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デンマークに学ぶ!ヒュッゲな空間を作りだす照明構築4ステップ 【シーリングライトを卒業しよう 】

今日も一日お疲れ様でした!

会社や学校から戻ってきて自分だけの時間を過ごせる空間・・・

“家“。

ご家族のいる方も、一人暮らしのお部屋の方も、自宅でのリラックスタイムは何物にも代え難いですよね。

“ヒュッゲ”な場所

実は自宅でも、リラックスする“自分の定位置”は決まっているもの。
ソファ、リビングのテーブル、書斎、ベッドの上、お風呂、もしかしたらトイレなど・・・北欧ではそれらで過ごす時間全般を“ヒュッゲ”と呼んだりしますが、私はベッドで転がりながら本を読むのが最高にヒュッゲです。

“居心地の良さ”を生み出すモノ・・・!光・・・!

そんなお気に入りで心地よい指定席には、つい長居をしてしまいますよね。

ゆったりとした時間と、いつもの音楽が流れていればずっとそこに居たいと思ってしまうのも仕方ありません。

でも実は“居心地がいいな”と思う場所に共通するのは、「リラックスできる照明」があることの様なのです。

明るすぎる光、直接目に入る照明、青白い蛍光管などは基本的にNGで、

温かみに包まれて、そのまま眠りに誘われてしまうくらいのセッティングがベスト。

ヒュッゲ先進国!デンマークから学ぶ照明手法

ところで、デンマークの住宅には、蛍光灯をつかった「シーリングライト」という物が殆んどないというのをご存知でしょうか

その代り、スタンドライトやフロアライトなど、ほんのりと光る穏やかな移動式のライトを必要なところに散りばめるように設置します。

その効果と言えば本当にゆったりとできる照明で、まさにヒュッゲそのもの。

ライトひとつの置き方でこんなに印象が変わるのかと驚くばかりです。今回はそんなデンマーク流のヒュッゲライティングの基礎をご紹介いたします!
この記事を読めば、お部屋全体を落ち着く空間にするコツが掴めますよ♪

Step0 部屋全体を均一に明るく、という強迫観念から逃れよう

暗いという言葉にはどこかネガティブなニュアンスがつきまといます。街中には闇を駆逐せんとばかりに光が満ち溢れ、そしてその恩恵は受けとって余りあるものがあります。

その流れもあってか、「均一に明るくすること」を目的とした天井照明が売れ筋で、アンニュイでデザイン性のある照明は二の次三の次と敬遠されがちに感じます。

でもヒュッゲな空間に、どこから見ても明るい照明は不要。

家の中はやっぱりリラックスができる場所であり、「あなたの居心地がよくなること」が一番大切なのですから。

Step1 二灯に分けて理解しよう。全体照明と部分照明の役割。

部屋全体を隅々まで明るくする必要がない事が分かったのなら、

あなたはもう ほぼデンマーク人。

続いてヒュッゲなライティングを構成する要素を勉強しましょう。

ヒュッゲなライティングで大切にされるのは、温かみのある光に包まれる感覚。
その実現にはライトを2つの種類に分けて理解することが必要です。

① 部分照明(タスクライト)

まず考えなければならないのは、あなたの行動にぴったりな照明器具は何か、という事。狭義では「タスクライト」と呼んだりもします。
あなたがリラックスするのに最低限必要な明かりをはじめに選びます。

食事をするのであればペンダントライトをテーブルから70cmくらいの高さにセッティング、

読書であればスタンドライトやアームライト、背の高いフロアランプを本に向ける。

ベッドに入ったときは光源が直接目に入らないように工夫したスタンドランプや、全体を乳白色素材で覆った背の低いフロアランプがおすすめです。

ポイントは人間の活動度が下がるほど、照明も背が縮んでゆくこと。そういう意味では、最も人に寄り添う光が部分照明とも言えます

② 全体照明

部分照明で手元の明かりを用意したら、次に考えるのは空間全体の照らし方

空間を照らすとは言い換えるなら、「どの壁面を照らしてあげるか」と言うこと。

テレビのある部屋でよく使われるのは液晶の裏に照明を仕込み間接照明とする方法。これは目線の先にある壁の明るさを上げ、奥行きを感じさせる事が出来るくふう

食事がメインの空間なら、同じく壁に向かってスタンドライトを当てて抜け感を演出することもできます。

読書をするときであれば壁と天井の間にスタンドライトを立て、壁と天井からの反射光で眼にやさしく

ベッドにいるときは部屋全体がぼんやりと明るくなるように、床から近い位置から天井に向かって照らしてあげるのが良いです。

Step3 それぞれの比率と総光量を調整する

ここまで来たら、照明の位置と高さは固定します。

広い範囲を照らすライトは大容量で明るく、手元のライトは暗めに設定をして部屋全体の明るさのバランスを取ることで、

メリハリのついたライティングができます。

白熱灯で読書灯にするのであれば20w~40w。広い範囲を照らすライトであれば40w~60wがちょうどよいでしょう。

ワット数や照射先との距離で明るさを調整する方法もありますが、調光機があるととても便利です。

生活の質向上の為、買われることをお勧めいたします。

Step4 シーリングライトを取り外そう

このnoteに書いてあることも環境によっては順番が入れ替わる点や不足がある点もあります。そこを自分で実験するのもまた楽しい物。

Step3までを完遂したあなたは立派な照明愛好家です。

思い切ってシーリングライトを取り外して、本格的に照明を集めてみてはいかがでしょうか!

このノートでは気まぐれでおすすめのエジソンランプや北欧照明についての情報をつぶやきます。

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