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とんでもねえ会社に入ったときの話1

コロナの影響もあって、過去にあったトラウマを今でも考えてしまうので、この場を借りて吐かさせてください。
そして、また会社について悩んでいる方にとって「世の中にはこんな事もあるのか!」と思うキッカケになれば、と思います(そして、今回は言葉遣いも少しフランクに捉えられるように変えますね!)。

コロナ騒動が激化する前に会社を辞めた。キッカケとしては、ずっと続いていた胃の痛みと精神的なストレスからくるものだった。近所の医者から診断書をもらい、辞めた。今回は、この会社を巡って学んだことをnoteに書いてみようと思う。

私の仕事はいわゆる専門職だった。大学生のころ、興味を持って教授の伝手を借りてボランティアに行ったりしていた。そこでは、利用者が笑顔で課題に取り組み、自主的な活動をしていた。もちろん、サポートすることもあったけれど、自分の意思を伝えられる・メリハリもついていたように感じる。私は何回かボランティアをするうちに、「こんなサポートが出来る人間になりたいな」と思うようになった。さらに言えば、自分が幼いころに何をしても他の子よりも鈍くさかったことを思い出して、手助けしたくなったのかもしれない。

就活のころ、私が希望する職種はなかなか求人が無かった。最近になって、認知され始めた事業なうえに、他の業種の人と交代で回している所も多かったからだった。正直、周りがきちんとしているだけに焦っていた上に就活に対してもピンと来ていなかった私はとりあえず同じような専門職の企業セミナーに通うことにした。

どうしような~と悩んでいた矢先に、ある転機が訪れる。たまたま企業セミナーで話を聞いた所の方が興味を持ってくれたのだった。さらに、知り合いから別の企業の紹介もあって、「これは、光が見えたのではないか…!」と初めて思えた瞬間だった。

結果論でいうと、私は企業セミナーの会社ではなく、知り合いから紹介された企業を視野に入れていた(これからA社と呼ぶ)。理由としては、『一番自分がやりたいことに近い・給料もきちんとしている・休みも多い・交通費支給・就業時間も短く残業もほぼ無し』という夢のような待遇の良さからだった。話を聞きに行った時も愛想のいい対応の仕方をしてくれた。「この人なら、信頼できるかもしれない」と思った私は「ぜひともお願いします」と頭を下げて帰ってきた。

そんなときに、雲行きが怪しくなったのは何度かの連絡を取った時だった。今思えば、会社として「ありえないだろ!」と思ってしまうけれど、何もかもやり取りがメールではなく、SNSだった。私は、企業説明会で興味を持ってくれた人の会社(B社)も受けていたが、正直「受かるのは無理だろうなあ」と考えていた(なぜなら、他府県なうえに面接時に自分の住んでいるところに合いそうな所があるという話もしていたため…)。案の定、お祈りだったため、「連絡してね」と言われていたA社に連絡を入れた。そうすると、就労内容の言葉(今思えば、福利厚生が最初聞いた時よりも消されていたな…という印象があるけれど)とともに、「こちらも前向きに考えています!」というような返しだった。ここで気の利いた言葉でも言えれば良かった!と思うのは、今でも後悔ポイントではあるけれど、ほかの候補者がいるのも知らされていなかったうえに「雇うかどうか決めかねているから働きたいか返事を早急にくれ」とも言われなかった私は「あ、これで決まったのか?それとも、また連絡があるのだろうか…」と思ってしまった。そして、卒論やサークル、バイトのこと、家のことが重なって3日後くらいにしか返事が返せなかった。さらに2日ほど、見たままスルーされ、返ってきた内容は「1週間、連絡が無かったから他の人に決めた。今回は無かったことで。」だった。

えーーーーーー!!!!!確かに、すぐ返事を返さなかった私も悪い!90%くらい悪い!!でも、ちゃんと理由も伝えたうえで連絡したし、他にも決めかねてる人が居るなら「早く返せ」って先に言ってよ!何なら、1週間も放置してないよ!1週間たってないし、そのうちの何日かはそちらが無視していたぶんだよ!!ていうか、決めていない状況で「前向きに考えてます」なんて軽々しく言わないでくれ!!!!!!!!

心の中はゴロゴロに荒れてしまったし、バイト先で顔面蒼白になりながら連絡を返したのも覚えている。その日、怖くて眠れなかったことも、上手くいっている友人が羨ましくて仕方なかったことも、毎日のように怖くて泣いたことも、昨日のことのように思い出せる。

結果論として、本当に相手方に別枠で雇った方がいたかどうかは分からないままだったけれど、もう一度面接に漕ぎつけて雇ってもらうことに成功した。ただ、最初の時から伝えていた電車通勤については正直「え?電車遅れたらどうするの?」という感じで最初とは違って不服そうな印象も受けた。その時、私は悟ってしまったことがある。『この人の機嫌を損ねてはいけない、この人が気分で返信が遅れることや疑問を持つことは良くても、私が遅れたり、変なことを言わないほうがいいのだ』と。

そうして、しばらく経った後、「一緒に働くメンバーで一度集まりましょう」ということになった。そこで、私は衝撃的な事実を知る。働く前は「正社員は他にもう一人いるからね」と言われていたにも関わらず、正社員が私1人しかいなかったのである…。

今回は、ここまでにしておきます。長くて、説明不足な文が多くてすみません…。今回は、私の落ち度ももちろんあったのですが、正直「えー!!!まじかよ!!!」と思ってしまった案件でもあり、きっかけでもあります。

今回の写真は少しでもさわやかにしようと綺麗な色の夕焼けです。これくらいの色が大好きです。

次回、『始まる社会生活、顔色を伺う日々、胃は辛し』

では、また!





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