DaiGoさんのフィルターを通したNVCを聴いてみた!!
100人いたら100通りあるNVC。
(「いや、300通りかもよ」と友人に言われる。確かに。笑)
いろんな人のフィルターを通したNVCがおもしろい。
DaiGoさんのNVC、アウトプットしてみます。
(わたしにとっては、驚きのNVCでした!!)
前・後半で8つの方法を伝えてくれました。
では、書きます。
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<前半>
「また同じというか有名なマーシャル・ローゼンバーク博士の研究です。マーシャル・ローゼンバーク博士が提唱した個人間の衝突を避けて、共感的なコミュニケーション、お互いを分かり合えるようなコミュニケーションを行うために開発されたのがノン・バイオレント・コミュニケーション。それをマスターするために作られたのがNVCエクササイズです。」
人は支えてもらわなくちゃいけない近しい人に、バイオレント・コミュニケーションによって突き放しちゃう。
これを防ぐためにあるのが、ノン・バイオレント・コミュニケーション(NVC)。それだけ仲が良い人でも、このNVCができるようになっておかないと、敵になってしまうことがある。
僕らは気づかないうちに相手の攻撃性を増してしまう喋り方をしていることがある。
一言多い、言葉の行間、イライラをつくらせてしまうなど。わざとじゃないけど、イライラしているときにしてしまう。
自分のことを相手に伝えられている状態じゃないと、心に感情を隠してしまう。
Aさんにしているイライラを抑えている状態で、Bさんとコミュニケーションをしてると、そのAさんへのイライラがBさんへの会話に乗る。
(わかる。旦那へイライラしているとき、子供に当たる。笑 子供たち、すまぬ。。)
そうなるとBさんも敵にしてしまう。
仕事でストレスを抱えやすい人は、家庭が崩壊する。イライラは一番近しい人に向けられる。これは仕事で家族との時間が取れないから崩壊したんだって言うんだけれど、それは違う。
仕事で受けたイライラを解消していないから、仕事の中でちゃんと相手に伝えて解決していないから、家に持ち帰り、奥さんや子供にそれが向いてしまう。
敵意の連鎖を作らないため、こういうバイオレント・コミュニケーションをなくすために、NVC(ノンバイオレン・コミュニケーション)をお伝えします。
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ちょっと、一旦止めます。
わたしが2年弱通して学んできたNVCと質感が違って、DaiGoさんらしさが出ていて、おもしろいぞ。
旦那も「俺、このNVC聴いたことないで?」と言っていた。笑 同じく。笑
ハイ、ココからはぶわぁーっと一気に最後まで書きます。
結構なボリュームなので、DaiGoさんの話し方を想像して読み進めてみてください。
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<8つの方法>
①観測エクササイズ
1.夜寝る前にその日のうちの心の中で浮かんだ他人への批判と、自分に対する批判を紙に書く。自分のバイオレント・コミュニケーションを客観視する。
2.その批判を主観を排除した客観的な文章に書き換える。
相手の発言を分解できると、イライラしなくなる。
自分の感じたことを相手がやったことと混ぜてしまう、これを分離する。
②他者観察
1.大勢の人がいるところで一人決めて、5分タイマーをつけて、その人をひたすら観察する。
2.この人はどんなことを考えてるだろう?を紙に書く。
3.この書いたことを見ながら、自分が浮かんだ観察のうち、事実の観察はどれ?自分が下している評価はどれだろうか?事実と評価を分ける。
人は事実、自分の評価、思い込みを分けれない。
これを分ける練習をしましょうねっていうのがNVCエクササイズの初期の部分。
客観的な事実がわかれば、イライラしない。自分の評価で判断しているからイライラする。
評価はどっちが正しいかわからない、だから思い込みかもしれないよって最初に学ぶのがNVCエクササイズの重要なところ。
③ゴシップチェック
噂話、ゴシップに心を惹かれたとき、注意をむけてしまったとき、興味を持ってしまったときに、
1.それはどのような噂だったの?
2.そのゴシップを思い出したときに、どんな気持ちになる?
3.どういう感情・ニーズを満たしたくて、このゴシップに惹かれたのか?
を紙に書く。
(突然「ニーズ」って出てきたけど、これみなさんわかるのかな???)
これがゴシップチェックというNVCエクササイズ。
人間がゴシップを求めるのは、自分のネガティブな部分や自分にとって都合の悪いことを正当化する・現実逃避するため。
このダークなニーズまでわかると、自分のネガティブな部分、解消し切れていない闇の部分が見えてくる・知ることができる。
まだ自分はマシだって思うようにゴシップを見ているなら、そこに向き合いましょうね、じゃないと相手に攻撃的になるよ。
ゴシップは自分の闇を映す鏡。
④イリテーション(イライラ)
1.イライラした出来事を書く。
2.それを丁寧な文章で書き直す。
3.それを相手にぶつけて反応を確かめる。
人間はイライラしてると端折る。
感情と向き合って、動機・理由・背景の感情も入れて、丁寧に説明する、伝える。そうすると、NVCをちゃんと使える発言に変えられる。
<後半>
相手に変わって欲しい、でもイライラしていると敵意を乗っけちゃう。敵意のせいで、言いたいことが歪んでしまう。お願いしたいことを内部にある感情を入れてしまう。イライラすると相手には伝わりにくくなる。
「マーシャル・ローゼンバーグ博士という先生が開発したコミュニケーションテクニック。個人間の無駄な衝突を避けて、お互い共感できるようなコミュニケーションができるように開発されたもの。」
人間は残念な生き物、この残念さを認めて前へ進むにはどうしたらいいの?
⑤ネガティブ感情チェック
ネガティブな感情は自分の感情を歪めてしまう→怒りになる。
そこを紐解いてあげると「本当は大事なんじゃん」っていうところに辿り着く。
他人との会話などでネガティブな感情を抱いたときはトレーニングのチャンスと思うこと。相手に何を求めているのかが明確になる。
1.ネガティブな感情が起きたときに、何が起きたのかをすぐに客観的に記録する。時間が経つと、記憶が曖昧になりさらにネガティブに歪めていく。(観察)
2.何を感じたのかを書く。(感情)
3.裏にはどんなニーズがあるからなのか?どんなリクエストがあるからなのか?(ニーズ・リクエスト)
これをいちいち見ていかないといけない。
人間の感情は動物と一緒。
猫や犬に感情やリクエストを聞いてみる。
⑥電話トレーニング
電話をかけるときに感情的になることがある。
電話をかける前に(人と会う前に)やること。
1.その相手に何を求めているのか?
2.相手が自分のリクエストを飲むためにはどういう情報が必要?
人は人と会うとき、自分の感情を満たそうとする。
人間は感情の生き物。だから感情を伝える。でも感情をぶつけたいわけじゃない、本当は何かやって欲しい、動いて欲しいことがある。
でも敵意向けられると敵意で返したくなるから、そうならないように「自分は何のニーズを満たすためにその人に会うのか」を先に考える。
リクエストを相手が受け入れてくれるためには、どういう会話をすればいいのか、どういう方法を与えればいいのか、ということを考えてから会話をする。
自分のニーズを意識することもできない人間が、他人に共感を求める権利はない。自分のリクエストを自分で考えて、相手に対する自分の共感能力を鍛えるのはいいんだけど、相手に共感を要求するのはやめたほうが楽に生きれます。
感情を満たすんじゃなくて、ニーズを満たすために相手と会話をする。
これはビジネスの基本中の基本。
⑦不満解析
リクエストがうまくいかなったときに使うテクニック。
自分が満足できなかったコミュニケーションを思い出す。
1.どんなリクエストをしたかを書く。
2.そのリクエストは具体的で明確に表現されていたかどうか?
(思い出せないなら、相手には超抽象的に伝わっている)
3.そのリクエストはポジティブな動作で表現されていたか?
(ネガティブな表現だと相手は受け入れにくい。イライラしているとネガティブなリクエストをしがち。)
4.どういう風にリクエストを再構成できるか?
心に余裕がないとできないですよね、じゃなくて、これらをやらないから心に余裕がなくなる。
テクニック・エクササイズなので、とりあえず自分からやってみること。
⑧NVCバディ
ペアやチームを組むのですが、一人でやるには親友や信頼できる人を選んで、アサーティブコミュニケーションの話をまずしましょう。
(※アサーティブコミュニケーション・・・自分の言いたいことを大切にして表現すると同時に、相手が伝えたいことも大切にして理解しようとするコミュニケーション手法、らしい。わたしは知りませんでした!)
その人に練習台になってもらう。
「あなたがそういうのを聞くと、わたしは〇〇という感情を感じます。なぜなら、〇〇に対するニーズが満たされていないからです。なので、リクエストとしては〜〜をして欲しいんですが・・・」
とい公文で伝える。
この公文じゃなくても、感情・ニーズ・リクエストという3ステップの順番に伝えるのがNVCバディというエクササイズ。
これはいきなりみんなに実践することはできないから、信頼できる人、こういう風に喋っても大丈夫な人と練習してみましょう。
大抵の人は感情しか言えないか、感情すら殺してしまう。そこには何も生まれない。
最初は我慢できる、でも限界がきて感情をぶつけ合う、別れる。カップルはNVCバディを組むことがデフォルトになった方がいい。
これをやるとNVCの基礎が身につくよ。
小さいことから、なんでも自分が感じたときにリクエストまで考えて伝えてみること。
家族でそういうルールを作ればいいのでは?子供も大人も。子供だからできないって思っているかもしれないけど、子供は大人よりできる。
これからの①〜⑧をすることで、人間関係いい方向に持っていきましょう。
NVCは非常に明確で重要なアサーションテクニックのひとつ。使ってみてください。
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でした!!
DaiGoさんの超早い口調をそのまま一部を書き留めていったので、(実際は事例を踏まえてこの何倍も喋っている)できるだけわたしの解釈が入らないように、太字などもしませんでした。読みやすいように行間は空けたけれど。
わたしの感想としては・・・
冒頭にもチラッと書きましたが「出会ったことがないNVCだ・・・」というのが最初の感想。
わたしがNVCを深く学ぶ上で、一番大切にしている「ハート」が感じられなかったというか。一年前くらいのわたしだったら「これはNVCじゃぬぁーいっ!!やり方じゃねぇーっ!!」って、もしかしたら怒っていたかもしれません。笑笑
(でもちゃんとそこにもたくさん向き合ってきたので。今は自分の大切なことに気づき、少しずつ成長しています♡笑)
わたしもずっと型にはめて練習をしている時期があったし、「在り方」がいまいち分からなくて「やり方」を実践していた。やっと最近になって身体と心の一部になった感覚でいる。自然に自分の中にNVCがあるかんじかな。
DaiGoさんのNVCは、心で感じるというより、頭で考えるテクニック論でした。DaiGoさんのフィルターを通したNVCというよりも、DaiGoさんが徹底的に客観視し、観察をしたNVCだと思いました。(これはわたしの解釈(笑))
それでも、やっていくうちにたくさんの人たちの心に染み込んでいく(心で感じられるようになってくる)とは思うし、それはそれで素敵だなって感じました。
このNVCエクササイズって、どのNVCの本読まれたんだろう??英語の本かな??日本語なら手にとってみたい!
DaiGoさんがオススメしていた三冊の参考文献はNVC関連なのかな??↓
【だれもわかってくれない 傷つかないための心理学】
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【われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略】
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【信頼はなぜ裏切られるのか】
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おぉ、かなり長くなったので、この辺でおしまいにして、娘を迎えに行ってきます。
やばい!遅刻する!
では、また明日!
循環が循環を生むのがすきです。サポートしたいただいた循環を、文字で循環していきます♡