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「土間のある暮らし」 古民家の魅力を未来に生かすリノベーション

日本の古き良きものの一つである「土間」

その使い勝手の良さに気付き、魅力を感じている方が増えています。今回は、そんな土間の活用例をいくつかご紹介したいと思います。

土間とは?

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「土間」とは、日本建築における家屋内の一部を構成する間取りであり、生活空間である部屋よりも一段低くなった空間の事を言います。また、防水性に優れており珪藻土やコンクリート・タイルなどが主に用いられています。

少し前までは「土間=古民家」のイメージが強かったのですが、マンションでも土間スペースを取り入れる方が増えてきています。

アイデア次第で無限の快適スペースへ
~土間の活用例~

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【自転車収納やメンテナンススペース】
屋外で管理することが多い自転車ですが、雨に濡れた金属は錆びやすく気付けばブレーキをかけるたびにキーキーと嫌な音が…土間で管理しておけば、そんなことも防げます。

【大容量のシューズクロークやコート掛けスペース】
オシャレをすることがお好きな方におすすめなのが、見せるシューズクロークやコート掛けスペース。さらに姿見を飾れば、そこはアパレルショップのよう。お出掛け寸前にイメージと違った!!なんて焦る事もありません!

【ベビーカーや三輪車の収納・遊び場スペース】
子育て中の方が、必ずと言っていいほど収納に困るベビーカーや三輪車。さらに、土間の広さにもよりますが汚れない砂セットやオモチャを置いて子供の遊び場スペースなど、小さなお子様のいるご家庭では特におすすめです。家事をしながら子どもを遊ばせることができ、梅雨時や忙しくてなかなか公園へ連れて行く時間が取れない方などに大変便利です。

【観葉植物やプチ家庭菜園スペース】
土汚れや水漏れを気にしなくて良いので、プチトマトやハーブ等のプチ菜園を楽しんだり、観葉植物を育てる空間にも最適です。

まとめ

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最近の住まいづくりの傾向をみていると、人それぞれ予算をかけたいところは違っても、本物志向の方が増えてきているように感じます。

◎ここは、そんなに拘らないから安いもので揃えよう。
◎ここには、拘りたいから高くても良いものを使おう。

それがキッチンやお風呂などの住設であったり、フローリングの材質であったり。すべて均等に予算をかけるのではなく、ご自分の価値観とセンスで上手に選択をし素敵な住まいで充実した毎日を過ごされています。

自分の好みの洋服を着て出かけると1日がHappyに感じるように、毎日生活する空間だからこそメリハリをつけて「ここだけは!」と拘りぬいてみてはいかがでしょうか。
※但し、ご家族でケンカしない程度に(笑)


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