世間のイメージ。

子育て支援センターのお手伝いに行った際耳にした若いママ達の会話が気になってます。

「うちの子ぜんぜんしゃべらなくてさー(1歳くらいのお子さん)。自閉症なんじゃないかと思ってー」
「いやー、自閉症とかありえないでしょ」

彼女達の中で自閉症とはどのような認識であるのかが非常に気になりました。
(しゃべらない=自閉症だと思ってる??)
私は別な仕事をしていたので会話に割って入る訳にもいかず、そのお子さんの様子も遠目からしか見ていないのですが、うちの息子(自閉症です)がこのくらいの年頃には既に集団の中で落ち着いて過ごせていませんでしたので、まだそのような見方をしなくてもいいのではないかな…という印象でした。

そう言えば「早期療育」があまりにもクローズアップされ過ぎているためか、発達に少しでも心配な点を感じるとダイレクトに専門機関へ連絡する方が増えていると聞いたことがあります。
子育て支援センターなどもそうですが、まずは地域の身近な窓口へ相談し、しかるべきところへ繋いでもらった方が後々途切れのないフォローを受けられますので、まずは自治体から情報を得て欲しいところです。

私は現在、自宅で「発達に何らかの心配があるお子さんのご家族」を対象とした小さなサロンを運営しています。
日頃の悩みや将来の不安などをざっくばらんにお話をいただき、心のモヤモヤを少しでも軽く出来るような居場所作りを目指しています。
https://lineblog.me/banzai504/

活動の中で「子どもが特別支援学級に通っていることで、近所のママ達から冷たい扱いを受けている」「あの子とは遊んじゃダメだと言われているようだ」などという声がありました。
私が子育てをしていた時代ならまだしも、令和の世となってもまだこのような扱いを受けているご家族がいらっしゃることを、とても残念で悲しいことだと感じています。

障害に対する啓蒙活動の必要性を感じてくださった地域のプロフェッショナルな方々と連携しながら、小さなアクションを起こし始めているところです。
間違った先入観だけで物事を語らない、障害名だけが1人歩きをしない世の中であって欲しいと切に願っています。

#自閉症スペクトラム
#子育て支援センター
#サロン活動


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