年間JAPANESE HIPHOP アルバムランキング解説Pt.3

みなさん、コンバンワ。
最近、マガポケ(少年マガジンの作品が読めるアプリ)で金田一少年の事件簿を読むのが好きな倫です。

さて今回は、ラストの1〜3位を感想と解説をしていこうと思います。

3.Nero Imai「RETURN OF ACID KING」9.8/10

個人的に正統派且つ王道派のTRAP HIPHOPであり、最先端を突き進んだTRIP MUSICの一枚だと思います。
そのきっかけをくれたのは、Okasianの来日公演の時にOkasianのBACK DJをしていたKINGMCKのDJ TIME時にテクノやエレクトロの音楽を序盤にかけてからの最新のUSのHIPHOPチューンを展開した時に繋がってると思い、感動しました。
その感動が衝撃となってきたのがこの作品でぶっ飛ばされる一癖も二癖もあるTRACKに乗せる日本で1番RAPが上手い男Nero ImaiのCOOLなSPITが絡み合い、中毒性が半端ない一枚となってます。
特典のMIX CDを聞けば更にその世界観がくっきりと見えてくるのでフィジカルで初回限定版を購入する為にCDショップに行く事をオススメします。
アコギのワンループに乗せる、TRAPフローが中毒性を高める「Earthquake」、YUKSTA-ILLとのぶっち切りなRAPSKILLを体験できる「Hell drive feat. YUKSTA-ILL」
Hydrobrain MC'Sが集合し、最高のTRAP TRIP MUSICを作った「Extreme feat. Karavi Roushi &C.J.Cal」と「Alice Boomin feat. C.J.Cal &Karavi Roushi」がおすすめです。

2.ROCKASEN「Two Side of」(free dlはこちら)9.93/10

個人的に声優さんに提供して欲しいHIPHOP TRACKMAKER第1位のBUSHMIND(個人的な希望は内田彩さん内田真礼さんです)が「Sweet Talking」の時からリリースをすると言ってたROCKASENのアルバムが7年越しにリリースして、今年の名盤と呼べる1枚。
正式な3人目のメンバーとして入ったBUSHMINDのトラックはテクノやエレクトロを完全に昇華し、HIPHOPのトラックとしてもPOPSのトラックとしても完璧な強度を持ち、2人の日常が鮮明に描かれた一枚。
時間も30分くらいなので気軽に聞けるし、A面とB面に分けてるので気分によって、聞き分ける事が出来るのも好きな所です。
2曲目から上がるTRACKに2人のイケてるRAPを載せた「Always There」、イントロからISSACの気持ちいいVo.が聞ける「Deez」、PV見て吹っ飛ばされた「Hard Drive」、ラスト飾る、808オンリーというタイトさを感じさせない煌びやかな「Dot B」が好きです。

1.tofubeats「FANTASY CLUB」9.95/10

正直に言うと、メジャー期のtofubeatsのアルバムをどう評価していいか分からず(アルバム内に入ってる曲で好きな曲は何曲かある程度)、リリスクの「Fresh!(tofubeats Prod.曲第2位)」やインディーズ時代の曲を聴いてた時に吹っ飛ばされた「OPEN YOUR HEART」や「CALLIN」の現行のHIPHOPやエレクトロミュージックをしっかり咀嚼しながらトーフ流に解釈した曲に飛ばされ、「SHOPPINGMAIL」の曲を聴いた時に次のアルバムはtofubeatsの作品の中で1番好きになりそうな予感すると思い始めた。
そして、「CODEIN DREAMING ( TOFUBEATS REMIX ) / COOKIE CRUNCH, J.COLUMBUS, MUTA,CENJU, OS3, EAT, ONE-LAW&PUNPEE」で確信を持ちアルバムの発売を待ってました。(ちなみに去年の年間ランキングの中で2位にしてる程のtofubeats外部Prod.曲の中でも1番好きな曲です)
そして、アルバムを聴き終わった時に涙が出てきて、この名盤が自分の細胞まで伝わる感覚を味わい感動しました。
今も聴くときは全編聴きたいのでしっかりと時間を取れる時に聴くような感じになってるけどそんな作品があっても個人的にいいと思います。
みんなのClassicとなってる「LONELY NIGHT」や「BABY」も好きだけど個人的にtofubeatsリリイベ in 渋谷タワレコの思い出補正も含めて「WHAT YOU GOT」から「THIS CITY」の展開がめっちゃ好きです。

以上、アルバムランキングの解説を終わりますが読みにくくて、本当にすみません。
今年は、本当にいい作品が出過ぎて毎週聞いて追いかけるのが困る状態でした。
来年は、もう少しゆっくりと聞ける感じになればいいなぁと思ってますが、出来ないんだろうなぁと予測してるので楽しみにしてます。

ソング部門の解説は何曲かピックアップして、やろうと思ってるのでよろしくお願いします。

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