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「小津映画から想う -結婚式-(昭和33年度)」

「彼岸花」小津安二郎 監督

現代は結婚するか、しないかなど、個人の自由な時代。私の周りも未婚・既婚・離婚・再婚・子持ち・子無しなど、さまざまである。私は個々の自由だと思っている。他人事なので、何も思うことはない。

結婚式の話題を書いてらっしゃる方の文章を読んで、映画「彼岸花」の冒頭の結婚式のシーンをふと思い出した。

私が20代の頃。偶然出会った小津安二郎監督作品「彼岸花」は昭和33年度藝術参加作品である。「恋愛結婚」がテーマになっている。この時代は日本的結婚式が当たり前の時代だったのだろう。指輪交換など、いつから始まったのかしら。結婚式にまったく興味のない私だが、和装の結婚式のシーンは好きだ。日本の美を感じる。小津安二郎監督「初のカラー作品」としても有名。フィルムはアグファカラー。小津安二郎監督ファンとしてはカラー映画もぜひご覧いただきたい。


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