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LGBT差別冊子に対する自民党本部前抗議『STAND FOR LGBTQ+ LIFE』 - 2022年7月4日(月)/東京都千代田区

秋山理央

2022年7月4日(月)、東京都千代田区(自由民主党本部前)で行われた抗議行動『STAND FOR LGBTQ+ LIFE』の記録

 自民党議員の会合(神道政治連盟国会議員懇談会)で、「同性愛は精神障害、または依存症」「LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が原因ではない」など、性的マイノリティに対する差別的な内容が書かれた冊子が配られた問題に対し、自民党本部前で抗議活動が行われた。急な呼びかけにも関わらず、450名が集まり抗議の声をあげた。

 この記事では、当日行われた全スピーチの書き起こしと現場で撮影してきた写真で当日の様子をレポートしている。
 参加者のスピーチを読み、7月10日に投開票が行われる参議院選挙2022の参考にしていただけたらと思う。間違っても自民党みたいな性的マイノリティを尊重するつもりが全くない差別政党には投票しないでいただきたい。



【アンドロメダさん】

アンドロメダさん(共同発起人)
みなさん、はじめまして、アンドロメダと申します。
今日、来てくれて本当にありがとうございます。
色々準備したんだけど、ちょっとパッと話すと、こんなに集まると本当に想像してなくて、もう泣きそうなぐらいの感謝しているので、本当にありがとうございました。
スピーチをやらせていただくと、事前に書いたものなんですけど、言いたいことが心からあるので、間違いないように準備をさせていただきました。
言いたいのは、わたしは特別な人ではありません。政治的な活動やっている人でもないです。
本当に、水曜日の夕方に松岡宗嗣さんの記事が出たタイミングで、寝れなかった、ただの人です。
松岡さんの記事は、友達から送ってくれた時に、わたしは内容をチラッと読んで「あぁまたこういう発言だな」とすごく軽く扱ってしまったんですね。
その時、わたしは差別的な表現を当たり前にしてしまった(※受けとめてしまった)、普通にしてしまった、許してしまったという感覚がありました。
「慣れてるから大丈夫じゃないですか」っていうことなんですけど、そのあと、ベッドで記事をちゃんと読もうと思った時に、今回の問題の大きさを気付いてしまった。冊子に書かれた情報の危険性も気付いてしまった。
「LGBTQであることは依存症」、「LGBTQでいることは、頑張ったら治療できること」、「LGBTQの方が増えたら社会が崩れてしまう」という表現、情報いっぱい入っていた。それを読んで、すごく怒りを感じてしまいました。急に50年前にタイムスリップしてしまった感覚がありました。それとも、ディストピアの世界観に入ったみたいな状況でした。
わたしが愛しているコミュニティ、わたしが愛している方について、こういう嘘を広めている彼らにすごい怒りを感じました。最初にこの表現を当たり前のこととして許した自分にもすごい怒りを感じました。
それで、自分からなにかをやろうと思わなきゃと。デモを運営する経験がなくても、こんなに人の前で話す経験がなくても、なんかしなきゃと思いました。
なぜなら、その冊子に入っていた情報を許せないと思いました。その冊子に入っている使われた表現、わたしたちのコミュニティにすごい圧力かかって、死亡と自殺につながっていると思います。世界中に同じようなLGBTQの方が、同じ苦しみをしている方につながっていると思います。
少し自分の話をすると、高校生の時にカミングアウトをした時、両親にわたしが悪いと言われて、わたしの中に悪魔が入ってるということを言われ、それを出さないといけないし治療しないといけないと言われた経験がありました。人生の中で一番暗い時期でした。希望をほぼ感じられなかったです。
家にいることも苦しくて、学校でもフェミニンだったからすごいいじめられたんです。ほとんど毎日、高校の階段のホールで一人の友達と二人でご飯をしていました。ある日、その階段ホールで友達にカミングアウトする勇気が出せました。友達がハグしてくれて、「あなたはあなたのままで大丈夫よ」って言ってくれました。すごい泣いてて、あの日あの友達が救ってくれたんですけど、誰でも同じような行動に終わってくれるわけではありません。
わたしが高校を卒業してから3年後、わたしが友達にカミングアウトした階段ホールで、ゲイという理由で一人の20代の子どもが自殺してしまいました。その時、一人の友達のおかげで、わたし死ななかった。きっと友達がいないで、今12歳の子供たち、まだこれから自分のジェンダーを探求している子供たち、似たような人がたくさんいると思うので、だから今回、心が痛くても、あの人たちの表現許せなかった。
この冊子に使われた言葉や言語は武器ですよ。LGBTのコミュニティについての嘘を拡散するための武器ですよ。性別を当たり前にする(※押し付ける)ための武器ですよ。
でも、今このLGBTコミュニティにも自分のこと決めるための武器になってるんですけど、わたしたちがその言葉に向き合わなければ、その言葉を使い続けることを許可してしまうことになるのです。
もし、わたしたちがこの言葉に対して、立ち上がらなければ今苦しんでいる子供たち、10代、これから探求している方に、孤独であることを伝えてしまいます。でも、そうならないように今日声をあげましょう。
わたしたちが、LGBTQでいることは病気ではありません。わたしたちは、わたしたちのままで大丈夫です。むしろ、わたしたちのままで素敵ですよ。
このイベントを『STAND FOR LGBTQ+ LIFE』と名前をつけました。それは、今日わたしたちが行っていることだからです。わたしたちは社会における自分たちの居場所のために闘っているのです。わたしたちのセクシュアリティを隠すことにならないように闘っているんです。わたしたちのコミュニティの自殺率が、これほど高くならないように、社会の構造的な変更するため闘っています。わたしたちは生きる権利だけのため闘っているのです。ありがとうございました。
(※注:適宜意味が通じるように日本語を修正した)



【松岡宗嗣さん】

松岡宗嗣そうしさん(ライター)
こんなに本当に多くの人が集まっていただいてありがとうございます。
今回、神道政治連盟、国会議員懇談会で配布されたLGBT差別冊子について記事を書きました松岡宗嗣と言います。
今回デモを企画してくださったみなさん、ありがとうございます。
参加していただいたみなさんも本当にありがとうございます。
実は、みなさんもご存知の通り、わたしは去年5月30日に同じここのステージで、デモに参加してスピーチをしました。
その時は、LGBTは種の保存に背くとか、自民党議員の差別発言などに対して抗議するデモでした。
あれから1年、社会は大きく変わったと思ってます。
世の中の認識は大きく変わったと思ってます。
でも政治の領域はどうでしょうか。何も変わってないんじゃないでしょうか。むしろ悪くなってるんじゃないでしょうか。
今回、冊子を読んで本当に驚愕しました。
いつまでこんなに非論理的でめちゃくちゃな考えによって、わたしたちは差別され続けなければならないんでしょうか。
同性愛は精神障害や依存症だから治療すべきだと、これはもう同性愛に対する差別だけではなくて、精神障害だったり依存症に対する差別も利用した本当に何重にも卑劣で悪質な、そういった考え方だと思います。
同性愛は精神障害や依存症ではありません。
端的に誤った考え方です。
治療するという考え方は端的に暴力であり人権侵害です。
でも同時に、わたしたちは精神障害や依存症に対する差別をするなということも、わたしたちは同時に強く訴えていかなければいけないと思っています。
こうも書かれていました。LGBTの自殺率が高いのは差別が原因ではなく本人が抱えている悩みのせいだと。
わたし、去年のデモでも話しましたが、わたしは数年前に当事者の友人を自死で亡くしています。
去年ここでスピーチをした人のうち何人もの人が当事者の仲間を自死で失ったというふうに語っていました。
自殺率が高いのは本人のせいだと、もう人としてどうしてこんなことが言えるのかと本当に憤りは通り越して、本当にもう絶望する気持ちになります。
本当に絶対に許せません。
自殺は本人のせいではありません。
社会に性的マイノリティに対する差別や偏見があるから、死にたいと思ってしまうほど当事者は追い込まれるんです。
そうじゃないですか。
差別は人を殺すんです。差別で人は死ぬんです。
この冊子を書いたのはキリスト教の学者のようです。冊子が配られたのは、神道の政治連盟国会議員懇談会です。
宗教は何のためにあるんでしょうか。人を死に追いやるためにあるんでしょうか。
政治も宗教も誰かを排除し、命を貶めるためではなく、弱い立場に置かれてきた人こそを抱きとめて、共に同じ社会を生きていくために、そのためにあるんじゃないでしょうか。
どうか、もう差別はやめてください。求めているのは特別な権利ではありません。
ただ平等な権利を人権を保障してくださいと、ただ言ってるのはそれだけです。
差別や偏見を放置し、当事者を追いやっているのは社会の側、マジョリティ側の責任です。
こんな明らかな差別言説を広める、そうした人たちに投票して国会議員にしている人たち、一人一人に責任があるんです。
どうか差別をとめてください。とめることができるのは、差別をやめろと声をあげる市民一人一人の声です。一人一人の投票です。
どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。



【小林美香さん】

小林美香さん(写真研究者東京造形大学・九州大学非常勤講師)
わたしは自分自身をLGBTQのカテゴリに属する者とは思っていませんが、自分のセックス、ジェンダー、セクシュアリティに関するアイデンティティを、人を男女に二分にする性別二元論的な枠組みの中に位置づけること自体に違和感を持っています。これをアイデンティティとして、ノンバイナリジェンダーという言葉で当てはめることもできますが、そのように考えています。
また、あらゆる局面において、多様な人、男女という2種類で強引に分ける性別二元論、異性愛を強制する価値観も支持していません。なぜなら、性別二元論と異性愛を絶対視し、それらを基準とすることが差別意識を正当なものとして温存し続ける差別の構造を内包しているからです。
自民党議員連の会合で配られた『同性愛と同性婚の真相を知る』という冊子に綴られた言葉は、なんら根拠もなく差別的な価値観、因習的な固定観念も反映しており、性、ジェンダー、セクシュアリティに関わって、様々に、長年にわたって、切りひらかれた、築きあげられてきた、知見、学問、教育、実践活動に目を向けず、またそれをかたくなに学ぼうとしない態度に貫かれています。
このような偏狭な態度を手放そうとしない人たち、またその価値観を否定せず、容認する政党が政権与党として権力を手にし、為政者であり続ける社会は差別が解消されることはありえません。
また、このような社会において、一人一人が特にマイノリティとしてのアイデンティティを持つ人が自分の心身を守って生きること自体が苦痛を伴うものになってしまいます。
差別に傷つき、憤り、差別をなくそうとする態度において、誰しもが当事者であり、そのことにおいては、マジョリティもマイノリティもありません。
わたしは親であり、生活の中で様々な実践を通して、また教育や文筆活動に携わる中で、若い世代、子供たちの世代には少しでも生きやすい社会を作れるように、ごくわずかでも貢献することが自分の果たすべき役割だと考えています。また、その中でもジェンダー、セクシュアリティにまつわる本格的な性教育、ジェンダー、セクシュアリティについての教育が差別を温存する社会構造を変えるために必要です。
性教育においては、これらの社会をになう若い世代の子たちや個人のあり方が尊重され、権利が守られ、自分の身体に違和感なくつながりを感じられるような表現や、正確な知識に触れられることはとても大切です。
そのような教育を社会の中に実装するためにも政治をになう為政者、大人こそが、ジェンダー、セクシュアリティについて学ぶべきではないでしょうか。ありがとうございました。



【みっつんさん】

みっつんさん(スウェーデンで子育てするゲイ)
ちょうどこっから見ると、レインボーのマスクがズラーッと弧を描いて本当のレインボーに見えます。ここにいると本当に。
本当にこんなにたくさんの仲間がいるってことを知って、本当に嬉しいと思います。
改めまして、みなさんこんばんは。 みっつんと申します。
普段はスウェーデンという国で、スウェーデン人の夫と6歳になる息子を育てています。その様子を「ふたりぱぱ」という名前でブログYouTubeで発信しています。
たまたま一時帰国をしたのですが、6月30日の朝、成田に着いて、このニュースが一発目に飛び込んできました。すごいウェルカムな日本だなと思いながらそれを見てたんですが、でもまず真っ先に思ったのが、日本に暮らす若者のことです。
これらの言説は、全く科学的根拠に基づいてなく、事実とは異なります。特にこれを見ている若い世代の方に「心配する必要はないよ」と大きな声で言いたいと思います。アンドロメダさんも松岡さんも同じこと言いましたけども、これは何度も何度も言わないといけないことです。
この中で言われてる同性愛の回復治療、そういうものを行ったり、宗教的信仰で同性愛が治るかのような言説もありました。もう世界的には禁止となる流れになっています。治す必要がないんです。病気じゃないんですから。むしろ、治すべきなのはそういった同性愛嫌悪であり、それらは正しい知識を得ることによって治すことができます。
また、「LGBTの自殺率が高いのは社会の差別が原因ではなく本人自身の悩みが自殺につながる」というのも嘘です。むしろ、この発言が当事者を自殺に追い込むのです。僕らはその嘘に対してNOを突き付けなければ、また失われる命が増えるだけです。
そして、「性的少数者のライフスタイルが正当化されるべきではないのは、家庭と社会を崩壊させる社会問題だから」とか言ってます。
僕はスウェーデンという国で、ゲイとして夫と結婚をし、子どもを育てています。スウェーデンでは約20年前に、同性カップルが子どもを持つことを法律で保障されるようになり、13年前に同性での結婚が法制化されました。しかし、家庭も社会も崩壊してないですし、少子化も起きてません。ただただ幸せな家庭が生まれ、個人の尊厳が守られ、生きていくことができています。
僕自身ゲイとして、そのアイデンティティにとても誇りを持ってはいますが、毎日の生活ではゲイであることを忘れるような生活を送っています。考える必要がないんです。
しかし、こういう言説が党議員の大多数に配られ、それを是とする社会になったらどうでしょう。考えるだけでも恐ろしいですが、そんな社会にしてはいけないのです。そのためには、当事者である性的マイノリティだけでは数が足りません。当事者ではなくてもアライとして応援してくださるみなさんの力が必要です。
そして、それはとても大切なことです。なぜなら僕ら性的マイノリティも、社会の中ではマジョリティになり力を持つこともあるかもしれません。その時には僕らが助ける力を発揮できるかもしれません。それが社会の中で共に助け合い、生きていく術となるのです。
マイノリティもマジョリティも区別なく、みんなで一緒にやりましょう。そうすれば必ず僕ら性的マイノリティだけではなく、全ての人が安心して暮らせる社会が絶対できるのです。
僕らがスウェーデンでの生活を発信していると、「日本と海外は違うから同性婚は無理無理」みたいな、「カミングアウトなんて無理無理」、そんなコメントも見かけられます。でも、果たしてそうでしょうか。スウェーデンでは昔は同性愛が犯罪でした。非犯罪化となってもまだ精神障害と捉えられていました。トランスジェンダーについても同様に精神障害だと扱われていました。日本よりむしろひどい扱いだったのです。
しかし今は同性愛もトランスジェンダーも精神障害とは考えられていませんし、同性で結婚することも異性のそれと同じように扱われています。何も特別扱いされず、ただただ平等に、公平に扱われているのです。僕が先ほど「毎日の生活でゲイであることを忘れるような生活ができている」と話しました。しかし、それは自然に、勝手になったわけではなく、スウェーデンの先人たちが声をあげ続けてくれたからです。
僕はその安心して暮らせる社会にあぐらをかくことはできません。僕のルーツであり家族や友人がいる、そして仲間がいるこの日本の未来を守らなければならないと思っています。だから声をあげ続ける必要があるんです。
そして、声をあげる方法は選挙です。ぜひ、みな様の一票を無駄にせず、間違った知識を広めない、差別のない未来をつくる候補者・政党にその一票を投じていただきたいと切に思っています。ご清聴ありがとうございました。



【ラビアナさん】

ラビアナさん(ドラァグクイーン)
わたしは普段、ラビアナという名前のもとでステージに立って、きらびやかな衣装を着てドラァグクイーンとして活動しております。今日はすごく悲しいことがあったのでこの場に立っています。
またまた心無い発言で、実際にここにいる多くの方も傷ついていると思います。あたしもその一人です。
今日ここに来れなかったけど、なにかしらの形で参加していただいてる方、いらっしゃると思います。
まずは「あなたが一人じゃない」ということをわかってほしいです。まわりを見てください。こんだけ仲間がいます。
そして、傷ついた自分の心をないがしろにしないで、きちんとケアしてあげてください。
今、令和4年、2022年、「生産性がない」だの、「種の保存に背く」だの、「倫理的に反してる」。今回は、「後天的な精神の障害、または依存症である」と言われてます。
こんなの全くの嘘です。事実に基づいていません。
そして実際にメンタルケアを必要とされる方だったりとか、依存症で悩んでる方にも暴力な言葉になっているとわたしは思います。
これは許されるべきでも、しょうがないって片付けられるべきでもないと思います。
そのために、今日はこうやって、みんなで団結して集まって声を上げていることにわたしはすごく心強いと感じてます。本当にありがとうございます。
実際に今日集まりいただいた方、性的マイノリティの方でも、それ以外の方もいらっしゃると思います。
普段から社会で生きていて、困難にたくさん遭う女性の方だったりとか、あと障害を持ってる方だったりとかもいらっしゃいます。
こうやってみんなで一緒に団結をして差別とか偏見に反対をしていく、そしてわたしは、すごくみなさんのことを誇りに思っています。
引き続き、一緒に声をあげてこの社会を支えていきましょう。ありがとうございます。



【浅沼智也さん】

浅沼智也さん(トランスジェンダー男性/看護師)
こんにちは。浅沼智也と申します。
僕はですね、複合的な問題を抱えているLGBTQ当事者の居場所作りをずっとしてきました。今は看護師をしています。
まず初めに伝えたいことは、本当に酷い内容だったと思うんですけど、こんだけ仲間がいることを、本当に本当に一人じゃないということを、みなさん知ってほしいと思います。
きっとたぶん読んでて辛い思いをした人もいると思うんです。僕の周りの友達もすごい傷付いて、本当に消えたいと思ってる子もいたんですけども、でもこうやって抗議デモをして、こんだけ仲間がいることを本当に心強く思っています。
そして僕はトランスジェンダー当事者で、この社会で生活をしていますが、社会を崩壊させてはいません。全国にいる僕のLGBTQ+の仲間たちも同様です。
同性愛は、心の中の問題でも、後天的な精神障害でも依存症でもありません。病気であるというレッテルがどれだけ当事者たちを苦しめていたか、知っていますか。
そして、性同一性障害は今年一月から WHO世界保健機関のICD-11で、脱精神病理化を果たしています。当事者たちの運動があり、病理モデルではなく、人権モデルへともう変わっています。いい加減にして下さい。どれだけ当事者を追い込めば気が済むんですか。
今回の冊子を読みましたが、内容が酷すぎて、本当にもう言葉になりません。
一文の「LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が問題ではなく原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺に繋がる」、本当にそう思いますか。ほとんどは社会の差別が原因なんですよ。
僕はトランスジェンダーであることを理由に、3社不採用になりました。性自認で対応してくれる職場に巡り合えましたが、アウティングに会い身体事情をしつこく聞かれたり、振り向くまで「お姉さん」と呼ばれたり、男性化をしているにも関わらず女性用トイレを使うようスタッフから言われたこともあります。
あるトランスジェンダーの友人は、トランスジェンダーであることを理由に住んでいる自治会に入れてもらえなかったり、ゴミを持って行ってもらえなかったり、さらには家を出て行くように近隣から言われました。
あるゲイの友人は、長年寄り添ったパートナーが亡くなった時に、法的な関係性がないために遺留品がもらえず、亡くなったパートナー名義の家であったため、住む場所も無くしました。
これは当事者たちの問題なんでしょうか。本人の意識だけでは解決できない、社会側の方が変わらないと生きづらさが緩和・解消できないことたくさんあるんですよ。当事者たちが頑張って声をあげ続けなくていい社会にしてください。
アンフェアな社会で折り合いをつけながら生活をしています。性別関係なく好きな人と結婚したいと思っても、その選択肢すら日本には無いんです。
性別を変えるためには、手術をして生殖器を取り除かないといけない状況にあるんです。僕は法律的の性別を変更しましたが、今は健康被害で苦しんでいます。性別を変更したからといって、人生バラ色にはなりません。
子供が未成年の場合の当事者、手術をしても性別を変更できません。未成年の子がいる場合には性別が変更できないという条件が要件があります。子供が成人をしても、日本では同性婚が認められていないので、配偶者と離婚しなければいけない状況にあります。
一人一人の人権が守られるような社会に早くシフトをしてください。
昔からLGBTQの当事者は存在をしています。今、湧きあがってきたわけではありません。常にヘイトを教える人たちと共に生きています。
どうかこれ以上、当事者たちがこの社会で、世界で、痛くない、消えたいと思わないような社会に早く変わっていってくれることを望みます。
理解を深めたいなら、当事者たちのリアルな声を聞いてください。この場に議員の人たちは来るべきなんですよ。対話を、僕たちときちんとしてください。
以上で僕のスピーチは終わります。
みなさん、本当に自分一人じゃないと思ってください。本当に、みんな、心ではつながっています。ご清聴ありがとうございました。



【wineさん】

wineさん(共同発起人)
自民党のみなさん、はじめまして。『STAND FOR LGBTQ+ LIFE』の共同発起人のwineです。
今日みなさんに伝えたいことは、一つだけです。
冊子の内容を明確に否定してください。これだけです。
6月13日に催された総会で配られた冊子を読んだ時、強い怒りが湧き上がってくると共に以前読んだある一節と現象を思い出しました。
ある一節というのは、己の特権や攻撃を正当化するために被害者の傷をも顧みず己の利益を目的として行うものが差別である、という『差別の構造』という本の中の一節です。
そして、もう一つ思い出した現象は、スケープゴートです。
スケープゴートというのは、ある集団に属する人がその集団の正当性と力を維持するために特定の人を悪者に仕立て上げる攻撃のことを言います。
もう一度言います。冊子の内容を明確に否定して下さい。
議員のみなさんの言動は、一挙手一投足、国民の目に晒されています。
自分自身の言動により、そして今回の事柄によって国民を差別と憎悪の波に巻き込むために政治を行っているのでしょうか。
もう一度言います。冊子の内容を明確に否定して下さい。
あなたが今いる席に座る努力をしたのは、発言力や行使できる権力を使って、人々が生まれ持ったユニークです。
これを断固として否定し、矯正をほのめかし、権利を与えずライフスタイルを否定すること、そのことをするために政治家になったのでしょうか。
誰かが自ら呼吸をとめることの背中を押すためですか。そうではないはずです。
今座ってるその椅子に座っている理由をよく思い出してください。
なぜ一部の国民を悪者に仕立て上げるのですか。自問自答してください。
もう一度言います。
最後です。みなさんも一緒に言ってください。
冊子の内容を明確に否定して下さい。
デモ企画してからずっと魂から叫びたかったこと、みなさんと一緒に今言うことができて、すっきりすると思いましたがしません。



【みさきさん】

みさきさん
みなさん、怒ってますか。
怒ってますよね。ですよね。私も怒ってます。私はみさきと言います。肩書きは特にありません。
国の行うLGBTQに対する差別に、もううんざりしている女性で労働者です。
わたしは、お母さんには、ちょっとまだ内緒なんですけど、女性を好きになって女性のパートナーがいたこともあります。でも、もう今は別れちゃって、別の男性のパートナーと交際しています。
で、自民党が差別するから、デートの時間削ってここに来てるんですよ。もうね、やってられない。
シスジェンダーの男性と交際しながら感じたことがあります。女性と交際していた時には感じることが許されなかった安心感です。そういうふうに、社会的に今安心してる、そんな自分をずるいと思ったし、以前交際してた女性に申し訳ないと思いました。ヘテロセクシュアルのふりをしているようなような気持ちになります。
その問題によって、わたしは結婚を望んでいません。わたしの今の考え方に、今のパートナーにも付き合わせている、そんなことにも申し訳なさを感じています。
こんなこと思いたくないです。ただ、みんなと同じように、パートナーと幸せを味わいたい、それだけです。
でも、これは、わたしの感じ方の問題ではなくて、差別を容認して、更には扇動する国の問題です。
現政権が、自民党が差別をすること、更にそれを扇動する人たちがいることは、実際の暴力、ヘイトクライムにつながります。最近ではノルウェーのオスローのゲイバーで、LGBTQコミュニティに対するヘイトクライムが起きたばっかりです。
わたしたちは、ここで差別をやめさせなければ、必ずとめなければいけません。
わたしたちのコミュニティが奮起すれば、必ず差別をやめさせることができるはずです。声をあげましょう。もうわたしたちは負けません。自民党は今すぐこの国で暮らすわたしたちに対する差別をやめてください。そして、LGBTQの当事者ではない人も一緒に闘ってください。
今日は、たくさんの闘う人たちが来てくださいました。ありがとうございます。遠くまでありがとうございます。
そして、松岡宗嗣さんが立ち上げてくださった署名のQRコードをいろんなところにありますよね。で、参院選の期日前投票ももう始まっています。叫んで、署名して、選挙行って、差別しない候補者に投票して、もう絶対にこれ以上、繰り返される差別はもうやめさせましょう。
わたしたちの世代で終わりにします。
また、情報もコミュニティも少ない、若いLGBTQ当事者の方が傷ついているのではないかと、すごくすごく心配しています。そんな方たちに向けて、ポジティブなメッセージを動画で発信するアクションも始めました。わたしたち、「#weareokay」のハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿してください。
長いスピーチ聞いていただいて、本当にありがとうございました。
みなさん、最後まで叫んで、この世代で差別を終わらせましょう。よろしくお願いします。



【石川大我さん】

石川大我さん(立憲民主党 参議院議員)
自民党前、お集まりのみなさん、こんにちは。立憲民主党参議院議員の石川大我です。
2019年に全国比例区で「日本にも同線婚を」というふうに訴えさせていただきまして、全国で73,799票をいただきまして、国会へと送っていただきました。
今日のイベント、多くの多くのみなさんが参加しています。
このイベントを企画したみなさん、そしてここにお集まりのみなさんと連帯をしたいと思います。みなさん本当にお疲れ様でした。ありがとうございます。
みなさん、帰る時に、自民党の前の参議院の議員会館、右の一番右端の上から二番目の石川大我の議員室をご覧ください。レインボーの旗が一年中はためいています。このレインボーの旗を増やしていきたいと思います。
残念ながら、今LGBT当事者の国会議員は、わたし一人だけになってしまいました。今回の参議院議員選挙、当事者のみなさん、そしてLGBTフレンドリーのみなさんが多く選挙に出ています。こうしたみなさんと一緒に国会で仕事をしたい、ぜひ仲間を増やしたいと思いますが、みなさんいかがでしょうか。
そしてみなさん、わたしたちは何度この自民党前で抗議をしなければならないんでしょうか。わたしたちは怒っているということを、はっきりと自民党に伝えようではありませんか。
自民党は何回抗議をすれば、LGBT差別をやめるんでしょうか。昨年はLGBT法案が潰されました。4年前は「LGBTは生産性がない」という差別発言がありました。そして自治体議員レベルでも「同性婚を認めれば足立区が滅ぶ」と言った人がいました。さらには「同性愛は異常動物」だと言った自民党の議員もいました。
いい加減、こうした差別は、自民党はやめろと、みなさん言おうではありませんか。
LGBTの冊子、わたしも読みました。全文を読みました。本当に酷いものです。
「同性愛は依存症」、「同性愛の自殺は自分のせい」、「性行動が乱雑」、「家族と社会を崩壊させる」、こうした冊子が配られても自民党は平気でいる。みなさん、とんでもないじゃないですか。
こうした差別をやめろの声を、みなさんと一緒にあげていきたいというふうに思います。
岸田総理、全く何も反応していないじゃないですか。どういうことなんだ、言いたいと思います。
官房長官も何も言ってないじゃないですか。どういうことなんだ、言いたいと思います。
わたしたち立憲民主党は、今日声明を発表しました。
「立憲民主党はあらゆる差別と闘い、一人一人が尊重される、多様性ある社会の実現を目指します。誰もが一人一人生きる価値があります。一緒に歩んで行きましょう。
どうか自分を否定しないで、ありのままで生きてください。必ず明るい未来を作ります」という、メッセージを発表しました。
自民党は何も発表してないじゃないですか。自民党は明確に、「この冊子の内容は受け入れられない」そういうふうに発言すべきだと思いますが、みなさんいかがですか?
そして神道政治連盟は、こうした冊子を配ったことは間違いだったと明確に否定すべきではないですか、みなさん。
神道政治連盟は、最近の『女性自身』の取材に対して、「多様な意見だ」というふうに言っています。全く反省をしていません。決して許してはならないと思いますが、みなさんいかがですか?
これは多様な意見なんかではありません。人の尊厳や人の命を傷つけるような発言は、そして内容は、これは単なるヘイトではないですか、みなさん。
これを「多様な意見だ」など言って放置している自民党は、決して許してはならないと思います、みなさん。
いつになったら自民党はLGBT差別をやめるんでしょうか。
いつになったら自民党はLGBTに対する偏見を解消するのでしょうか。改めるのでしょうか。
そして、いつになったら自民党は反省するんでしょうか。
全く何も反応しない自民党、人権を尊重しない、人の尊厳を傷つける、そんな自民党に、もう政治をやらせては駄目なんじゃないでしょうか、みなさん。
こうした差別を、自民党が続けるのであれば政治の場から、みなさん、退場してもらおうじゃありませんか。
人の命を傷つける、尊厳を傷つける、そうした冊子を配っても平気でいる、自民党とわたしは闘っていきたいと思います。みなさんから頂いた票です。
そして当事者であることを明らかにして、国会の中でしっかり闘ってきたいと思います
立憲民主党参議院の石川大我、みなさんと一緒に全力で戦います。ありがとうございました。



【畑野とまとさん】

畑野とまとさん(トランスジェンダー活動家)
正直ですね、本っ気で腹立ってるんです。三回目ですよ。いい加減にしろってやつで。もともとね、最初の杉田水脈の頃から言ってるんです。
特にあたしは、自民党に何かしてくれっていうふうには思っていません。それはね、例えばアメリカの活動家がトランプ大統領に「LGBTの政策をどうにかしてくれ」なんて言わないのと一緒です。
LGBTとかだけじゃないんですよ。入管の差別の問題とか、めちゃめちゃじゃない。こんなに人権を無視してる。
去年のね、理解増進法。こんな法律、通んなくてよかったって、あたしここで言いましたけど。でもね、あんなクソな法律すら通せなかったのが、今回と同じ構図。あれを通すなって言ったのは、神社本庁ですよ。
神社本庁と、それと自民党の反LGBTのグループが「LGBTの人権なんて認めちゃいけない」って言ってるんですよ。
分かります? あたしら、ナメられてんですよ。本っ当最低ですよ。
例えば、今回の参議院選、当事者だからっていって誰にでも投票していいってわけじゃないですよ。たぶん、ここにいっぱい、今日は活動家の人も集まってますけど、その活動家のほとんどを松浦大悟はブロックしてます。
笑いごとじゃないんですよ。今回のこの件について、松浦大悟は何て言いました。「活動家が騒いでるから反発が強くなってるんだ」って言うんですよ。そんなわけないでしょう。
ていうか、反発していいの。は、なに、活動家がうるさく言ったら差別していいんだ。
そんなわけないでしょ。本っ当にふざけるなだよ。
あたし、一応、尊敬する活動家に、アメリカのもう亡くなってる、随分前に亡くなってるシルビア・リベラさんという活動家がいます。彼女が最初に一言言ったのは、1973年の伝説のスピーチで一番最初に言ったは、「こんなクソみたいな所に来たくなかったけど、仕方がないから来たわよ」って。本っ当に自民党の前なんかに来たくなかったですよ。
昨年ね、大阪でたまたまある施設で女子トイレを使ったトランスジェンダーの人がいて、その人が通報されて捕まったんですよ。半年後に、半年経ってからですよ、NHKの全国ニュースで「女子トイレ使いました」っていうのがニュースになったんですよ。
考えられます? その人、トイレでおしっこしただけなんですよ。全国ニュースでするような話? 違うよね。
おかしいこといっぱい起きてるんですよ。
昨年、「千葉の大学生が女装してパパ活をしていて殺された」っていうニュースがありましたよね。「女装をしてパパ活をしていた男子大学生」って言い方、おかしくないですか。なんかいろんなところですごい間違ってるんですよ。
それが当たり前のように、あたしらが差別されてもいいもんだと思ってる。
去年の理解増進法の前に、野党案としては、差別解消法を通そうとしてたんですよ。LGBTの差別をなんとしてもやめさせようという、ね。
でも、それを蹴るわけですよ。あの人たちは差別をしたいって言ってるんですよ。
そんな政権いつまでものさばらせていいの?
それでもね、随分、本当にこんな緊急でもこんだけの人が集まって、少しはね、あたしも「未来があるのかな」とも思ってるわけですよ。
金持ちの自民党支持者のゲイの人以外のみなさん、団結しましょう。
いいですか、本当に今回、LGBTの関連の政策をちゃんと立てている候補者がいます。その人たちを選んで投票してください。
あたしたちの意見を、一票でも多く伝えることで、怒ってるんだぞっていうのを、伝えることができると思います。
みなさん団結しましょう。クイアパワー、クイアパワー、クイアパワー、レボリューションだぁー。



【コッフェさん カネさん】

コッフェさん カネさん(元消防士と元警察官のゲイカップル)
自民党のみなさん、はじめまして。
わたしは元警察官、隣にいるパートナーは元消防士です。2人とも日本で生まれ、育ちました。
幼い頃からゲイであることがバレたらいじめられる、仲間外れにされることを恐れながら生きてきました。
憧れて選んだ職業も、辞めないとありのままの自分たちでいられず、心身ともに健康で働けず、昨年退職を決意しました。
ゲイをバレることを恐れながら生きてきたのは、社会の差別が原因ではなく、僕たち本人のせいなのでしょうか。
今回、自民党は総会で冊子を配り、一体どんな理解を深めようとしたのでしょうか。
自民党の言う、「人にやさしい社会」の「人」には、LGBT当事者は入っていないのでしょうか。
オランダは2001年に同性婚が法制化されました。オランダの若い世代の人は、「かつてオランダでは異性同士でしか結婚できないという非人道的な時代があった」と言うそうです。
ニュージーランドは2013年に同性婚が法制化されました。ある議員は、「同性婚を認めても、関係ない人にはただ今まで通りの人生が続くだけ。愛し合う2人の結婚を認める、ただそれだけ」と、同性婚を認める法案の最終審議と採決の際にスピーチを行ったそうです。
同性婚を法制化した31の国では、同性婚が理由で少子化も加速しておらず、街が滅びることもなく、ただ幸せな人が増えただけです。
自認する性や性的嗜好は、年齢や血液型同様、本人の意思で変えようと思って変えられるものではなく、また変えようとするものでもありません。
自民党に対して、LGBTに対する認識のアップデート、今後差別をなくすための真摯な対応を求めます。以上です。

もう少しだけ。パートナーのカネです。
今回、自民党議員の大多数が参加する会合で、性的マイノリティに関する差別的な内容が書かれた冊子が配られたという問題で、僕たちはその内容があまりにもひど過ぎて、何度も胸をナイフで刺されるような感覚でした。
LGBTの自殺率が高いのは、社会の差別が原因ではなく、LGBTの人自身の悩みが自殺に繋がる。
確かに自殺をするのは本人の意思であるかもしれませんが、当事者本人の問題ではありません。実際に当事者が自殺率が高かったり、自殺を考えた人は周りでも多いです。僕自身も自殺を考えたことは何度もあります。
まだLGBTという言葉がなかった時代、当たり前のように社会では当事者が異常な存在とされた時代では、「自分が悪い」「自分のせいだ」と考えてしまうのは自然なことではないでしょうか。
今回、このデモに参加する意思をSNSで発信したところ、ある当事者の方から連絡をいただきました。
その方は過去に自分が死ぬために大量の薬を飲んで救急車で運ばれたそうです。運ばれたけど死ななかった。
その方は自分をゲイであること、それを認められない自分、どう生きていっていいか分からなくて、楽な方に逃げようと薬を飲んだと言っておられました。
「楽な方に逃げる」この言葉が胸に刺さります。
当事者に「死んだ方が楽」、そう思わせる社会とは一体なんなんでしょうか。悲しみと怒りを覚えます。
実際僕は、自殺の行動を起こさず、頭の中で考えただけです。ご連絡をいただいた方は、行動を起こしたけれども死ぬことはなかった方。実際に亡くなられた当事者の方もたくさんいます。
現在、僕たちはゲイ当事者として、YouTubeなどで発信をしています。それをできる時代になったのは、たくさんの先人の方々が声を上げてきてくださったからです。本当に本当に感謝しています。
これはここで言うか最後まで迷ったんですけれども、ただ、僕は生まれ変わってもゲイには生まれたくありません。
この発言は、自分自身にも、また他のゲイ当事者の方にも、大変失礼な発言ですけれども、もう一度辛かった過去を経験する人生を送りたくないです。辛かったことがある方がいいとか、乗り越えることの方が素晴らしいとは全く思いません。
自分のアイデンティティであり、変えられないものであり、自分の変えられないもので、自分自身の存在を否定される人生を好んで選びたいとは思いません。
そんな社会にしないで欲しいです。
自殺されたたくさんの当事者の方々、実際に苦しんでいる多くの人々を、さらに追い詰める社会にしないでください。以上です。



【村田しゅんいちさん】

村田しゅんいちさん(社会民主党 参議院選挙 比例代表候補者)
忙しい中、この場所に集ってくださったみなさん、こんばんは。
まず最初にわたし、みなさんに謝らないと対等な立場に立てないと思っています。
わたしは社民党から、この参議院選挙、全国比例代表で立候補しています。
社民党、先日、職員のミスでトランス女性に差別的な回答をアンケートでしてしまった。このことをまずお詫びを申し上げます。
そして、それに対して、わたしはこの社民党に対して「これはこういう問題なんだ」と本部に対して、相当にこんこんと説明をしてこの回答を撤回するそこまで行きました。本当にこの撤回に行くまで、そして釈明に行くまで、みなさんを危険に晒したこと申し訳ありません。
ここまで言って初めて対等に喋れると思っています。ここからお話をさせてください。
まず今社民党の話をしました。組織というのはこういうものです。
今回、自民党の国会議員が多数参加している神道政治連盟国会議員懇談会の会合で、あの酷い資料が配られました。
自民党がこの内容はまずいと思うならば、今すぐに撤回の文章を声明を自民党が出さなきゃいけないんです。そうじゃないですか。
松岡宗嗣さんの記事が流れたあの日、知り合いから資料を入手しました。読みました。そしてわたし、これは急いで動画を撮って、当事者のみなさんにメッセージを伝えなきゃいけないと思いました。
候補者としてはあるまじきボサボサの髪で、もう顔もむくんでいる状態だったんですけれども、それでも動画を撮らなきゃいけないと思ったのは、この間、全国に行っていて、わたしは富山県出身です。どちらかと言うと都会から離れたところで生まれ育ちました。その富山の仲間、あるいはいろんな地方のバス停や田んぼの真ん中にレインボーフラッグを立てて喋っていて、夜に様々な人からメッセージをもらった。「自分一人だと思ってた」、「初めてLGBTQ自分以外にもいるんだと思った」、そういうメッセージをたくさんいただきました。そして、「死のうと思ったこともあった」そういうメッセージもたくさんいただきました。
顔も見たことがない人たちです。でも、そのTwitterやinstagramのアイコンたち、ひとつひとつ脳裏に浮かんでくるわけです。
あ、これは放っといたら誰か死んでしまう。LGBTQ、ただでさえもう病気じゃないっていうのが国際水準です。当たり前のことです。
でも、「病気じゃないってわかってても自分治したいんだ」「もうこんな辛い人生を送りたくないんだ」「病気だって思わせてくれ」「治るって思わせてくれ」、そういうふうに、わたしの席の隣で喋った当事者もいるんです。
そういう人が死ぬと思った。
誰も殺すな。誰も殺すな。
政治の役割というのは、今ある今ある一人一人の在りようをしっかりと受け入れて、それをしっかりと包摂して、この社会で、どこにいても、生まれた場所で、育った場所で、今住んでいるその場所で、生きているよ、生きていけるように、制度を整えるのが、政治の仕事じゃないんですか。
自民党は、一体何人LGBTQの当事者を自殺に追い込めば気が済むんですか。
一体何人の当事者を精神的にポキッと折ったら気が済むんですか。
もういい加減にしてくださいよ。
わたしは去年、LGBT差別解消法、それが理解増進法まで野党は妥協して、こんな法律だけど日本の法律の文章の中に「LGBTQ」という言葉が載るならば一歩前進だ、そう思ってこの法律通ればいいと思いました。そして、それが通らなかった日から、この虹色のマスクをずーっと抗議の意味でつけています。またもう一枚マスクをつけなきゃいけなくなった。
なぜ、わたしマスクをつけなきゃいけなくなるんですか。
そして今、あのLGBT理解増進法、今となっては通らなくて良かったとさえ思っています。
どうしてか。だってあの文章を撤回しない限り、自民党の人たちにとって、わたしたちは「病気の人」として理解されるからです。「治療すべき対象」として理解されるからです。
全く内在的な理解ないじゃないですか。
もう仲間のみなさんに、そして今このインスタの配信を見ているみなさんに、あるいは今日この場に来ることができなかったみなさんにメッセージです。
わたしたち、レズビアンであること、ゲイであること、バイセクシャルであること、トランスジェンダーであること、その他あらゆるSOGIを持って生まれてきた、このことは病気ではありません。
かけがえのないあなたのアイデンティティの一部です。かけがえのないあなたの人生の一部です。
先ほどのお話にあった、「次に生まれてくるなら、もうゲイには生まれたくない」という言葉があった。その気持ちは痛いほど分かります。
でも、政治の仕事は、あなたが次にゲイとして生まれた時に、あるいは、これからあなたが人生を終えるまでゲイとして生きていく時に、そのゲイとしてこの社会の中であなたがあなたとして生きていける「We are OK」というメッセージをしっかりと法制度で伝えていくことです。
それが今の自民党にできないと言うならば、今回の参議院選挙、数字でその結果を示していこうじゃないですか。選挙でプライドを示していこうじゃないですか。
LGBT差別解消法しっかり通して、その上に同性婚の法制化、GID特例法の性別変更要件の緩和、HIVの検査・啓発・予防、そして陽性になった方のケア、居場所づくり、親の居場所づくり、すべて当事者の要望です。それを聞きながら全国を回ってきました。
ちゃんとやっていこうじゃないですか。
わたしたちが生きられる社会、わたしたちの手で作っていこうじゃないですか。どうぞよろしくお願いします。大変大きな音で失礼をいたしました。
わたしたちのプライド、様々な場所で示してまいりましょう。
村田しゅんいちでした。ありがとうございました。



【さいき陽平さん】

さいき陽平さん(こどもの党 参議院選挙 東京都選挙区立候補者)
みなさん、こんにちは。はじめまして。
はじめましての方も多いと思います。さいき陽平と申します。奥の方々も見えています。
参議院の東京都選挙区から立候補しています。わたしはゲイの当事者でもあります。
子育て支援政策の拡充、そして多様性政策の拡充を訴えて、今、東京都選挙区で立候補しています。
まず、みなさんと一緒にこの自民党の冊子、「同性愛は障害である」「同性愛は治療しなきゃいけない」そんな冊子を配った自民党に対して、強い抗議の言葉をここでみなさんと一緒に挙げさせていただきたいと思います。
先ほど、同性愛のゲイのカップルの方が声を震わせながら、「ゲイで生まれたことを後悔している」「生まれ変われるなゲイでなければ良かった」、そんなこと言わせてしまっている、その根本原因に自民党の存在がわたしはあるんだと思います。
「自由」と「民主」、それで「自由民主党」と言っていますが、その政党にあんな冊子を配ってしまう自民党に、「自由」と「民主」を語る資格は無いとわたしは思います。
「自由」と「民主」を掲げるんであれば、ここにいる一人一人の生き方、暮らし方、セクシュアリティ、どんな生き方であっても「応援するよ」そういうメッセージを発信することが、政権与党に課された役割のではないでしょうか。
その役割とは逆行して、当事者の気持ちの心をえぐって、「もう生きてはいけない」そう思うような冊子を配ってしまう。そして、それを撤回もしない。わたしは本当に自由民主党に失望しています。
わたしは山口県の長門市というところが地元です。安倍晋三さんと親戚関係にあります。わたしが政治を志した一つのきっかけは、安倍晋三さんの存在でした。
小さい頃から安倍晋三さんの姿を見て、この国のために働くのが政治家なんだ、政策の内容はよくわかりませんでしたけれども、幼い頃から政治家という職業に憧れを持つそのきっかけをくれたので安倍晋三さんでした。
しかし、わたしはゲイの当事者でした。17歳の時に初めて男性を好きになって、その時に本っ当に戸惑いました。
そして、いつか政治家になりたいと思っていたけれども、いつか安倍さんが近くにいるからこの人と一緒に政治をやるんだ、そう思っていました。
けれども、その安倍晋三さんが、LGBT理解促進法を一番阻んでいるその最高権力者が安倍晋三さんだと気付いた時に、わたしはどうしていいか分からなくなりました。正直。
だからこそ、わたしはキチッと彼に対峙していたいと思います。彼と戦って、彼を乗り越えていかなければいけないと思います。
もうわたしは安倍晋三さんからは卒業します。
みなさん、みなさんの一人一人のために、一人一人の個性を尊重する、どんなセクシュアリティであっても自分らしく生きる、それを支えるのが政治の役割です。
むしろ、その真逆を行っているのが自由民主党です。そして、それを阻んでいる安倍晋三さん、もうそろそろ世代交代をしたらいいんじゃないでしょうか。
日本には和の伝統があります。「和」と言うからには単数形では成り立ちません。和の精神はこのレインボーフラッグそのものだと思います。
赤色があって、黄色があって、緑色があって、橙色があって、青色があって、紫色がある。それぞれの色があるから、「和」があるんじゃないですか。
その多様性の精神をキチッと尊重することができる、そんな社会をみなさんと一緒に作っていきたいんです。
そして、ここにいるみなさん一人一人が、希望です。
今日ここに集まってくださったみなさんの声を結集させていって、一人一人の声を、一人一人の生き方を尊重する政治を、みんなで作っていきましょう。
そして必ず、これから生まれてくる子どもたちは、ゲイで生まれても、レズビアンに生まれたとしても、トランスジェンダーであっても、バイセクシャルでも、自分らしく生きていける、そんな日本をみんなで作っていきましょう。
よろしくお願いします。みんなで頑張りましょう。



【犬飼このりさん】

犬飼このりさん(前伊東市議)
れいわ新選組、よだかれん、参議院選挙全国比例で立候補しております。よだかれんの、今日はメッセージを代読させていただきます。
本人ちょっと関西行ってしまっているので、わたしが代読させていただきます。
「れいわ新選組、参議院議員選挙全国比例で立候補しております、よだかれん、ひらがな五文字で、よだかれんです。本日は、抗議の場を設けてくださり、登壇の機会を頂戴し、心より感謝し、また心からの敬意を表します。
よだかれんは、新宿区議会議員の経験を生かし、トランスジェンダー女性で初めての国会議員となるべく、今回の参院選に立候補しております。
よだかれんが当選することで、当事者の可視化をはかり、ネット上で吹き荒れるトランスヘイト、トランスバッシングにさようならをすることになると考えておりましたところ、この度の自民党のLGBT差別冊子配布というニュースが飛び込んでまいりました。
わたしはこうした人々の考えを変えようとする必要がないものか考えています。
こうした考えに賛同する国会議員には、国会からご退場いただき、またこうした考えに賛同する立候補者には落選していただけばよろしいのではないでしょうか。
幸いにも、参院選まっさかりの中、この事実が発覚しました。わたくしたちにとっては、ビッグチャンスの到来です。
ご自身の貴重な投票券を有効に活用するだけでなく、この出来事を広く発信し、アライのみなさんの力をお借りいたしましょう。
れいわ新選組、参議院議員選挙、全国比例で立候補しております、よだかれん、ひらがな五文字で、よだかれんでした。」
わたくし、代読させていただきました、元静岡県の伊東市の市議会議員をやっておりました、犬飼このりと申します。
わたし、地方の自治体議員でしたので、LGBT議連に席を置いておりますそして、大我さんとかとも一緒にレインボープライド・パレード出たりとかしていました。
わたし自身のセクシュアリティは、なんだろう、っていうとこなんですね。たぶん、みなさんそうだと思います。
今、普通にヘテロの人たちも自分がいつ変わるかわからないよって、わたしいつも言ってるんです。わたしもヘテロだったけれども、実際わからない。で、一応女性として生まれて、女性として生きてるけど、いつ変わるかわからない。
わたし、なりたいのがドラァグクイーンだったんです。あと、宝塚の男役にすごく憧れたりして、だから、どこに属してるかわからないけど、わたしはわたしなんですね。
みなさんそうだと思います。わたしはわたし、それでいいじゃないか。
そういうのを議会でも、毎回LGBTに関連することを言ってきました。差別をとにかくなくしてください。
で、わたくしの町は、市長が、トップが自民党です。それで、「いやいや、そんなことを言っても、市民のみなさんの理解が進まないとなにもできません」って言うんですね。
たぶん、おそらく、みなさん、住まわれているところの議員さんとか聞いてみてください。そのように答えると思います。トップの人たち。
「じゃあ、あなたたちのそれ仕事じゃないですか」って聞いたんですね。「そういうことを、理解進めなければできないのであったら、まずあなたたちが理解すべきだし、そういうことを伝えていく、こういうことをしてはいけない、こういう今は世の中なんだよ、誰でも多様性、誰でも尊重して認め合える社会にするのが政治の役目ですよね」って言ったんです。
でも、わからないみたいなんですね。理解ができない。たぶん、今回、冊子配布しましたけれども、わかってないと思うんですよ。
だから、わからせてあげてください。読んだんだったらば、読んでどう思いましたか、って自民党の人に聞いてみてください。たぶん、わかってないと思います。
で、こういうわからない人たちに、いくら言ってもわからないまま。だから、本当に当選させてはいけない。今度の選挙、本当に大事な選挙です。
今、自由にこういう発言してますけれども、それ憲法変わったらできなくなりますからね。憲法変わったら、わたしたち自由なくなります。たぶん、ガッカリになります。だから辞めさせましょう。そういう人たち、当選させない。
ぜひ、まわりの人に広めてください。よだかれんです。
そして、このレインボーのかわいいハートのビラがあるので、ほしい方、車のとこにいますので、わたしを探して取りにきてください。お願いします。以上、ちょっと長くなりましたけど。
みんなで頑張ろう。わたしたちは、わたしたちでいいじゃない。わたしはわたし、わたしはわたしです。頑張りましょう。ありがとうございます。



【頼さん】

たのみさん(ありえないデモ 呼びかけ人/#トランスジェンダーの人の名前を尊重してください 署名活動 発起人)
こんばんは、みなさん。わたしは普段、「ありえないデモ」という、トランスジェンダーの人の人権の擁護を訴えるデモをやっています。頼と申します。
今日、わたしはインターセクショナリティの話をしたいと思います。具体的には、障害や病気とLGBTQ+のインターセクショナリティの話です。
まず、大前提として共有しておきたいのは、同性愛者であること、クィアであること、トランスジェンダーであることは、決して治すべきものではありません。セクシュアリティは、わたしたち一人一人の人格、人としてのアイデンティティの根幹をなしています。だから、もし仮に変えることができたとしても、絶対に変えさせられるべきではありません。
冊子に書いてあった、「性的少数者の人格や、尊厳を尊重する」って、そういうことですよ。 わかってますか、自民党のみなさん。
そして、わたしたちが知る限り、誰かのセクシュアリティを外部からの介入によって、思い通りにコントロールすることは不可能です。
いわゆる、転向療法の効果が科学的に示されたことはありません。転向療法は、それを受けた人の人格や尊厳を踏みにじり、とてつもない苦痛を与えます。死に追いやってしまうことも少なくありません。
そんなものを勧める冊子が、日本の政権与党、自民党の影響力の大きな議員の多数所属する、神道政治連盟の会合で配られたことに強く抗議します。
そんな冊子がそういうところで堂々と配られる国で生きていかざるを得ないということは、わたしたち性的マイノリティとしてはものすごく恐ろしいことです。自民党は今すぐあの冊子の内容を撤回してください。
同時に、わたしは障害者差別に反対する立場からも、あの冊子の内容には強い怒りを感じました。そして一方で、その冊子に対する一部の方による「LGBTQ+は障害ではない、病気ではない」という批判のされ方にも、わかるんですけど、危うさを感じました。
確かに、シスジェンダーの異性愛者でないということは、障害や病気ではありません。そういう病理化がLGBTQ+への差別のツールとして使われてきた歴史は反省しなければなりません。でも、わたしたちは、障害じゃないから、病気じゃないから、尊重されなければならないのではありません。誰でも、障害があっても、病気があっても、依存症で悩んでいても、あくまで自律的な個人として尊重されなければならないのです。そして、当然、悩んでも社会が障害のある人を想定していないがゆえに生きづらさを感じても、それは本人のせいではない、むしろ社会が変わるべきなのです。
今回の神道政治連盟の冊子は、特定のセクシュアリティを精神障害として捉えることが、あたかも、それだけで転向療法のような、非人道的な医療介入を正当化するかのような前提で書かれています。しかし、精神障害者であっても、医療介入を強制されたり、押しつけられたりすることは絶対にあってはなりません。本人が治療や医学的介入を必要として、希望している場合でも、インフォームドコンセントに基づいて、できる限り主体的に、それらを選び取る権利があります。
性的マイノリティも、精神障害者も、共に、国家や社会の都合で一方的に、治療が必要な対象と見なされ、主体性を奪われ施設に閉じ込められ、社会から隔離されてきた暗い歴史があり、現在でも必要な治療と関係なく拘束され続けている方や、長期間の拘禁による後遺症に悩まされている方もいます。この共通の歴史を踏まえた上で、わたしたちは、今回の冊子が前提としている、障害者差別、エイブリズムにも強く抗議しなければなりません。
そして、忘れてはならないのは、インターセクショナリティです。LGBTQ+の当事者で、なおかつ障害者でもある人は、複合的な差別を受けています。
これらの差別を、比較的スッキリと切り分けられるケースも確かに存在します。例えば、LGBTQ+として受けた激しい差別が、直接の引き金となって鬱になってしまう人は本当に多いです。それで、命を落とす人もいます。LGBTQ+への差別さえなければ、バリバリ働けていたのに、自分らしく活躍できていたのに、そういう人も本当に少なくありません。そういう人たちが、自分らしく活躍できる社会を作っていくことが、政治の役割であると思います。
一方で、そうではない人もいます。特に、必ずしも、LGBTQ+としての差別に、直接起因しない精神障害を抱えている当事者もいること、そして更に、LGBTQ+として受ける差別が、そういう人に追い討ちをかけてしまう場合があることは、軽視してはならないと思います。
わたし自身は、子供の頃から漠然と、与えられた性別がイヤだなという思いがありました。高校生の頃にADHDと診断されました。10代の頃から何度も鬱になったり、寛解したりを繰り返してきました。診断は受けてませんが、双極性障害の疑いがあります。去年の春にトランスジェンダーとしてカミングアウトして、医学的な性別移行を始めました。
ちなみに、トランスジェンダーのホルモン治療は、保険適用されないので、わたしも全額自己負担でやっています。混合診療になるから、これからやる予定の手術も自己負担です。製薬会社がお金にならないから、トランスのホルモン治療の治験をなかなかやってくれないから、保険適用のための認可が降りないんです。こういう、市場が上手く機能しない、医療の問題に介入するのも政治の役割じゃないんですか。
そして、これらの出来事や属性は、わたしの中で複雑に絡み合って、わたしという人を形成しています。こっちの生きづらさはトランスだから、こっちの生きづらさはADHDだから、鬱だから、ときれいに切りわけることは難しいんです。
わたしは去年の秋から、所属していた大学院を休学していて、一旦始めたアルバイトも辞めてしまい、現在は定職についていません。原因はよくわからないのですが、ここ一年ほど、ほとんど仕事が手につかなくなってしまいました。毎朝仕事に行く、毎日仕事をする、それ自体が苦しくてできません。親の仕送りにも頼りながら、時々できる範囲でアルバイトをしながら、なんとか生活しています。
わたしが、もし明日から法律が変わって、特例法が変わって、無条件で法的にも社会的にも、男性として認められて、どうでもいいところでいちいち性別を聞かれることがなくなって、世の中のトランス差別、LGBTQ+差別が今よりも減ったなら、それだけで、わたしも今よりは確実に生きやすくなるでしょう。今よりやりやすくなる仕事もあるでしょう。だから、わたしも当然、特例法の要件の即刻緩和や、LGBT差別禁止法の制定を求めています。そして、わたし自身は、結婚する予定はないですが、同性婚の法制化もアライとして求めています。
でも、晴れて、それらが実現しても、わたしは、きっと定職にはつけないままだと思います。たとえ、トランスジェンダーとしては差別されない職場であっても、そもそも週40時間働いたり、熾烈な市場競争を勝ち抜いたり、そういうことをストレスに感じすぎてしまって無理なのです。
性別移行を始めた頃は、「これまでの自分の生きづらさは性別違和のせいだったんだ、 男性として認められたらまたバリバリ仕事をするんだ」、そう思っていました。でも、今はそうは思えません。わたしは、この社会において、発達障害があることの生きづらさ、定期的に鬱になってしまうことの生きづらさを、性別違和と一緒に、ずっと我慢してきたんだと気づきました。去年、性別違和を我慢するのをやめたら、他のことも、芋づる式に我慢できなくなってしまったのかもしれません。自分があまりにもなにもできなくて、情けなくなることもあります。それでも、可能な限り自律的に、誇りを持って生きていきたいんです。
このように、障害者差別とLGBTQ+への差別のインターセクション、交差点に立たされている人は少なくありません。わたしの周りにもいます。何人もいます。
正直、その中ではわたしの状況はかなり「イージーモード」だと思います。わたしは、中流家庭に生まれ育ち、高等教育を受けたことにより、蓄えてきた文化資本があり、親にもわたしの性別について一定の理解を得ることができた、医学的な性別移行をするだけの金銭的支援を受けることができた、そういう特権が重なって、まだなんとかやれている部分が大きいです。
でも、経済的にもっと余裕がない人もいます。LGBTQ+であることをカミングアウトしたら、家族に家を追い出され、家族に支援を打ち切られてしまった人もいます。働けないので、家族に経済的に依存せざるをえず、カミングアウトできない人もいます。そういう人たちこそ、影響力のある政治家が転向療法なんかを奨励したら、周囲の意向で受けさせられても逃げ出すことができない、脆弱な立場にいるのです。
わたしたちは、LGBTQ+への差別に反対していく時に、障害者への差別に加担していないか、注意する必要があります。
LGBTQ+への差別さえなければ、いわゆる定型発達の、いわゆる健常者が、政府が納得する形で、社会貢献をすることができる、週40時間きっちり働いたりできる、そういう人が、その限りにおいてのみ、性的マイノリティとして生きる権利を認められる、なんていうことは本来あってはなりません。パートナーと子供を作れるかどうか、という意味での生産性を、権利を尊重する条件にしてはならないのと同様に、国や企業にとって使いやすい労働力という意味での生産性 もまた、権利を尊重する条件にしてはならないのです。
様々な差別の軸を超えて、みんながお互いのアライとして、また、この社会での差別をやめられる当事者として、力を合わせて、全ての人の人権が、誰かの求める生産性に関わらず、無条件に尊重される社会を、一緒に作っていきましょう。そして、政治家にはそのような政治を求めます。 そういう政治家を選んでいきましょう。ありがとうございました。



【山賀沙耶さん】

山賀沙耶さん(フリーランス編集ライター/パフスクール スタッフ)
わたしは、『パフスクール』という団体でスタッフをしていて、フリーランスの編集ライターをしています。沙耶と申します。
先日、『日本Lばなし』っていう、Lのライフヒストリーをまとめた冊子をみなさんのクラウドファンディングで製作しました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
わたし、こういうところでスピーチするのはじめてなので、みなさんのように上手く話せないかもしれないんですけれども、応援よろしくお願いします。
去年の2月、わたしは、一生することがないと思っていた両親へのカミングアウトを手紙で果たしました。
カミングアウトすると決めた時、最初にしたことは、パートナーと住んでいる世田谷区での同性パートナーシップ宣誓をすることでした。
なぜか。わたしは岐阜という、保守的な地域の出身で、わたしの両親は規範意識が強い人たちです。ただ同性のパートナーがいると言っても受け入れられないだろう、だけど、自治体で公に認められたパートナーシップだと言えば、反対できないだろうと思ったからです。
もし、これで国に同性婚があったら、どんなに心強かっただろうというふうに思いました。
また先日、こんなことがありました。
結婚して子どものいる異性愛者の友人が、「子どもがいない2人の結婚は非常時のためのものでしかない」とわたしに言いました。
わたしはそれは違うと思いました。
確かに、パートナーが病気になったり死亡したりした時など、非常時に、結婚しているかどうかで、扱いがすごく変わるとは思います。だけど、わたしが日々メンタルを少しずつ少しずつ削られているのは、もっと日常的な、ささいなことなんです。
例えば、友達や家族、親戚、近所の人、仕事の人間関係などで、パートナーの存在をどう説明するのか、それともパートナーは存在しないことにするのか、毎回頭を悩ませなければいけない。
例えば、旅行でどこかに泊まるとか、うちは犬が二匹いるんですけども、犬を動物病院に連れていく時とか、あと家を借りる時、買おうと思った時、共有のクレジットカードを作る時とか、2人でサービスを利用する時にも、いろいろ工夫しなきゃいけなかったり、不安になったり、戸惑ったりすることばかりなんです。
ここで、もし「配偶者です」の一言で済めばいいのに、っていうふうに日々思っています。
法律上同性同士のカップルの関係性を証明する制度が国にないということは、パートナーがいるかいないかに関わらず、同性をパートナーに選ぶ人がこの国に存在しないものとして扱われている、存在を否定されているということです。
わたしはこのことがいちばん問題だと考えています。
それは、わたしたち当事者、特にこれからこの国で大人になっていく若者や子供たちが生きる力を無くしてしまうことだと思うからです。
今回、神道政治連盟国会議員懇談会で配布された冊子のことを松岡宗嗣さんが記事にしてくれて、わたしも神道政治連盟の機関誌『こころ』の最新号を読んでみました。「同性愛と同性婚の真相を知る」という楊尚眞ヤンサンジンさんの記事を読んで、この人たちは自分と違うものが恐い、現状が変化することが恐いんだなというふうに思いました。でも、その自分の中にある恐れを、LGBTQ+のせいにしないでほしいんです。
生物は多様性がないと進化しません。台湾にIT大臣のオードリー・タンさんという方がいらっしいますけれども、彼女があの政府の中で認められたことで、台湾はコロナ対策が素晴らしい政策を実現してきました。日本という国が多様性を認めないっていうことは、日本の衰退を意味するというふうに、わたしは思っています。
宗教団体が信仰を変えられないっていうのは、ある意味仕方がないことなのかなと思う部分はあります。ただ、彼らの差別的な主張を、政権与党である自民党が容認してしまうのは、本当に重大な問題だと思います。
むしろ自民党は、時代に合った新しい制度を作って、より多くの人々が幸福に生きられる社会を作る立場にいるはずじゃないでしょうか。
自民党員の方々が「自分は差別主義者ではない」とおっしゃるなら、あの記事の内容を今すぐ明確に否定・批判してください。
あの記事と同じ考えだと思われたら恥ずかしいと、はっきり言明してください。
自民党に期待しないっていう方々が多かったんですけれども、わたしは自民党の方々の良識を信じたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。



【中里虎鉄さん】

中里虎鉄さん(ノンバイナリーギャル/フォトグラファー)
クィアのみんな、アライのみんな、なんで、あーしら、今ここにいんの?
あーしらさ、今日めっちゃ天気よくて、夕日めっちゃきれいだったじゃん? 普通に酒飲みたくね? 普通にピクニックしてたかったくね?
でも、あーしらは、普通に夕日を楽しんだり、友達と遊んだり、パートナーとデートしたり、好きな人とデートしたり、家族と一緒に過ごしたり、そういう普通の暮らしが、当たり前の暮らしができないの。
なんでかって言ったら、あーしら、ずーっと不安を抱えながら、恐怖を抱えながら生きてんの。そんなのおかしいじゃん。
あーしら、ここにいるんじゃなくて、大好きな人たちと一緒に楽しい時間過ごすべきじゃん。夕飯食べたいよ。お腹空いてんのよ。おしっこだってしたいんだよ。
その中で、こうやって声をあげてるのは、彼ら(※自由民主党)が名前にも掲げてる「自由」を求めてるからなの。
みんな、ニーナ・シモンって知ってる? あっ、微妙そうだね。オッケー。
ニーナ・シモンが言ってたよ、「自由とは恐怖を感じずに生きられること」だって。虎鉄もそう信じてんの。あーたらもそうでしょう?
恐怖を感じずに生きていくこと、それが自由なはずなのであれば、彼らが今やっていることは、それと正反対のことです。
わたしたちは自由を求めています。だから晩ご飯を我慢して、おしっこしたいのも我慢して、友達と遊ぶのも我慢して、ここにいるんです。
今日ここに来られた方も、ここに立った方も、ここを企画してくれた方々も、みんな、すごく緊張して、すごく怖くて、すごく気持ちがハカハカしたと思う。その中で、ここに集まってきて、たくさんの人が、こうやって連帯している姿、もう自民党の奴らに見せつけてやりましょう。
わたしたちはここにいるし、わたしたちは大丈夫だし、わたしたちは自由を求めています。
これだけ声をあげてもなかなか変わらないかもしれない。次の選挙でも、その次の選挙でも、自分たちが、あーしらが求めている未来は、まだまだ遠い先かもしれない。そこで、何度も何度も「なんでやってきたんだろう」「なんのためにやってきたんだろう」、打ちひしがれると思う。
だけど、今ここにいるみんなは、手を取り合って、肩を組み合って連帯して、わたしたちが求める未来を必ず実現させていきましょう。ありがとうございました。



【かずえちゃん】

かずえちゃん(YouTuber)
今日、僕福井から来ました。
今ご紹介いただいたように、ここに来たくても来れない人っていっぱいいただろうし、自分の声届けたくても届けられない、ここに来るのか怖いとか、やっぱりいっぱいいると思うんですよ。で、自分がなんか出来ることないかなと思っていて、僕はもう自分自身のことをカミングアウトして、堂々とというか、もう怖くないから、この今の自分ができることなにかなと思った時に、じゃあ、その人たちの声を集めようっていって、このいっぱいメッセージを旗に手書きしました。
本当に声を届けてくれた方、みなさんの声ちゃんと届いてますので、ここのみんなにメッセージで届けようと思います。ありがとうございます。
今日ね、なにをしゃべろうかなって、ずっと思っていて、自分自身がメッセージを書きながら。
僕はYouTubeを2016年からやってるんですけれども、そのYouTubeを通してすごく感じたことっていうのをお話ししようと思います。
僕は小学校の5年生ぐらいの時に、なんとなく周りの男の子と違って、自分男の子に目がいってるなっていうことを気づいて、でもその時にやっぱり子供心、子供ながらに、この気持ちは絶対にバレてはだめなことなんだっていうことをすごく感じたんですよ。
で、やっぱり自分自身のこと全く肯定できなかったし、自分が自分のこと治さないとだめだってずっと思ってて、自分が自分のことをずっと否定してたんですよ。
で、本当にYouTubeをはじめて、僕が小学校5年生っていうと、もう30年ぐらい前の話ですよ。でも、こんなに30年経って、いろんなものが、それこそSNSとかパソコンとか、いろんな情報がいっぱい溢れてすごく便利になったし豊かになったけれども、すごい感じることって、なんで子供たちが置かれてる状況って、こんな30年前と変わってないんだと思うんです。自分の言えなかった時の気持ちと一緒の子供がたくさんいるんですよ。
今日もね、このメッセージいっぱい届けてくれたんですよ、「行きたいけど行けません」って。なんか本当に悲しくなるんですよね。
なので、やっぱり、なんていうのかな、行動することってすごい大切だし、やっぱりおかしなことはおかしいって言わないとだめだし、本当にすごいそれを感じるんですね。
LGBTQの差別って、今日僕は メッセージ書いててすごく思ったんですけれども、その当事者だけの差別ではなくて、その家族であったりとか、その先生であったりとか、みんなへの差別なんですよ。
このメッセージをくれた中で、小学校の先生と自分の子供がゲイだって親御さんがいたんですよ。
それを書いた時に、「子供が差別されてるっていうことが、やっぱりわたしも差別されてるんですか」って書いてきたんですよ。すごくショックだったし、本当に書きながら涙が出たんですよ。
200ぐらいのメッセージが届きました。本当に僕自身も実はね、今日一つここで謝りたいなと思うことがあって、僕が実はこのフラグをね、2枚今日持ってきたんです。で、この中にメッセージが書いてあるんですけれども、僕実はね、ここの真ん中に「同性愛は依存症なんかじゃない」って書いたんですよ。
その時に、ある一人の方が「そのなんかってよくないですよ」って言われたんですよ。その時に全く僕別にその依存症の人を差別するわけでもないし、そこに悪意があったわけでは全くないんですけれども、気づいたんですよ。
あ、そっか、知らず知らずのうちに、もしかしたら自分自身の発していた言葉で誰かのこと傷つけてなかったかなって。
自分自身の痛みには、やっぱり自分が言われて嫌なこととか、自分がしんどいことって、自分の痛みに関してはすごく敏感だったんですよ。でも、自分自身も、もしかして今まで知らず知らずのうちに使ってた言葉で誰かのこと傷つけてなかったかなっていうことを本当に感じたんです。
で、今日これをつけてた時に、その方が声をかけてくれて、すごく申し訳ない気持ちもあったし、やっぱりありがとうっていう気持ちもあったんです。
なので、やっぱりまずは自分自身、みなさんが日頃使っている自分自身の言葉を見つめること、別にLGBTQだけのことじゃなくて、この社会って本当に差別がいっぱいあると思うんです。
なので、みんな自分自身の痛みだけではなくて、本当に他者を思いやることとか、自分自身の言葉を見つけることで、たぶんこの社会はすごく変わっていくんじゃないかなって感じます。
そして、やっぱり自分自身がすごく思うのは、やっぱり自分自身が子供だった時、自分の子供の時、その子供に僕は本当にハグしてあげたいの、よく頑張ったねって。だから、そんな一緒の子供を作ってほしくないの。
みなさん、ここに当事者の方もいるかもしれない、だから、今日ここに来たこと本当に素晴らしいことだと思います。是非みなさん自分にハグしてください。今日はありがとうございました。



【野村恒平さん(メッセージ)】

野村恒平さん(全国のろうLGBTQ各団体の賛同一同)
ろうLGBTQ活動家の野村恒平さんから、メッセージをいただいてます。
「みなさん、こんばんは。 全国のろうLGBTQ各団体の賛同一同です。
LGBTQに関する法を進めるにあたり、日本では伝統的な家族とは? 家長制の伝統が残っていますが、世界各国の法制度はどんどん変わってきているのに、G7の中でも日本だけまだまだです。
日本でも多様性な家族がいます。まだまだ変わらない自民党、そしてある議員への怒り・悲しみがあります。
私たちは、ろうLGBTQとして生きています。もちろん、生きずらさは個々人それぞれですが、昨年も、同じ場所で抗議をしました。
これから生きる私たちには今があり、そして進むべき未来があります。
迅速に命を守る法律を。声を大に言いましょう。そして一緒に国を変えていきましょう。」



【wineさん】

wineさん(共同発起人)
今日はじめてお会いしたみなさん、久しぶりにお会いしたみなさん、このトピックでここで集まることがすごく残念です。
でも会えて嬉しいです。
今日、今回デモすることにした理由とそれを参加者のみなさんと後ろにある本部のみなさんにお伝えしたいと思います。
そして、この理由を聞いて今回の冊子の内容を明確に否定して欲しいということを改めて伝えます。
わたし自身は戸籍の性と自分自身が思っている性は一致しています。
これまで恋愛をしたり好きになった方々、わたしが認識している限りでは異性の方です。
わたし自身は、今回の冊子の中で許されぬ差別的なことが言われる対象のLGBTQ+のみなさんが経験してきた心理的、制度的、社会的差別から生み出される苦しみ、葛藤、そして日々生きていく恐怖を理解できるとは到底思ってはいません。
でも、なぜ共同発起人として今回旗を振ることにしたのか。
それは差別行為に加担しないと決めているからです。心にそう決めているから行動をとるんです。だから行動をしました。
一人一人の言動が、その言動の連鎖が喜びでも苦しみでもどちらでも見出すことができます。その連鎖、この連帯、連帯していくことが力になります。
わたし自身は日本の中でハーフとして生まれて、そのハーフということで、見た目や名前のことで差別にあいました。その時BLM(※BLACK LIVES MATTER)がきましたね、数年前。その時、わたしの心を動かしたものは、日本国内の中でデモをしてくれていた方々です。
デモをしなければ、日常変わることもないし、気持ちが変わることもなかったはず。その行為をしていた方の、わたしは報道の写真を見て、その方々をリスペクトしています。差別をしない、そう思うから行動を起こす。
わたしが受けた人種的な差別と今回の冊子で書かれたみな様の差別、そのことをわたしは重ね合わせること決してしてはいけないと思っています。
今回のこの差別の件、日常にある心理的差別、性の差別、社会的差別、自分には無関係だと思っている方、みんなつつましく幸せに生きてればいいじゃない、って思ってる方、思っているのであれば、少しずつ、その言動を行動に変えていってほしいです。
そして、わたしが今日はっきり言いたいのは、そのお手本になれるのは冊子を否定することから始まります。
あなた方、日本の中で力を持っています。何のためにその椅子に座っているのかよく思い出してください。
なんびとも、どなたも、みんなここにいる全員も、来てない方も、みんな、分断されたり虐げられるために生まれてきたんじゃないです。
連帯してよりよい未来を作るためにいます。
差別冊子の内容、差別冊子って言っちゃいました。冊子の内容を明確に否定してください。
冊子の内容を明確に否定してください。



【アンドロメダさん】

アンドロメダさん(共同発起人)
わたしたちが準備したことは特別なことではありません。
わたしたちは、ただこの差別を許せなかった一般の人で、こんなふうにデモできる方は、本当に誰でも起こすべきだと思います。
アクティビストだから、なんちゃらだから、やっちゃっていいということではなくて、ただこの記事を見て寝れなかった一人です。
その同じ思いで、これで終わることは決してないと思います。
これから、もっと、こんなふうな発言出ると思いますが、また、こんなふうに、また集まって、みんなの力を連帯して、もう許さないことにしましょう。



「自民党はLGBT差別冊子の内容を明確に否定してください」
Stand For LGBTQ+ Life !!!


(おまけ)

畑野とまとさんと自民党本部前で(左のシナモンおじさんが私です)


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秋山理央

全国各地のデモや抗議などを自腹で記録しています。サポート頂けますと活動資金になります。よろしくお願いします。