ヒモ生活のいろは②
ご機嫌をとる
はい。基本中の基本です。
ヒモになってすぐの間、あなたはヒモ先にとってまだ未知の存在です。
「なんかウチに居座ってるけどまあいっか。」
ヒモ先にこう思わせればあなたの勝ちですし、価値があろうが無かろうが「ここにいてもいいよ」と存在を認められたことになります。
まず、人間関係を円滑に進めることの第一歩として、相手のご機嫌を取りましょう。
その基本がミラーリングです。ストナンやバーナンの世界では当然のように使われるテクニックです。
このミラーリング、端的にいうと相手の言動をコピーするといったものです。
相手がお酒を口にしたタイミングで自分もお酒を口にするというのは、お持ち帰りの手法でも取り上げられたりします。私流でいくなら、さらに相手の目を優しく見つめながらお酒を同時に口に運びます。
「目があったね笑」なんて一言添えれば小さな笑いが生まれるかと思います。
また、言語によるミラーリングの手法として、相手と同じ言葉を繰り返すことが挙げられます。例えば、
A「もう寒くなってきたね〜。」
B「そうだね、寒くなってきたね〜。冬みたい」
A「うん、冬みたいな寒さだね。コート出さなきゃ」
B「コートを出す時期になったのかー。時間が過ぎるのはあっという間だね」
A「わかるー、あっという間に過ぎていっちゃう・・・」
これがお互いにミラーリングを使った会話の一例です。
このように相手の使った言葉をうまく引用しながら、自分の発話を構築していくことが重要です。相手は、自分の話を聞いてもらえているという実感を得ることができます。こちらにとっては話を聞いていようがいまいが、です。これ、ポイントです。
つまり、ミラーリングというのはそのまま言葉を返してあげるだけで効果のあるコミュニケーション方法なのです。これは、ほとんど頭を使いません。
ですので、他のことを考える余裕があります。
ヒモたるもの、ミラーリングを駆使してこちらの持っていきたい方向に話を持っていきましょう。ミラーリングに加えて、こちらの話したい別の話題をうまくプラスしていく。
上記の例では「寒い」から「コート」、「時間が経つのが早い」と話題が遷移していくのがわかると思います。ミラーリングを駆使することで話題の転換もスムーズになりますし、何より会話の主導権を握ることができます。
ヒモ先の感情をうまくコントロールして、ヒモ先を乗りこなしましょう。お小遣いの交渉ができるようになれば一人前です。
さて、次回は特別なnoteを書いてみます。
ヒモになろう①〜ヒモ生活のいろは②までの内容をさらに昇華させた記事になります。
ヒモになるべく具体的に何をするべきか、詳細に記述していきます。
無料分だけでもテクニックや心構えについて約8000字ほど書きました。有料版はこれらを詳細に記載し、数量限定、かつ随時アップデートという形式とします。
本気でヒモになりたい方は、ぜひご一読ください。
無料記事はここまでとなります。お読みいただきありがとうございます。次号の有料版でお会いしましょう。
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