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大事にしてきたこと

皆さん初めまして。おかんです。アメリカ在住のシングマザーです。          娘が中学1年生。ひとり娘とお金のことが大好きです。2014年に日本円にして約270万円の借金を背負って離婚しました。2017年に完済し、経済的には困ることなく生活しています。どうやってきたのかここでシェアさせて頂きます。

よくシングマザーですっていうと「大変よねー」「アメリカは母子家庭いくらもらえるの?」とかどうでも良い質問をたくさんされる。だけど私は1人でも夫婦揃っていても大変そうだなーと感じる人もいるし、まずアメリカの場合は母子家庭だから、国が補助をくれるという仕組みがない。

当時、私は離婚を機に、日系企業に正社員で就職。しかし20万程度の収入だったから、生活と借金の返済ができない。仕事が終わって子供を迎えに行って、それから夕飯を食べさせて、夜は在宅でできるカスタマーケア、苦情や質問をemailで対応する仕事をしてました。これでも足りないから休みの日に月に2、3回の単発のアルバイトを入れ総額を30万ぐらいに保てるようやるしかないというような気合いだけで収入を確保してました。

ここで、一つ大事なことを毎日欠かさずやりました。

食事は豪華にです!「は?」と思うかもしれないけれど、決して贅沢を行ってるわけではなく、工夫をして豪華にするということです。

私は思いますが、離婚というのは子供も私も精神的にどこか影響はあると思うんです。それにお腹いっぱいになることは、子供にもひもじい思いをさせなくて済む。寂しさを倍増させなくて済む。そして会話も弾む。(余談ですがおかげで娘は日本語を一切発さないのですが、私が大阪弁で話す内容を理解し100%英語で返答してくるという奇妙な会話が成立する親子になりました。)

また、私自身も睡眠を削られ、仕事で受けるストレス、返済どうしようー!将来どうなるんやろう?という常に不安がいっぱいでスタートしたので、食事のほんのわずかな時間を楽しくしたかったのです。

そんな余裕があればという人がいるかもしれない。だけど、誰でもここって時はめちゃくちゃ頑張る時があると思うんです。コツコツと誰にも褒めてはもらえないことだけど、すごい成功が待っているような頑張りでもないけれど、黙々と大事なものの為にやり続ける。あくまで我が家のやり方だけど、これが今では、我が家の大事なコミュニーションの場となり、娘の友人たちはアジア人ではないですが、食事を楽しみに遊びに来てくれるようになったほど。そうすると私はさらに頑張る!よし!もっと美味しいもの食べさせてあげよう!とエネルギーが湧く。

今や、インターネットにつながれば、世界中の美味しいもの食べてみたいものに繋がって、娘を連れて行ってあげたいと考える。そうすると、もっと稼がないと行けないなと考える。そして考える。色々試行錯誤して学び、挑戦する自分が出てくる。

これが今の自分の基礎となっています。

「シングルマザーって大変よねー」「母子家庭いくらもらえるの?」と言われ続けましたが、今は誰にも私に言えません。

次回は私のお金の気づきがあったお話をさせていただこうと思います。







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