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お片付けの決意

子どもたちとたびたび片付けのことで口論になってきた。

ある日には、口論の末に、つかみ合いの喧嘩になり命がけの戦いになった。運動神経の良い彼女とまともにやり合ったら、この先新聞沙汰の事件になりかねない。冗談じゃなく、本当に真剣に思った。

そんな彼女がある日突然自ら部屋を片付け始めた。

私はただただ涙が溢れてきた。

先日、素敵な方のお家にお邪魔して、その居心地の良さ、安らぎを、家族全員で感じさせて頂いた。

そこにいるだけで活力が溢れてくる空間。やさしく、穏やかになれる空間、みんなが自然に笑顔になれる空間。美味しい食べ物がより一層美味しく味わえる空間。

やっぱり心地の良い空間作りって本当に大事だと思った。

もう人にガミガミ言っている場合じゃない。

まず、自分から。自分のできることから。まず、自分から自分のできる範囲でその空間を広げていこう。

多分、家族みんなそう感じ始めたんだと思う。

やさしいお片付け、リバウンド無しのやさしいスッキリ空間。

きっとみんなで完遂できる。

私は、今時古くさい人間だと思われるかも知れないけれど、自分の家族を作りたかった。自分の一番の大事は、子どもたちだって、今日ハッキリと自分の思いに出会った。大きくなって、もうほぼ見向きもされていない状況かも知れないけれど。

将来、もし、私のように、「この人です」と子どもたちが誰かを連れてきたら、即座に、「どうぞ、ゆっくりしていってね」と言えるために今、覚悟を決めなければ、きっとそれは頓挫すると思った。

ずっとずっとずっとずっと自分の家族が欲しかった。だからいつもキャリアのことに疎かった。

そんな自分を後悔したりもしたけど、やっぱり、私はココがあってのこれからの私なんだってハッキリ自分が見えた。

そして完遂に向けて、夫にも全ての自分の思いをシェアした。

子どもたち、そして旦那さんに、お片付けのことで眉間にしわを寄せない、笑顔でありがとうと言える空間作りを淡々と黙々とこれからやっていくことをここに宣言します。

ご協力頂けるこの場に、ただただありがとうございます。


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