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誰だってなりたい自分で輝ける!〜私の変化のストーリーNo.5〜

「女の子らしくするなんて、カッコ悪いし恥ずかしくて私には無理。」
実は私にも、そんな時代があった。
いや、本当に。

可愛い服なんて恥ずかしくて選べなかったし、
女の子らしい振る舞いをするなんて、カッコ悪いと思っていた。

でも本当は、周りの女の子らしい可愛い子たちが、
心のどこかで羨ましかった。

小さい頃からの好きなキャラクターだって、
可愛いキャラクターばかりだった。

私の憧れは、女の子らしい可愛さだった。
でも、それを自分がすることはできなかった。

私には似合わない。
私にはできない。

中学生の時、私はなんともひねくれた性格だった。

本当はこうしたいと思っていることがあっても、
反対の言動をとっていた。

本当はこうなりたいなと心のどこかで思っている同級生に対して、
客観的な上から目線で「ふ〜ん」と構えていた。

心の中まで、可愛くないやつだった。

高校生になって、私はダンス部に入った。
可愛くて、キラキラしている先輩達が羨ましくて。

ついに一歩踏み出したのだ。
自分もあの中に混ざって、キラキラ輝きたい。

もしあの時ダンスを始めていなかったら

自分の憧れに対して
第三者的な立場で上から目線で見ているだけ。
自分は何も行動しない。

そんな
映画に出てくる嫌な同級生役のままだったかもしれない。

ダンス部では、
3分間飛び跳ねながら笑顔で可愛く踊り続ける
そんな曲の練習から始まった。

正直、最初は嫌で嫌でたまらなかった。
「なんで私ダンス部なんて入っちゃったんだろう。」

でも、続けていると案外慣れてくるものだ。

人前で3分間笑顔で踊り続けるなんて、楽勝になった。
どうやったら可愛く見えるように踊れるか、研究するようになった。

服や見た目も可愛くするようになった。
普段の振る舞いも、女の子らしくなった。

楽しかった。
本当はずっと、こうしたかったんだ。
こんな私に、なりたかったんだ。

性格も素直になった。

自分の素直な気持ちを出せるようになったし、
自分の気持ちにそった行動をとれるようになった。

自分のことを、好きになることができた。

キラキラ輝く、主人公役になることができた。

ダンスとの出会いで、私は自分のことを好きになることができた。

だから、もっと色んな人にもダンスをやって欲しいと思った。
大学に入って、ダンス初心者を集めてダンスサークルを立ち上げた。

初心者だから、勿論みんなダンスは上手くない。
それよりも、恥ずかしがってばかりで自信を持って踊ることができなかった。

でも、初心者からダンスを始めようと思ったくらいだから、
ステージで輝きたいという気持ちを、みんな本当は持っていた。

練習するうちに、段々と変わってきた。

シャイで人前で踊るなんて想像できなかったメンバーが
地味で大人しくて華やかさなんてなかったメンバーが
笑顔で自信を持って踊れるようになる。

そんな瞬間が訪れた。

そんな姿を見て、
涙が出そうになるほど心を動かされた。

実際にダンスが上手いかどうかなんて、関係なかった。

ただ、目の前にいるその人が、キラキラと輝いていた。

私はこの変化の過程を見るのが、何よりも好きだった。
この姿を見たいから、頑張ることができた。

人が変わって輝く瞬間に、何よりも心を動かされた。

今こうやって変化のエピソードを書いているのも、

人の変化の過程を見るのが大好きで、
もっとたくさんの人が変わってキラキラと輝いているところを見たいからだ。

自信がないし私にはできない。
自分には似合わないし恥ずかしいからできない。

そんな風に思って、
本当にやりたいことにチャレンジしていない人。
本当になりたい自分になろうとしていない人。

自分の気持ちに素直に、
恥ずかしがらずに、諦めずに、
そんな風に生きた方がきっと楽しい。

勇気を持って、自分の憧れに一歩近づいてみて欲しい。

誰だって、なりたい自分でキラキラ輝くことができるから。

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