FC町田ゼルビア2020シーズン編成考察

お久しぶりです。我が軍も沖縄での1次キャンプを終え、宮崎での2次キャンプに入りました。J1の一部のチームはACLなどでシーズンが始まってきた中で、FC町田ゼルビアの2020シーズンの編成を我ながら考察してみたいと思い書くことにしました。

移籍まとめ

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13人の選手が退団していきました。元居た場所に帰っていった選手。他のチームに活躍の場を求め移籍した選手。フロントから0円提示された選手など。

痛すぎるシーズンMVPの流失

一番チームにとって痛手だったのはロメロの移籍でしょう。9ゴールでチーム内MVPであろうロメロは年齢的にもステップアップの可能性は低いと私自身も思っていましたが、甘かったです。移籍先の新潟はスペイン人の監督を新たに招聘し、言語理解の部分でも日本国籍を取得したロメロはうってつけの人材だったのでしょう。ドリアンやジョンがチームに馴染んだことには彼の存在が大きかったことでしょう。特に18シーズンのホーム大分戦でのドリアンとのエピソードは胸が熱くなりました。ゼルビアとの試合以外で活躍してほしいですね。それにしても2シーズン連続でチームMVPの退団は痛い...


0円提示された選手たち

早い段階で退団が発表された藤井と戸高について。藤井に関しては深津、酒井、大谷の残留が既定路線の中、大谷を今シーズンはCBで起用するつもりで、序列的に藤井を満了にするとなったのでしょうか。年齢的にも3,4番手に甘んじていられないでしょうし、クラブの財政的にも残すことが難しかったのでしょう。岩手で頑張れ藤井。

戸高は土居や岡田の若手とのプレースタイルやポジションが似ていて、かつケガが多く稼働率の低さを考えると仕方ないですかね。大けがからの復活や天皇杯鹿島戦でのゴールなどドラマ性のある選手だったので応援したくなる選手でした。富山で頑張れ戸高。


仕方のない別れ

このオフにも5人の期限付き移籍で加入した選手が退団していきました。特に増田と小林はレギュラーだったので退団は痛いですね。増田は何度も決定機を阻止してくれましたし、小林はすぐにフィットしてスタメンを張るように。彼らがいなければJ2残留はなかったことでしょう。クラブとしても彼らを残すための努力をしたはずですが、彼らはJ1でも活躍できる実力の持ち主で、交渉の主導権はゼルビアにはありません。

陵平さんはケガさえなければ活躍してくれたと思います。もちろん東欧から来てくれた志村、J3やJ1、そしてルヴァンや天皇杯でセレッソで試合に出れた可能性があった中で恵まれた練習環境にない町田を選んでくれた山内にも感謝を。

クラブ規模を考えると俗にいうレンタル移籍で加入してくるJ1からのおこぼれの恩恵を受けながらクラブを成長させ昇格を狙うしかなく、今後もレンタル移籍の選手に頼らざるを得ない状況は続いていくことでしょう(今オフも6人が期限付きで加入しましたし)。やはりレンタルの選手に頼らないスカッド編成を行うためには、カテゴリーを上げる、練習環境を整える、経済力のあるなど魅力のあるクラブへの成長が不可欠です。


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簡単にポジション別に整理

GK

増田とケンタワタナベが出たので湘南から秋元とFC東京から廣末がそれぞれ期限付きで加入。安定のGK3人体制です。ベテランと若手2人でいい競争になりそうです。

CB

藤井と小林が出たので広島から水本が期限付きで加入し、SBで起用されていた大谷をCBにして配置転換。深津、酒井の既存戦力を合わせて4人体制になるかと。水本-大谷が1stチョイスになりそう。足元の技術に長けた選手がいないだけに、新監督の目指すサッカーがどのようになるか楽しみになります(いろんな意味で)。

SB

奥山、海舟、下坂と鹿島から加入した小田の4人体制か。公式のフォトレポートを見る限りだと、左は奥山と下坂、右は小田と海舟かな。

DH・CH

既存の井上、ハンジェ、森村とガンバから来た高江の4人で2枠を争う格好に。森村がスタメン筆頭か。もうひと枠をハンジェと井上が争う感じかな。

SH

昨シーズンはここが固まらなかったのも低迷の一因だと思っております。今シーズンは左が岡田とジョンとマソビッチ、右に土居と吉尾と予想。

ST・CF

あえてFWと表記しなかったのには理由が。平戸が中央で起用されていて、かつスカッド的にトップ下とは考えにくいからです。

STは平戸、中島、晴山、ジョセフ。CFにステファンとドリアンと予想。


個人的スタメン予想

スカッド

キーパーと左SH、STが読めないですね。

皆さんもよかったら開幕前にスタメンを考えてみては。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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