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Day12 課題先行で落選した256times挑戦の記録 その1. 35歳子持ち女が今更プログラミングを始める理由

こんにちは、Rio(@Rio_reach)です。普段はブログ書いたり、畑にいたりしています。

今回、2019年1月1日しょっぱなから、そんな私がドットインストール社が新しく始めたスパルタプログラミングスクール256timesの選考に挑戦してきましたので、その記録を残しておきたいと思い、このnoteを執筆することにしました。

このnoteを書きながら256timesを私自身振り返りたいという思い80%、
今後256timesに挑戦する方の参考になれば嬉しいという気持ち20%で執筆します。

そして、書いていくうちに書きたいことがどんどん出てきてしまって、かなりの長編になってしまいました(実際にはまだ書き終わっていないのですが)。

ですので、今回は触りの部分である、なぜ35歳子持ち女(私のことです)が256timesに応募しようと思ったのかについて書いていきたいと思います。

長文になりますが、しばらくお付き合いいただけると嬉しいです。

256timesってなに?

「そもそも256timesってなに?」という方もいると思いますので、まずは256timesとは何かという説明をします。
「もう知ってるよ!」という方は読み飛ばしてくださいね。

256timesは、「3分動画でマスターできる、初心者向けプログラミング学習サイト」を運営するドットインストール社が主催のスパルタプログラミング学習スクールです。

このスクールは、就職、転職がゴールではなく、「テクノロジーコミュニティで友達が作れるようになる!」がゴールです。

・3ヶ月間、10名程度の少人数スパルタ方式
・期間中であっても、課題をこなせなくなったら退場
・無料
・言語はJavaScript限定
・PCもmac限定

という、今までなかった形のプログラミングスクールですね。

そして、このスクールに入学する10名を選ぶための選考が2019年1月1日から実施されました。

選考方法は、2019年1月1日から2週間、毎日メール届く課題をこなすこと。
提出できなければ、そこで脱落。回答が不十分でも脱落です。

この課題を通過した10-12名が無事、入学となるという、無料ゆえに非常にハードルの高いスクールです。

参考:256times0期生募集記事

ちなみにですが、256timesには413名の応募があったそうです。
合格率0.2%というかなり狭き門です。

Twitterでは、「#256times #dotinstall 」というタグをつけた投稿が元旦から飛び交いました。

ぶっちゃけ、プログラミング習得を諦めていた

はっきり言うと、256times参戦前の私は、プログラミング習得することを諦めていました。

だって、私は今年で36歳。
プログラミングって、ぶっちゃけ若者がやるものじゃないですか?

それに、プログラミングはやってみたいけれども、プログラミングを仕事にしたらしんどいということを今までの経験で感じていました。

SIerでインフラシステムエンジニアとして働いていたときのはなし

少し話はさかのぼりますが、
私は2年ほど前まで、体験農園の会社にパートとして入社する前は、インフラシステムエンジニアでした。

インフラエンジニアは何をしているのかというと…いわゆる、
「黒い画面でコマンドをバチバチ叩いたりしている」
という感じですね。

プログラミングはあまりしませんが、それでも「シェル」と呼ばれるコマンドの羅列に近いプログラミングをすることはありました。

そんなシステムエンジニアの勤務では、

・エラーで思い通りにプログラムが動かない。
・サーバーが動かない。どうしたらいいのかわからない。


常にそんな危険性を感じていました。

客先など、頼れるエンジニア仲間がプロジェクトにいないときは最悪です。
自分一人で何が悪いのか格闘し、お客さんや発注元のマネージャーにイライラされつつよくわからないなりに報告するための説明を考えて、資料を作って(そんなヒマがあるなら問題の切り分け作業をしたいのに、それが報告が優先…)、なんとかする…

私の経験したインフラシステムエンジニアの業務は、SIerで勤務していた頃の、あくまでも一例です。

環境によっては、頼れる先輩がいたり、適切な判断をしてくれるお客さんのいる現場もあります。

すばらしい現場で働けるかどうかは、SIerにとってははっきり言って運です。

しかし、企業でプログラミングに関わる仕事をしていけば、いつかはこんなプレッシャーがかかる現場に当たってしまう。

そんなストレスのかかる仕事をこの歳になってやりたくなんてない!と思っていました。

だから、システムエンジニアを私はやめたんです。

*****

そして1年前、私は息子を出産し、母になりました。

私は母として、「息子が「やりたい!」って言ったことは全部やらせてあげたい。」と考えるようになりました。

そのためには、お金が必要です。

だから、たくさんお金を稼ごう!パートだけではなくて、副業もやろう!

そう考えるようになりました。

そんな私ではありますが、プログラミングをやってみたい、自分の手で物作りをしてみたい、という気持ちは、インフラエンジニアとして勤務していたころから持っていました。

しかし…私は以下のように考えて、プログラミング習得を躊躇していました。

お金を稼ぐためには、プログラミングなんていう、(私にとって)お金を稼げない、稼ぐつもりがない技術を学ぶヒマは私にはない。
だって、私の時間は私のものだけではなく、家族のものでもあるんだから。

育児・家事・パート・副業…私には他にやるべきことがたくさんあるんだから。
今だって、自分の時間なんてほとんどないんだから。

プログラミングをやる暇があるなら、その時間をお金を稼ぐことに使ったほうがいいじゃん?

…長々と書きましたが、要するに私は、256timesに出会うまでは、プログラミングを諦めていたんです。

正直ベースの応募したきっかけ

プログラミング習得をあきらめていた私が、それでも256timesに心を動かされた理由は2つあります。

256timesに応募したときにも動機を書いたのですが、運営ウケを狙い、都合の悪いことは書かないようにしていました。
noteでは、都合の悪いことも含めた正直ベースの応募したきっかけを書いていきます。

応募した理由1 心の奥底ではプログラミングを諦めきれていなかった

前述しましたが、コードを書いてモノを動かしてみたい、そんな気持ちがアラフォーになってもくすぶっていました。

「人生でやりたい100のことリスト」を作れば、「プログラミングで自分のプロダクトを作りたい」「便利なアプリを作りたい」「ささっとプログラミングができるカッコいい人になりたい」って書いてしまっていました。

参考:人生でやりたい100のことリストって?

ドットインストールのブログのフォローを外さなかったのは、そんな気持ちも手伝っていたのだと思います。

応募した理由2 エンジニアのコミュニティが好きってことに気がついた

また、ふとしたきっかけで、「エンジニアのコミュニティは好き」ということに気がついたことも、応募した理由です。

今の会社は体験農園業なので、ほとんどITを触る人との関わり合いはありません。

そんな会社でもシステム系をやっている人がいて、その人と話すのが結構楽しいってことに2018年の12月にふと、感じたんです。

そう言えば、エンジニア時代でも、

一人は嫌だけど、エンジニア仲間と一緒にエラーの対応したり、sedとかawkとかを駆使して(サーバーのコマンドです)、仕事を効率化するの、楽しかったな。
私、エンジニアを仕事にするプレッシャーには耐えられなかったけど、エンジニアっていうコミュニティは好きだったんだよな。

そんな風に思い、私はエンジニアのコミュニティは好き!とうことに気がつきました。

256times募集記事を読んで心が動かされる

プログラミング習得をあきらめきれない気持ちと、
エンジニアのコミュニティが好きだったという気づきがありました。

しかし、プログラミングを学習する時間もないし、学習したってお金にする気はない。

でも、学習しないと、ずーっと、「プログラミングで、自分の思い通りのプロダクトを作ることに挑戦してみたい。」っていう気持ちを引きずるんだろうな…

そんな気持ちでモヤモヤしていたときに、256timesの0期生募集のブログ記事が目に入りました。

256timesって、まさに私のモヤモヤした気持ちに決着をつけられるいい機会なんじゃない?
そう感じました。

就職・転職がゴールではなく、友達を作るっというのが目的なのもいい。

ドットインストールが手を引いてくれるなら。
スパルタなら。
無料なら。
長い人生の立った3ヶ月なら。

このくすぶる気持ちを消化するために寄り道してもいいしれない。

落ちたら、もうプログラミングは本当に諦めよう。
そしてまた、私は家族のために、息子のために生きるんだ。

そう自分に言い聞かせて応募しました。

続き:Day12 課題先行で落選した256times挑戦の記録 その2. 以外だった選考問題たち

次回予告:
以外だった選考問題たち
運命のDay12のこと
旦那の反応
256timesに参加してよかったこと・悪かったこと
もし、あなたが256timesに挑戦するなら…アドバイス
参加前と参加後の心境の変化、これからのこと

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