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朝からミーティング、そして気づき

いてくれるだけで良かった。息を吸って吐いて、ただそこにあなたが存在してるだけで、私は本当に幸せだった。あなたに何にも求めなかった。あなたがそこに存在していること、ただそれだけが私の喜びだった。

そう思っていたはずなのに、成長すればするほど、その思いを忘れ去ってしまう。今日、朝の早くから、人とお話しする機会をいただいて、自分の子供との関わりを振り返っていた。

初めての子供の時は、何もかも手探りで、分からない事ばかりで戸惑うことばかりで、周りと比較して、自分の子供は大丈夫か?って心配ばかりしていた。母乳がちゃんと足りているのか、心配で、助産師さんに相談したら「こんだけまるまるとしていたら、大丈夫ですよ」とやさしく言ってもらえた。何が基準かわからないから、とにかく、全てが心配だった。

一歳半を過ぎても歩かないから心配で公園に歩く練習をしに行ったりした。土の地面だったらこけたら痛いからって、芝生が一杯ある公園にわざわざ電車乗って行ったり。そのときの思い出の花が木蓮だった。ふわふわ綿帽子みたいに浮かぶ花たちに囲まれたやさしい午後の時間だった。ニコニコしながらよたよたしながら一歩二歩を完成させた。
今思えば笑い話だけど、当時は顔面蒼白で必死だった。

一生懸命すぎてピント外れで、子供にはありがた迷惑どころか、ただただ迷惑極まりない親だったと振り返る。それでもちゃんと育ってくれた。
ありがとう。

そして頑張りすぎた自分にもありがとう。

そして今、反抗的な態度に、全身からナイフが飛び出している自分に、「ほらほら、思い出して」って言ってあげられるチャンスをある人からもらった自分に、ありがとう。

そんな簡単なものじゃない、すさまじい格闘もこれからあるかも知れないけれど、とにかく、原点、思い出そう(笑)

愚かですぐに爆発してしまう自分への大事な大事な備忘録。

朝から素敵な気づきをありがとうございました!!!


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