの外見的満足のために、どこまでお金をかけるか、いくら以上出すと無駄な支出になってしまうのか、考え始めるとキリがありません。

というわけで、私が経験した5種類のヘアカットスタイルを紹介してきましたが、いかがでしょうか?他にも「美容師になった友人に切ってもらう」という経験もありますが、記事が長文になったので割愛します。見知らぬ人よりは友人のほうが気楽でいいですよね。手を抜かれるとショックですが・・・。

では、皆さまもご自分に合ったヘアカットライフをお楽しみくださいね~!



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