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明治安田生命J2リーグ 第20節 ロアッソ熊本

MEIJI YASUDA J2 LEAGUE MATCHWEEK 19

SUNDAY, 11 JUNE 2023 · KICK-OFF 19:03 JST
in
EGAO Kenko Stadium

1.プレビュー

行きたかったよぉ熊本!
でもさすがにサラリーマンには日曜ナイトゲームはムリやで┐(´д`)┌ヤレヤレ

とまぁ、こんな感じで開き直って、事前になにも考えてませんでした。
強いてあげるなら、天皇杯に控えにすら入ってなかった選手、サンタナ、乾、井林、高橋、白崎、吉田、権田を基本骨格として、あと残り4人はうまく時間配分して、疲労の蓄積や運動量をキープできるかがポイントじゃね?くらいですかね(゚σ_゚) ホジホジくらいに呑気に構えてました。
(神谷、中山は怪我の復調具合が分からんので除外)

2.試合レビュー

というわけで、久々に土日出歩くことのない自堕落な週末のメインディッシュとしてDAZN観戦にいそしみます!

で、試合開始前からなにか不穏なのは…

まず、(゚Д゚;≡;゚д゚)ドユコト?ってなりますよね
通常ミッドウィークに試合があったのでターンオーバーすることは明白だったのに、乾、井林、高橋、白崎が見当たらない!?
どうしたのでしょうか?こういった短期的な離脱者については公式発表がないので分かりません。天皇杯の『THE REAL』の裏方メンツを見返して確認したくなりましたw
何より天皇杯でフル出場していた皇帝と、SBとしての地位を築きつつあった高木践がCBコンビ。イバ高橋温存してたんとちゃうの!?それだけで不安が募ります。

試合内容と言うと、フラストレーションがたまる展開。
清水サポの中にはサンタナセフンのツインタワーを待ち望んでいた方もいるかも知れません。が、この試合は機能しませんでしたね。

たぶんこんな感じでスタートしましたが、徐々に…

こんな感じの4-3-3風に
想像するに、いままで乾が担ってきたロールを神谷が行うとした結果だと思ってます。がCFのサンタナセフンにサイドアタッカーは期待できません。おかげさまで清水自慢のサイド攻撃が鳴りを潜め、TLには『戦術乾』の単語が溢れてくる始末

後半から、54minに中山、61minに北川岸本を投入してテコ入れ。前述の本来のサイド攻撃を活性化させるためでしょう。けど、一向に熊本は崩せるまでに至りません。
J2のスタッツには走行距離が無いので分かりませんが、たぶん熊本のほうが走っていましたね。一人ひとりよく走る上に、しっかり対人で寄せて簡単に前を向かせないことを徹底していました。

やっぱり熊本の志向するサッカーは、九州らしい走り負けないサッカーと言えるかもしれませんが、縦に早い攻撃的な姿勢は大木武さんのサッカーだと思っています。
知っての通り大木さんは清水と縁が深い方です。コーチ、監督として清水に携わってくれました。でも大木さんを一躍知らしめたのは甲府時代でしょうね。記憶が確かならば、現代的な4-3-3を実装した最初の日本人監督だったはず。経営的に安定しない当時の甲府にあって、超攻撃的なサッカーを標榜して結果を残し、清水に凱旋したのはよく覚えています。また、当時日本では珍しかった、自分の戦術理解度の高い選手(鶴見)を一緒に連れてくるのも新鮮でしたね。ただ結果が伴わず1年で解任は残念でした。

と、大木さんのことを思い返せば、熊本の攻撃的サッカーは納得出来ます。それでいて強烈なハイプレスって、清水がやりたいサッカーなんじゃね?

いつもだったら逆なんじゃないかと見紛うボール奪取位置です。
明らかに清水の出足を狙うボール奪取が目立ち、清水はうまくボールを運べませんでした。逆に熊本はアタッキングサードの質が良くなく、清水の最終ラインのブロックを崩せません。ここでこの試合の主役ともいえる高木践が際立っていました!

高木践は本当に素晴らしい出来でしたね。高さ勝負では厳しいですが、熊本の早い攻めのおかげで平面勝負ができたのかも知れません。勘違いして欲しくないのは、高木践の活躍の裏には、コースを切る北爪のポジショニング皇帝のカバーリングもあってからこそ。即席の最終ラインでありながら、上手くコミュニケート出来ていた証かと思います。でも高木践の相手に飛び込むことなく冷静に対処していたプレイは誇らしいですよね。逆に熊本は走れるビッグマンがいたら怖い存在になりそうだと密かに震えてます。

まぁとにかくアウェイの連敗をもがきながらも止め、勝利を掴み取ったのは大きいでしょう。よく言う、内容が悪くても勝ち切る強かさがなければリーグで勝ち上がるのは不可能です。その上で、次の試合に繋げられるかが今後の清水を占う上で非常に重要だと思っています。期待しましょう!!

3.熊本行けたら…

試合に勝てたのが不思議なくらい熊本のサッカーが素晴らしかったのです。でも、正直旅先で負けるのは悔しいんです。悔しいけど、カモンロッソを生で見てみたかったかもw
で、遠征出来ないって端から決めてかかってたので、今回の熊本遠征プランを練ってなかったけど、もし行けたらどうゆう道程にしてたんだろうか?

まず静岡からのルート選択で序列の低い航空便。唯一輝けるのが北海道と九州へのルート。熊本直通だと静岡14:20→熊本16:00、空港から車で20分弱(タクシーで¥3270)でスタジアムにつくので行きはスムーズ。
ただ試合は19:00KO。帰りの便は20:00を境にして便が無くなるので、どうガンバっても日帰りはむずかしいんです。
じゃあ1泊してぁ…って考えるとちょっと欲が出てきます

食事や観光地に名所、旧跡…と調べ出したら切りないけど、たぶん行くならここは外せないかな!

日本に現存する唯一のキャバレーです。キャバクラじゃありませんよw
唯一ってなるとこの機を逃したくなくなるのが常でしょ!

となると…
10日(土)静岡14:20→✈→熊本16:00→八代17:30→宿(八代)→ニュー白馬→就寝
11日(日)起床→八代観光→→→宿(熊本)→スタジアム16:00→試合→就寝
12日(月)起床→熊本観光→→→熊本16:45→✈→静岡18:10

最終日をもっと楽しむなら福岡まで出ても良いかもね

あと一人だとどうしても疎かにしてしまうのが食事。別に腹を満たせれば…って思うとテキトーにしてしまいガチなんです
ただこの旅路だと外せないのが桂花なんです。熊本ラーメンとして都内にも何店舗かあるようなので知ってる方もいるかも知れませんが、是非プランに組み込みたいんです。何故なら…その昔、横浜ビブレの地下にひっそりと暖簾を出していたんですよ。

若かりし頃に頻繁ではないけど通った桂花。桂花と言えば太肉麺。わりとボリューミーなのでいつも小太郎麺にしてたけど、本店でもあるのかなぁ?
と、少し思い出に浸ってみましたw

4.次節

次は代表ウィークでJ1はお休み、うちはルヴァンGS最終戦、ホームで浦和を迎え撃ちます。現時点で自力勝ち抜けが残されてますし、ミッドウィークにも試合がないので全力で行くでしょう。
基本的なことですが、ルヴァンのレギュレーションは各グループ1位は自動的に、すべてのグループ2位のうち成績上位3チームの計8チームがプライムステージ(決勝トーナメント)に進出できます。
グループBは一番混戦で、最下位川崎にも1位抜けの可能性があります。逆に勝ち点が拮抗してるため2位抜けは期待できません。我がエスパルスは得失点で大きくマイナスしてるので、引き分けではダメなんですね。(レッズは引き分けでも1位の可能性があります。)

ちなみに、この間もJ2は開催されているので、これから試合数の差を解消すべく過密日程になります。降格したクラブにとっては厳しいスケジュールなんですね、J2って。【了】


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