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自分の好きなところ100

最近、自分で課題を決めてそれに取り組むことにハマっている。
それっぽく言えば、ミッションを考え、それを遂行、その後リフレクションをする。というのがマイブーム。

今回は自分で自分の好きなところを100個書き出すことに挑戦してみた。

100なんて本当に思いつくのか疑問だったが、やった後の達成感だけを味わいたくて書き始めた。

気付き

最初に書いていたのは、人から言われた自分の良いところ。

向上心があるとか真面目だとか努力できるとかそういうの。

でもこれだけでは、当たり前だけれど100個なんて到底書けない。
結局のところ周りの人から見た自分の姿でしかない。
自分でそういう自分が好きかと問われたら、正直なところ分からない。好きかもしれないし何とも思ってないような気もする。
実はこれらは、他人から見られたい理想の自分の姿なのかもしれないとも思う。(それって要するに好きってことなのだろうか?、違う気もするがそんな気もする)
それらを書いている途中で、自分の気持ちが曖昧になってしまった。

そのため20ほど書いたところで案の定、行き詰まって大後悔。50にしておけばよかった〜と後悔した。(後悔するポイントがそこではないけど)

が、しかし、自分で決めたことは意地でも達成させたい私は、頭を悩ませつつも必死に絞り出した。

そのために、やったことはただ1つ。

「自分の心に素直になった」

何かができるとかこういう長所があるとかではなく、これが好きな自分が好き、とか、これに夢中になれる自分が好きとか、そんな風に視点を変えてみた。

そうすることで、不思議と自分の好きなところがとどまることなくポンポン出てきた。

沢山の素敵な人たちに囲まれて過ごしていること
常に新しい視点や価値観に触れたいと思っていること
自分の中から湧き上がる疑問を大事にできていること
新しいことを知る時にワクワクする
誰かの誕生日などを祝うのが好き  …etc

実はこれが好きとか、ついついやってしまうこと、これをせずにはいてもたってもいられないことなどを、自分の気持ちに素直になって考えてみた。

その過程で気がついたことは、良くも悪くも、私は今まで自分のできること、できないことばかりにフォーカスしてしまっていたということ。
周りからの評価ばかり気にして、「できる」ことだけが全てだと思っていた。「できている自分」にしか生きている価値を見出すことが出来なかったのかもしれない。
周りと比べて、これができる自分は好きだけれど、できない自分は大嫌い、というように表面的にしか自分を見ていないことに気づいた。

結局のところ、自分のことを一番否定していたのは他の誰でもない自分自身だった。

自分の知らない自分

書き出していく中で、自分でも驚くようなことが出てきて発見が多かった。

世界が不思議だといつも思ってる
自然を愛してる
面白いこと大好き
本当はバカげたことしたいって思ってる
根拠なんてないけれど未来は明るいと信じて疑わない

これが自分で書いていて拍子抜けしたベスト5

それを自分自身で、自分の好きなところだと思っていることにまたびっくり。

自分の知らない自分を知った。

終わりに

「自分のことを好きだと言える」

これが一番最後、100個目に書いたこと。自然とこの言葉が出てきた。

ここまでやり切ると自分の嫌なところなんてないや〜と思ってしまう。
良いところ悪いところ全てひっくるめて自分。こんなに好きなところばっかり探して書き出したら嫌でも自分を好きになってしまう。
短所だと思えること嫌だと思うことでも、見方さえ変えれば「長所や好き」になり得ることも知った。

一年前の私がやったらきっとこんなには書けなかったと思う。自分の嫌いなところの方が100個書けたかもしれない。それほど、自己肯定感が低く、自己受容ができていなかった。

そう考えると、「私はとてつもなく成長した」ということを身に染みて感じた。そして、とてつもなく感動した。

今、これをやり切った私は、良いところも悪いところも全てをひっくるめた自分が好きだと言い切ることができる。

この(いわゆる)ミッションは最高の形で終えることができた。やってよかったと声を大にしていうことができる。

私はこの達成感と言葉に言い表せないほどの感動を一生忘れることはない。

〜今日の言葉〜

When I accept myself, I am freed from the burden of needing you to accept me.
(自分で自分を受け入れることができるようになった時、人から認めてもらはなくては、という思いから解放される)

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