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どうして仕事の生産性が上がらないのか?

この一年間、なぜ自分の生産性がこんなにも低いのかと頭を抱えて生きてきました。
四方八方から飛んでくるチャット、
積み重なるタスクの下敷きになり、押しつぶされそうになっている。

そんな僕のような方は、一度考え直してみるといいかもしれません。
生産性の低さは、自分の能力ではなく働き方のせいかもしれないということを。

どうもRIOの吉田です。
大学を休学し1年間RIOでインターンをしていました
執筆時2022/2/28が僕の仕事の最終日。

この1年間、たくさんの過ちを繰り返してきました。
過集中と注意散漫を繰り返す脳みそのせいで小さいころから忘れ物やミスが多く、その才能は仕事中にもいかんなく発揮されました。

インターンを開始して1か月程度のころ、ミスが多すぎて上司に
「吉田さんは細かい作業のチェックは難しいと自覚してるはずなので、
確認は他の方に依頼してください」
といわれておなかが痛くなったのをよく覚えています。(笑)

右も左もわからないまま、日々の業務に追われる中で
「せっかくインターンしに来ているんだから、何とかして現状を変えなければいけない。爪痕を残さなければならない」
そう思いました。(大袈裟)

そこで考えたのが積み上げ型業務です。
つまり、それ毎回やる必要ありますか?という業務を自動化、マニュアル化していくことです。レバレッジともいいます。
一度やった業務が、できる限り長期的に効果をもたらすような働き方にシフトすることです。

例えば、毎月行われるExcelでの業務をマクロで1クリックにしてしまえば、ミスが減ります。時間もできます。
他にも、日々の勤怠の入力を半自動化したりもしました。

半年ほど前、新しい勤怠システムが導入されました。
しかし、業務に集中してしまうことにより勤怠の押し忘れが多発。
だいたい3日に1~2回くらい押し忘れました。(多すぎる…)

これは問題だと思い、始業5分前と終業5分前には強制的に作業が中断され勤怠システムが起動するように仕組みを作りました。
これによって勤怠時間を気にする必要がなくなります。それからは押し忘れがほとんどなくなりました。

こういった今すぐやらなくてもいいけど、やると楽になる業務は身の回りにたくさんあります。

マニュアルに落とし込んで外注できるようにしたり、うまいやり方を継承して工数を下げたり、ツールを作って勝手に作業が終わるようにしたり。
やってもやらなくても明日の利益には影響しないような仕事を、地道に積み上げていく。
積みあがった資産は長期的に業務工数を削減し、ミスを減らしやがて一人の人間では到達し得ない生産性を生み出す。
こういう働き方は面白いなと思うわけです。

もちろん業務の隙間にインターン生がこっそり行うものなので大したものではないですけどね(笑)

問いかけましょう。
あなたの今している業務は来年も役に立ちますか?
資産性のある業務ですか?

忙しい日々の中で少しだけでもそういった”目”を持てると徐々に変わってくる。そう思います。

【追伸】
僕はWebが好きです。
なぜなら積みあがるからです。
僕が書いた記事は、来年も誰かに読まれているかもしれません。
講演会は一度話したら終わりですが、YouTubeに残せば半永久的に資産として集客や販売に役立つかもしれません。
Webを資産性のあるものとしてうまく活用できれば、利益は雪だるま式に増えていくかもしれませんね。


インターンとは思えないほど活躍していただきました…!!
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