遠くなったと感じる瞬間

友達が「遠くなってしまったなー」と感じてしまう瞬間がどうしてもあります。それは、物理的にも、という意味もあるんですが、感覚が変わったなあと思う瞬間があるのです(上手く説明が出来なくてすみません…)。身勝手ながら、そんな経験ないですか？という意味を込めてnoteに投稿しようと思います。

今回、私がそう思ったのは何気なく友達のSNSを見たからでした。その子は高校時代の繋がりがある子です。元々、高校時代もリーダーシップを取りたがる子で目立ちたがりな子ではあったと思います。それが頼もしく見える時もあれば、人によっては「しんどく」感じてしまう対象でもあったとは思います。彼女も彼女で、もしかすると「この子たちは私とは合わない」くらいは考えていたのかもしれません。でも、彼女の十分優れているはずなのに人間臭さを感じる部分や彼女の好きなことに対する全力な姿勢は「すごいなあ、羨ましいな」と思っていました。

高校を卒業してから彼女は地元を離れて進学しました。私も進学先は地元ではないものの、実家から通っていたため、たまに彼女が地元に帰ってきた時にご飯を食べに行ったりしました。それ以外にも、SNSを通してずっと連絡を取っていました。

そんな彼女に「遠くなったなー」と感じたのは、社会人になった頃でした。彼女は会社でも感じることが多かったのか、SNSで女性問題や政治問題に対する疑問を発信するようになりました。それ自体には全く問題がないと思いますが、私の周りで女性問題や政治に対する疑問を投げかける人が周りに居なかったのでシンプルに驚いた記憶があります。「まあ、この子は興味もちそうだったもんな～」と思いながらぼんやりSNSを眺めていました。それでもって、私も会社で疑問に思ったことがあったので、「彼女も色々疑問に思ったことがあったんだろうな」くらいで考えていました。

でも、今回のコロナ影響での対応などに対してどんどん過敏に過激になっていくような気がしました。私はそれを見て、何となく「もう一緒にいたあの頃とは違うんだな」と寂しく感じてしまったのです。そして、私がSNSで見かける女性問題や政治問題を高らかに発信する人はかなり過激な考え方の人も多いので「彼女もそうなってしまわないだろうか…」と勝手に心配している部分もあります。さらに言えば、単純に私がこのコロナの影響下で政治などの社会問題を目にする機会が増えて疲れているだけなのかもしれません。

彼女のことが嫌になったわけでも、連絡を絶ったわけでもありません。何なら、最近は「また会って話がしたいなあ」と思うくらいです。ただ、今、私は彼女と話をして果たして話が合うのだろうか…失望されてしまわないだろうか…と不安にも思うのです。反対に話してみると案外「あ、変わらないわ」となるかもしれませんが。

年月が過ぎることや環境が変わることで、よく知った友達でも「変わったな」「話が合わなくなったな」と感じてしまうのは正直、仕方がないのかもしれません。私は、人と疎遠になってしまうのを気にしてしまう性格なので、気にしすぎなだけだとは思います。ただ、それでも少し寂しく感じてしまった瞬間でした(身勝手極まりないですが)。ずっと同じようなレベルの話をしていた子が急に彼氏の話しかしなくなる感覚に少し似ているなあ、と思いました。

今回も思いつきのnoteですみません…。
今回の写真は以前行った場所で撮った、アンブレラスカイです。

では、また！