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愛を受け取り拒否してきた自分

ほら、やっぱり私は愛されていない。

それを自分で自分に証明するようにそう見える現実を探し出して自分で自分に突きつける。そしてそれが雪だるま式に大きくなって「ほらやっぱり私はダメなんだ。ほらね、ダメでしょ私。」とずっとずっと自分に言い続けてきた。ってこの頃ぼんやりと見えてきた。

そして人から褒め言葉をもらったときも「絶対にそんなことない。私絶対にそんな良くない。こんなにほめてくれるなんて、きっと何か裏があるはず。裏がなかったとしたら、この人が優しいから私にそう言ってくれるんだ。」ってずっと思ってきた。今もその思いは拭えない。ほめられたとき瞬時に否定したくなる自分が沸き起こる。相手を否定することは良くないと、いろんなところで知識として得たり、今までの経験として「やっぱりちゃんと相手がそう言ってくれていることは素直に受け止めよう。」と切り替えるようにはしているけれど、心の奥では「やめて。私そんなに良くない。」って否定している。

私を良いと思ってそう言ってくれる人も心の中で否定している。そして否定してくるように見える人に対して「本当、そうですよね。あなたの言うとおりですよね。私はやっぱりダメダメ人間ですよね。」と賛同している。

愛してくれる人よりも愛してくれないと見える人を追いかけては落ち込んできた。もうすでに、溢れんばかりの愛情を受け取っているはずなのに、その愛情はそっちのけで、自分から去って行く人、自分を愛していないと感じる人を追いかけては「ほらやっぱり私はこんなにも人から嫌われる存在なんだ。」と自分で自分に突きつけてきた。

今、軌道修正の仕方を自分で確立しようと、日々試行錯誤している。

私をしっかりと受け止めてくれる人と、本当にわかり合えるように。いや、何よりも何よりもすぐに困惑しやすい自分を自分で受け止められるように。

自分からのサインを受け止められるセンサーを磨いていったら、多分、愛は存分に受け止められる自分になる。

誰に何と言われようと、または思われようと、自分の足で立っていられる自分になれたら、誰かからの愛もしっかりと喜びで受け止められる私になれる、そう思って日々、実験中。

SNS発信するようになったから、余計に鮮明に自分が浮かび上がってくる。SNSは私にとってとても効果的な研究所だと思う。

関わってくれる全ての人が私の実験に協力してくれているんだと思う。きっと。



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