卒園式を終えたのだが、どこを省略したのかさっぱりわからなかった
今日娘の卒園式を終えた。
その思いの丈はメインブログにこれでもか!!!とこれから詰め込んで書く予定なので核心はそちらにとっておくことにして(←)、ひとつ今回の式を経て感じたことがあったのでnoteにはそちらを書き記しておきたい。
今年の卒園式は新型コロナウイルスの影響で開催されるのかどうかも危ぶまれる状況で、その後無事に開催されることになったものの『省略版』での式となることが決まった。
それを聞いた私はと言うと、『省略』という言葉に対し、
仕方がない状況だけれども…やってくれるだけもちろんありがたいし感謝しているのけれども…一生に一度の卒園式なのに省略ってなんか悲しい…受け入れるしかないんだけど…悔しい…
と少なからず感じていたのだ。
もちろん、それに対して先生方に文句を言うなどということは考えすらしなかったわけだが、それでも…コロナの野郎を恨まずにはいられなかった。
ところが、ふたを開けてみたら…
ん???本来は何がプラスされる予定だったの????
と思う程、何の違和感もなく、非常に感動的で、最高にあたたかい、素晴らしい式となったように思う。
先生方のご配慮で、一人一人の修了証書授与は執り行ってくださったので、余計に省略感を一切感じなかったのである。
ようは、『入場して、修了証書を貰って、園長先生からのお話をちょこっと聞いて、退場』という流れだったのだが、もう今後これでいいんじゃないかと感じるくらいその流れで非常に満足出来た次第である。
尚、本来であれば、園長先生のお話の長さが二倍となり、祝電の披露があり、在園児代表からの言葉があり、記念品の授与があったり…だったそうなのだが、その辺りが省略された。
その省略された内容を聞いても改めて感じる。
省略バージョンで充分だ、と。
コロナウイルスの影響で、最近では働き方改革が政策としてというよりは必要に迫られて進んでいるように思う。
「働き方改革だって~がんばってね~」とどこか他人事だった企業も、己の身に危険が降りかかるとあって当事者意識が芽生えたのかもしれない。
働き方を見直して仕事のボリュームを減らしても得られる結果が前と同等なのであれば減らしても何も問題もない。
今回の卒園式に関しては、省略することが決まったのが直前だったので先生方もドタバタしたとは思うのだが、逆にこれが今後定着すれば先生方の負担も減らせる上に子どもと親の満足度は変わらないという非常に良い結果となるように思う。
感染のリスクもあるし、経済の影響も心配だし、何かと心配が尽きぬ昨今ではあるが、怪我の功名、災い転じて福となす。
今回の経験をプラスに活かして、各々の負担を減らしていく方向に社会が動いてくれることを切に願う。
そして、今を生きる子ども達が『働くって楽しい!』と素直に思えるような社会が、未来が、待っていますように。
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